せかぼく学園放送部 お便りコーナー「夏ですね、皆さん衣替えしましたか?」

秋葉「衣替えなー。基本、クールビズだよな」

森「秋葉くん、いきなり本題に入ってるよ」

秋葉「あ、せかぼく学園放送部! 今日のお便りは白子のビスケさんから。タイトルです」

一同「どこかで聞いた名前だ」

司「……ともかく衣替えの話題だな」

忍「せかぼくははじめ季節感なしで行こうって話だったんだけど、作者的に無理だったんだよね」

森「リアルタイムで季節の描写するの好きだから」

司「しかし基本、次の夏の話が来ても年は進んでいない、サザ〇さんワールド方式」

秋葉「そんなわけで二度目の夏がやってきたわけですが」

忍「去年、海の事件を解決する話書いて、UPできなかったの一年待ち」

秋葉「タイミングを逃すと大変なことになるのな(汗)」

森「私は私服だから衣替え感あまりないけど……」

忍「私と秋葉は一応制服だし、クールビズで」

秋葉「と言っても、本編だとイラストついてないしその描写もないよな」

忍「入れるとややこしくなる。季節感も煽られてさすがにシリアスパートでサ〇エさんワールド方式は時間軸に矛盾を生じてしまう」

秋葉「……そっか(納得)」

森「クールビズ……秋葉くんは上着なしとかYシャツでOKでしょ? 忍ちゃんは」

忍「コートのような制服の下に、実はベスト着用してる。……普段してないけど」

司「割とタイトな作りのオーバーだからな」

忍「だから夏は室内にいる時は、ベスト姿かな。首元は例によって女子の規制は甘い」

秋葉「スカーフをリボン、タイどう結んでも自由。もしくはノースカーフでもOKかぁ」

忍「スカーフもなんかブランドみたいなんだけど、貸与品だしよくわからない」

森「室内クーラー冷えするからしといた方がいいよ」

忍「うん。そとは日よけか」

秋葉「相変わらず女子力というより合理的な会話ですね」

司「理にはかなっている」

秋葉「でもオレ、ここまでで疑問なんですけど司さん、全然外見クールビズじゃないんですけどどうなってるんですか」

忍「司くんの制服は特殊素材なので夏服で腕だしとかしてる場合じゃないんだ」

秋葉「腕だしはオレもしないけど!?」

森「半袖にならないの?」

秋葉「……なります」

司「霊装だから薄くすることは可能らしいんだが、でもその分耐久力が落ちるらしく」

忍「護所局の制服の配色は基本【白+青(水色?)】だから見てる分には暑苦しくもないよ」

秋葉「本人大丈夫なんですか? きっちり着込んだら熱中症とか」

司「あぁそれは……」

森「霊装・特殊素材だから」

秋葉「え?」

忍「それ夏服なの?デザインほぼ変わらないけど実は衣替えした?」

司「した」

忍「ということは涼しいんだ! 実は冷却仕様なんだ! ……羨ましい。ちょっと私も入れて」

司「入れてって……入れるわけないだろう!」

森「私も―」

司「潜りこまないでくれ! 二人は無理だ」

忍「もうさ、なんかロングコートタイプだし、こうやって入れてもらうのでもいいんじゃない?」

森「夏は日影ができるだけで違うよね」

司「……人の服の裾をひさし代わりに使うのやめてくれないか」


二人は司の足元両サイドにでしゃがみこんで会話をしている…


忍「なんかひんやりしている気はする」

司「炎天下でも動く仕事だからな。熱中症にでもなるのは本末転倒だ」←諦めた

秋葉「夏服っていうか夏仕様なんですね。でも着てるだけで涼しいって羨ましい」

森「画期的」

忍「なぜ商品化しないのだろう」

司「コスパかかりすぎるか大量生産できないからだろ」

秋葉「仮にも国家の術師が絡んでいる特別プロデュースをほいほい一般に普及できないですよね」

森「仕方ない。私たちは例年のごとくふつうに夏の暑さを越そう」

忍「竹芝桟橋からフェリーで葛西まで行って水族館」

森「潮風が涼しくていいよねー今日平日だし人いなそう」

秋葉「ふたりとも、急におでかけ計画立てないの!」



そんなわけで、せかぼく世界もクールビズです。


そういえば去年の夏は公爵が沖縄に連れて行ってくれましたが、今年はどこかに行くんでしょうか(逆に疑問を呈してどうする)

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