かくれんぼ を聴いて②
「そうですか……」
奏の元彼、
奏の家に着いた時刻は、奏が家を出たすぐ直後で、ほとんど入れ違いだった。
「ごめんなさいね。
せっかくわざわざ東京から娘を心配して来てもらったのに……」
「わかりました。
僕の方こそ、夕時の家族が揃う貴重な時間をお邪魔してしまい申し訳ありませんでした」
「あら〜、イケメン♪」
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