バス停の傍で見たものは

赤伊正広さんの「バス停の傍で見たものは」は、一見普通の学生の日常を描いているけど、読んでみるとそこにはもっと深い物語が隠れてるんや。主人公は毎朝バス停でひとりの少女を見かける。この少女に対する彼の気持ちは、一目見た瞬間から徐々に深まっていく。でもね、この少女、彼とは違う世界にいるみたいなんや。

物語は主人公の日常と彼の内面の葛藤を丁寧に描いていて、読んでるこっちも彼の気持ちにどんどん引き込まれるわ。日常的な場面の中で少しずつ繰り広げられる謎が、最終的には予想外の結末へと導かれるんや。その結末が、もう、ほんまに驚きやし、深い感動を呼ぶんやで。

この作品の魅力は、赤伊正広さんの繊細な文体と、…続きを読む

主人公の恋物語…だったはずの本作品ですが、最後にやられました。

読み返してみると、ラストを想起できるような仕掛けも色々あります。
青春感じる主人公の心情も奥ゆかしくて、それが結末の感情を助長していると思いました。

皆さまもぜひお読みになられてくださいね。

※この度は「おばけのお話募集」企画にご参加くださりありがとうございました。

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（130文字）

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（94文字）

スタートから続くのは、ごくありがちな恋愛小説。でもどこかもどかしさがあり、最後まで一気に読ませます。

そして最後の最後で、ホラーになりました。
このオチは、読めそうで読めません。

とにかく読んでください。

このオチは読めませんでした。完敗です。
そして"僕"が真実を知った瞬間、その"続き"を読者としては見てみたい気がしないこともありません…！
残酷でしょうか。でも気になってしまいます。

オチが良かったです。また、文章も良かったです！

主人公はバス停で見かける少女に恋をした。
声をかける勇気はなくてずっと見送っていたけど、ある日、意を決して声をかけてみた――

ありそうなストーリーですがジャンルは「ホラー」。結末は少し変わっています。