第5話冴子のマンションにて サービスあり

 それで僕は冴子に連れられて、あるマンションに来た。僕は冴子に尋ねる。


「誰か知人でもいるの?」

「いえいえ、私の部屋があります」

 僕は驚く。


「いいの。そんな場所に男を連れてきて?」

 それに冴子はにっこりと笑った。


「はい。先生なら何をされても平気です」

「そうですか」


 冴子は暗証番号を入力して中に入って行き、僕も入る。僕は仕方なく冴子の後を追って話しかける。


「僕はこう見えても、女の子の部屋に入れられたら食っちゃうけど大丈夫?嫌なら、ここではっきりノーといって」

 それに冴子は大福の笑みをする。


「慎吾くんは優しいですね」

「そうか?」


「はい、普通ならそんな確認取りませんし、大体男性はそんな確認を取ること自体女性から望まれてないことを知っていますから、わざわざ取らずに襲いますが、わざわざ確認を取るんですね」

「それはそうだろう?合意なきsexはレイプだ」


 冴子は笑みを深くした。


「もし・・・」

「うん」


「心変わりしたら本気で嫌だと言いますから、その時は襲わないでください」

「わかった」


 それから僕は冴子の部屋に入った。まず、玄関に入った時目に飛び込んだのは木造の廊下だ。廊下には奥行の廊下があり、その奥と手前に2つずつ両サイドに扉が分かれている。冴子が笑顔でいう。


「1LDKの部屋です。手前の左側にはキッチンと食卓用のテーブルが、右側がお風呂とトイレが、奥は寝室とリビングになっています。寝室にはテレビがないんですが、別にいいですよね?」

「ああ、別に構わないが」


「私も食卓用のテーブルとリビング、一緒にしたくなかったんですね。寝た後、すぐにゴロンとなるから」

 それに僕は苦笑する。


「寝ると太るからな」

 冴子は騎馬に乗った騎士が敗残兵を追いかけるように突進した。

「そう、まさにそれ!」

 そして、またしても二人でクスクス笑う。


「じゃあ、ついてきてください。まず、手洗いをしないと」

「ああ」

 手洗いをして、リビングに入った。冴子が聞いてくる。


「すぐ食べます?」

 僕がソファーにもたれかかっていると、冴子は顔を近づいてきいてきた。


 やばい。何か性欲に火がついたな。


 目の前にいるのはサラサラの黒髪のロングストレートヘアの女神のような美人の大学生。その彼女が爆乳を大きく見せて寄ってくるし、そう意識すると、今まで感じていたフローラルな香りが、誘惑する蜜の香りになっている。

 コホンと咳をして僕は言った。


「僕はさっきまでコーヒー飲んでたからいいよ。それよりも、今の僕は君とやりたくてたまらない」

「あらー」

 冴子は猫の目をする。


「やっぱりするのは夕食を食べてお風呂上がりがいいよね?やるにしても順序が大切だし」

 それに冴子はニコニコ顔だ。


「私のことを気遣ってくれているんですか?」

「当たり前だろ?sexって二人でするもんだし、僕は相手を喜ばせたいからな」

 そう言って僕は顔を背ける。冴子はニコニコしていた。


「そうですね。それはとても大事な考えですね」

 そう言いつつ、冴子は上着を脱ぎ始めた。

「冴子?」


「でも、sexしなくても、あなたのリビドーを満足してやれることはできます」

 冴子はブラジャーも脱いで、上半身を全裸にさせた。もちろん、あの爆乳も惜しげもなくあらわになっている。ミルクのメロンのように肌白で、全てくらいつきたくなってたまらない。


 冴子片手で胸を隠し、娼婦のような目つきでこちらを誘惑した。


 僕は完全に冴子のことを女性としてではなく、美しきメスとしか見られなくなっている。

「本番はお風呂上がりにしましょ。今は胸で満足させてあげます」

「いいのか?女性の胸ってそんなに触ったりしても?」


「いいですよ。触っても、吸っても。ただし、形が崩れたら責任取ってもらいますから」


「もちろん、君みたいな美人なら結婚したい」

 冴子は微笑む。

「私もです」

 そして、クリームパンにかぶりつき、牛乳瓶をぶっかけて夢のようなひと時を過ごした。


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