第26話 文化祭

「これから文化祭を始めたいと思います」

先生の挨拶で文化祭は始まった。

「ねぇ光星どこから行く?」

俺たちの劇はくじ引きで決まり最後になった。ちなみに俺たちの教室は休憩室になっている。

「とりあえず飲み物買いたい」

「あ、じゃああそこ行こうよ」

「どこ?」

「タピオカ」

「そんなのもあるのか」

「光星飲んだことある?」

「もちろんあるわ!1回だけど」

「少な」

「いや、普通男子飲みに行かなくない?しかも俺友達いないし」

「確かに光星ボッチだもんね」

「悪かったな」

「ははは、拗ねないの」

「拗ねてないし」

「ほら、並ぶから早く行こ」

「そうだな」

俺達はタピオカの店に行った。

「結構早く来たのにこんな混んでる」

「仕方ないよ。みんな好きなんだもん」

「でもこれはおかしいだろ」

まだ文化祭が始まったばかりなのに20分待ちの行列ができていた。

「飲み物買うだけで20分待ちはやばいって」

「話してればすぐだよ」

「そうだけども」

「結局これだけのためにこんなに待ったのか」

俺達は結果40分くらい待ちようやく買えた。

「光星何味?」

「俺はオレンジジュースにタピオカ入ってるやつにした」

「私と同じじゃん」

「確かに」

「もーー他の頼んでよ!違うのも飲みたかった」

「いいだろこれで」

「早く次行くぞ」

「どこ行くの?」

「適当に見て回ろうぜ」

「うん!」

俺達は定番のお化け屋敷に来た。

「こっちも並んでんな」

「でもやろ」

「おう!」

俺達は1時間くらい並びようやく順番が来た。

「じゃあ行こ」

俺達はお化け屋敷に入っていった。

内容は途中で封印の札を拾って妖怪を封印するということらしい

「ほら凜紙を探せ」

凛は入った時からずっと俺の腕に捕まっている。

「、、、」

「凛聞いてる?」

「ん?何?」

「怖いの?」

「当たり前じゃん!」

すると前から

「うわ!」

「キャーー」

「凛落ち着け」

「ごめん、でも怖い」

「じゃあ早く札みつけよう」

「あ、あった」

「あと2枚」

「うわ!」

「キャーー」

「今のは来るのわかってたじゃん」

「それでも怖いの」

ようやく3枚札を見つけた所で封印しに行く

「よし、ここに置いてクリアだな」

そしたら札を置く樽の中から妖怪がでてきた

「うわーーー」

「うお!びっくりした」

「凛大丈夫か?」

「、、、」

「早く行こう」

俺達は妖怪を封印して出た

「はーーなかなか怖かったな」

「凛、終わったぞ」

「、、、」

「凛!」

「あ、終わった?」

「お前どんだけ怖がってるんだよ」

「いや、結構怖かったじゃん」

「怖いの苦手なら行かなくて良かったじゃん」

「行きたかったの!」

「まぁ楽しかったからいいや」

「もうすぐお昼だな」

「じゃあなんか食べよっか」

「そうだな」

俺達は昼ごはんを買いに行った。



┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

文化祭も分けて更新していきたいと思います。

このあとの展開もお楽しみに!








  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る