　アリスに弄（もてあ）そばれ、まるで彼は性玩具（オモチャ）にされていた。

　だが兄のタカ男（お）は、そんな状況とはまったく知らない。

《いいか。その別荘でマリ男（お）だけが頼りなんだから、上手いこと婆（ババ）ァーを手懐（てなず）けろよ❗❗》

　兄貴風を吹かせ、上から目線で彼に命じた。

　しかし、すぐさまアリスが反応した。

『ニャァァ～…😡⚡』

　またアリスは怒りに任せ、さらに激しく腰を踊らせた。

『あゥ…、ン……😣💦　ダッ、ダメだよ。

　そんなに過激に動いたらァ～…』

《はァ～…、ダメだとォ～、お前❗❗

　俺の命令に逆らう気か❗❗》

　兄は自分に言われたと思い逆上した。

『いや、違うけどォ～……😣💦　あゥ……

　ヤバいッてェ……』

《ッるっせェ……、お前は何も考えず、俺に従って婆（ババ）ァ～を屋敷から追（お）っ払（ぱら）えば良いンだよ❗❗》

『ニャァァ～…😡⚡』

　またアリスの逆鱗に触れた。

『あ、あァ～…、バッ、バカ❗❗』

《はァ～…、誰がバカだ❗❗》

　兄は自分に言われたと思い怒鳴り返した。

『違うよ。仔猫がァ～…😣💦💦』

《フゥ～ン…、俺は猫が苦手だって言ってんだろ❗❗

　とっとと、他の孫（ヤツ）にその野良猫を押し付けろ❗❗》

『ダッ、ダメェ、そんなにされたら、僕……

　もう逝（イ）ッちゃうからァ～…』

《うるさい❗❗　お前❗❗

　俺の命令を聞かないで、どこへ行くンだよ……》

『ああァ～…😣💦💦　お願いだよォ～～

　もう我慢できないからァ～…』

∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆

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