第一章 第二話 帝国の礎

2-1 帝国政府

佐伯大和はすぐさま旧新政府準備委員会に対し憲法制定の功績を持ってして刑法、

民法、商法の制定を要請した。


宰相は旧朝廷の役所の名を踏襲し各役所の設立のかかった。

帝国内の内政を統括する帝国省、外交を扱う外務省、財務、税務を扱う大蔵省、法制を扱う法務省、農業、漁業を扱う農林水産省、教育等を扱う文科省、経済などを扱う

経済省、軍事を扱う国防省、国民の健康維持等を目指す厚労省、天皇家の世話等を担う宮内省、国土の開発、整理を行う国家開発省、国外へ進出するために開拓省なども置かれた。

そして全ての省を調整するなど様々の事を行う宰相府が置かれた。

他にも様々な院、局が置かれたがここでは割愛する。


そして憲法に定められたように閣僚を任命し初の閣僚会議を招集、すぐさま国家基盤の制定のため地方自治体の決定を開始した。

蝦夷地、樺太、千島を北海道としてその下部組織に樺太、千島、宗谷、紋別、北見、

釧路、旭川、帯広、函館局を設置し広大な地域を統括することにする。

東北を東北道として管轄、下部組織は青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島局とした。

北陸は北陸道は下部組織に新潟、佐渡、富山、石川、福井局として統括する。

首都がある関東は東京及び埼玉、神奈川を首都圏として関東州、特に後の

東京市を帝国政府直轄地とした。(現実の千葉市のあたりまで関東州)

また準首都圏として茨城、千葉、栃木を東関東州とした。

群馬、長野、山梨を甲信州、愛知、静岡、岐阜を東海道、和歌山、奈良、三重、滋賀を東畿内州、大坂、京、兵庫を西畿内州とした。(後に京都市、大阪市は特別市になる)

四国はそのまま四国道、中国地方は道区分を変更せず、九州は福岡、佐賀、長崎、大分を北九州、熊本、鹿児島、宮崎を南九州、琉球はそのまま琉球州とされた。

また小笠原諸島なども帝国政府直轄地としている。

そしてここに七道八州制が成立する。


政府は地方自治体組織を作るため各道、州に道令、州令を派遣しその後の知事は民主選挙によって決定する旨を国家開発省の省令で通達した。


そして地方自治体組織が整った事を確認し、大日本帝国初代宰相 佐伯大和は全国に対し衆参両院議員、道、州知事、議員選挙を実施することを15分の演説によって告げた。


そして第一回帝国議会が参集され世界初の民主政治が開始された。














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【更新休止中】僕の考える最強の大日本帝国を創ってみた結果 海野快斗 @kaitounno

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