第29話 文化祭4

「次は女子です。どんな可愛い子が集まってくるのか」

「はぁーちょっと緊張するな」

「さぁエントリーナンバー1番、この学校がほこるアイドル向坂凛だー」

「キャーー」

「かわいいー」

「こっちみてー」

もう芸能人じゃんって思うほどの人気だった。

「みんな私に投票してね」

「はい、わかりました。なんて言ってしまいそうだ。次はエントリーナンバー2番高橋桜選手」

「今年は絶対に1位を取りたいです。皆さんぜひ投票お願いします」

「この子も可愛いな」

俺はそんなことを思ってしまった。

「さぁまだまだいきますよ。エントリーナンバー3番」

そのあとも15番まで続きようやく女子の方が終わった。

「結果発表は1時間後なのでしばらくお待ちください」

「光星お待たせ」

「おう、どうだった?」

「あれすごい緊張するね」

「だろ?」

「うん」

「じゃあ感想聞こうかな?」

「感想?」

「誰が1番可愛かった?」

「もちろん凛だよ」

「へーーそうなんだ。光星ってほんとに私の事好きだよね」

「当たり前だろ。」

「ちょ、ストレートすぎ」

「照れてやがる」

「照れてないし」

「顔真っ赤だぞ。」

「赤くない」

「まぁ凛が可愛いのは当たり前だから」

「もうお腹いっぱいです」

「ははは、凛から始めたのに」

「光星は言い過ぎ」

「そんなことないよ」

「結果発表まで時間あるけどどうする?」

「俺あれ食べたかったんだよね。」

「ん?どれ?」

「ソトクソトクってやつ」

「あーあれね」

「食べたことある?」

「もちろんあるよ」

「美味しかった?」

「めっちゃ美味しかったよ」

「じゃあ買ってくるわ」

「私も行く」

俺達はソトクソトクを買いに行った。

「やっと買えたー」

「30分くらいならんだね」

「じゃあいただきまーす」

「いただきます」

1口食べてみた

「めっちゃ美味しいじゃん」

「そう言ったじゃん」

「もっと早く食べれば良かったな。こんなに美味しいの知らなかった」

「良かったね」

それからしばらく休憩などしてると。

「結果発表の時間です参加者、観客はお集まりください」

「よし、いよいよだ」

「まぁ俺は100パーセントないからな」

「じゃあ発表します。まず男子からです。

男子の第1位は、、、川名修斗選手です。」

「キャーー」

「修斗様ーー」

すごい歓声だな

「光星負けちゃったね」

「まぁわかってたことだしいいよ」

「おめでとうございます」

「ありがとうございます。投票してくれた皆さん本当にありがとうございました」

「さぁ続いては女子です」

「お願いします」

「大丈夫だろ」

「第1位は、、、向坂凛選手」

「キャーー」

「こっちみてーーー」

「良かったー」

「良かったな」

「おめでとうございます」

「ありがとうございます」

「皆さん投票ありがとうございました」

「これにて大会を終わりにします」

「おめでとう凛」

「ありがとう光星」

「なんかご褒美ないの?」

「今日の夜激しくしてやるよ」

「ちょこんな所で言わないの」

そして無事文化祭が終わった。

その夜に激しくシたことは言うまでもない。










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