第6話清楚ビッチ


「ああっ!」

 2度目の発射でメロンを汚す。それで僕はダウンして冴子に寄り掛かった。


 冴子は微笑んでいる。僕たちはキスをして言う。

「本当に良かったのか?今はおっぱいだけで済んだけど、中に出したら赤ちゃんができるかもしれないじゃないか?それなのに、あまり知らない俺と情事をして・・・・」


 冴子はヴィーナスの表情でいった。


「でも、慎吾くんは中に出さなかったじゃないですか」

「いや、当たり前だろ。簡単に中に出すわけないじゃないか。まあ、ゴム持っているけど」


 それに冴子はクスリと笑った。


「持っているんだ。ゴム」

「まあ、なんとなくいずれは付き合うつもりでいたからな。もしものために持ってきているよ」


 冴子は立ち上がって、ミルクをティッシュで拭いて。上着を着た。


「どう?少しはリビドーを減らせましたか?」

「ああ、まあな。でも、少し、ふらつきが・・・・」


 それにクスクスと冴子は笑った。


「冴子は平気か?」

「いえ、私も少し昂っています。胸が性感帯なので、実は昼から触られたくてしかたなかったんです」

「へー、胸がね。珍しい」


 大抵女性の性感帯は耳とよく聞くのだが。

 しかし、冴子はにっこり笑った。


「でも、触られて、吸われて、しかもあそこを挟んで結構スッキリしました」

「俺、あそこの大きさ自信があったんだけどなぁ。すっぽりとおさまったね」

 そう言うと冴子はひまわりの笑顔をした。


「はい。とても気持ちがよかったです」

「僕もだ」

 と言って、僕も立ち上がる。ちょっと目眩がしたが、着替える。


「僕はお腹が空いたんだけど、女性は性欲と食欲が一体になっている人が多いんだってな。食欲はある?」

 そうすると、冴子はメドューサの瞳をした。


「あら?慎吾くん。まさかあの程度で私が満足するとでも?」

 こいつは清楚系美人だと思っていたが、相当のビッチだな。

 僕は冴子の性格を修正した。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る