第8話 安かろう 悪かろう
毎年恒例の年賀状の季節がやってきました。
わたし的には「メールでいいでしょ?」なんですが、親戚関係(とくに高齢者の方の挨拶)に対しては年賀状と両親の圧力に屈してきましたから、今更何も言わないのですけどネ。
ついこの前まではコピー用紙で、プリントアウトした小説を郵便投稿していたのですが、ネット投稿を初めて十ヶ月、最近使わなくなったプリンターを久しぶりに使う事になりました。
けど、インクが目詰まりして買い替える羽目になりました。
純正インクだとセットで五千円近くするので、安価な非正規インクをネットで購入しました。
これ嘘みたいに安く、六色セットで五百円もしないのです。
商品レビューに目を通すと、★と★★★★★と二極化した評価のこのインク。
総合評価も★★★と星半分。
「うわぁ~。これ買っていいのかな」
と思いつつダメもとで買ったインクを使用しました。
プリンターはちゃんと認識しているし、普通に印刷しています。
「これ、🎯だったののかも」
必要枚数もあと数枚。と言った所でインク切れ………!
(はあ? 早すぎない?)
二十枚印刷印刷予定の十六枚目でアウト??
(こんなのあり? やはり裏があったのか)
ここまで来たら文句も言ってられないから、近くの家電量販店で切れたインクだけ(800円)買ってセットアップして、十六枚目を印刷。
だけど、十七枚目途中でまたもや違うインクがアウト。
「やめてよぉ!」
わたしは思わず叫んでしまった。
またもや自転車に乗って家電量販店へ。
そしてセットアップして十七枚目を印刷したが、十八枚目途中で、
ともあれ、店員さんに笑われながら三度買い付けたインクで、何とか乗り切れました。
非正規品とは言え、新品のカートリッジで、はがき二十枚も印刷出来ないんて、安かろう悪かろうとは、まさにこの事でしょうね。
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