第42話憂い

その男たなりゅーは少し葛藤していた


結局答えはでず、今日


先程2人の背中を見送った


とても近くて、とても遠く感じる2人


彼には予測の範囲だが、それが現実になる予測を懸念していた


そして、それをユキが気づいていない事も


それについて、解決策も出せないのに不安だけを煽るような事はしたくなかったから何も言わなった



あとは、、、雪くん


自分次第っすよ



こればっかりは、自分次第ってもどうもならんかもしれへんけど


2人の問題


出来るなら良い方向に、自分の懸念も大したことじゃなかった


そう願いたかった


ガラにもないけど


サンタさん、アンタほんまにおるんやったら


頼むわ


それがあの二人への最高のクリスマスプレゼントや



たなりゅーはぼんやりと思いを馳せた


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

ハルシオンとキャンディデイズ みなみくん @minamikun

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ