第8話 長女を出しましたが


初体験って、何にしても

ドキドキワクワクするもんだよねー!

それに?

楽しいだけじゃなくて…不安とかもさ…



では、行きましょう!

よろしければ、ご覧くださいまっせー!



手術室から、出た時に

1番に目に入ったのは母の顔だった。


私は、初のお産を終えて

不安と緊張から解放され思わず


おが、おがぁーさぁぁん!!!

と、渾身のへの字口で以ってして

涙がブワァァと、またこみ上げてきたのだが


おが、おがぁ……………っへ!!!?!?


1番に目に入ったのは

母、その次ゴリラ…までは良い。

その次が、居る!!?


…手術まえには、居なかった。


義母、義妹、その子どもと

人数増えてるんですけどーーー!!

涙も、いまの無かった事で!じゃっ!!

って引っ込んだわ。

への字も、ビビーンと真一文字に伸びたわ。

(急にシュールの図)


いや、来てくださった気持ちは

本当に有難いよ。これは、本当だよ。


けどね、これから出産される奥さまは

希望とかあったら

事前に、旦那さまにお伝えした方がいいね。


ワンクッションくれとか。これ、大事。


せめて、出産翌日にしといてとか。

実の親、友人問わず。

逆に来て欲しいとかも!是非っ!


身体はダメージ受けてますから

気なんか使いたくないんですよね(私の場合)

感情とかも、昂ぶったりしてるし。


心情と表情が、一致してたかは

定かでは無いけど。

あー、来てくれたありがとうございます

えへ あは うへ って伝えましたね。


で、病室にて

いや、大部屋の自分のスペース

パツパツなぐらいの密度なんやけど?

で、その皆さまが過密スペースで

待ってるのは、勿論…長女だね。


私も、濡れワカメタッチしか

してないから、まともに顔も見てないし。

早く会いたいなぁと、ソワソワしよった。

間違いなくダントツのそわり。


ちゃんと、抱っこ出来るのかしら

抱き方も知らないのに。ってソワソワMax。

で、看護師さんがピンクのタオルに

包まれた長女と登場!!


もう、ビックリしたね。

いやぁ、私の側に来たの最後ぉぉぉ!!

最後、最後、最後ぉぉぉー!!


麻酔で、まだ身体動かんし

ひっくり返った亀より首伸ばしたわ。

けど、ピンクのタオルしか見えないww


流石の看護師さんも、私の首とか

心配してくれたのかな?(亀やしな)

お母さんに!!って、強めに言ってくれて

やっっと、ご対面ですわ。うん。


まだ、上半身とか起こせなくてさ?

真横から見る我が子…見え…見…見づら!!

どうしよ、ぜんぜん顔覚えられないって

焦ったわ。うん。


ゴリラなんかさ…

ゴリラ脳だから、私のベッド横に

下がってる。おしっこ袋のことずっと

言ってましたね。出てる出てる!ってさ。


いや、もう…それやるから帰れ?って

思ったけど、無視しといたわ。大人だからw


まぁ、何にしても

とにかく無事に産まれてくれた事に

感謝した ステキな?1日でございましたね。


忘れないです。本当に。

忘れない…最後に私の元に来たこと。

なんちゃってね!(魔法の言葉、なんちゃって!)



それじゃあ、またね!!

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る