第6話 長女を出すんでっか!?②


いろんな価値観や、段階というものが

あるのはわかる中で

当時は、ゴリラとまだ結婚とかいう

事をしてませんでしたー。ゴリラやしな。



では、行きましょう!

よろしければ、ご覧くださいまっせー!



取り敢えず、初の産婦人科の

問診票ってのは 中々に面倒くさかった。

もう、覚えてない日にち書いてみ?系の多さw


ただ、嘘は良くないので

なるべく、ピュアな気持ちで

問診票を埋めた…(ピュアとは)


産婦人科の待合室には

お腹の大きな妊婦さんが居て

すごーく、場違いな場所に居るような

気持ちになりましたね。

その、仲間入りをしていく?っていうのが

想像つかなくてね。


何しても、気持ち悪いし

何しても、新鮮な空気欲しいし


そして、お会計にて

お金がかかるということを学ぶ。

いや、ゴリラも若ゴリラでしたしね。

というか、私…ゴリ嫁になるの?ムリw


っていう、現実をどこか

薄目〜半目で見てた。高速瞬きしながら。

(気持ち悪いを、プラスするチャレンジ力)


けど、長女はスークスクと育ち。

安定期にもなれば

私もブークブクと育ったりしてね。えへ。

さじ加減を知らんから。

そもそも、さじがデカかったんかな。

…オタマぐらい。


だから、周りには…ただ急激に太った人だと

思われてましたね。冬場だったからね。

まぁ、ヒートテックもミートテックも

着込んでましたし。


で、長女…逆子になりまして。

薬飲んでは、逆子体操するんですよ。

その薬が、まぁ具合悪くなる!!


動悸がするという体験を

したことないけど、薬飲んだら

ドンドコドン!ドンドコドン!

からの、そいや、そいや、そいや!って。


逆子 直す とか 逆子 体操 簡単 とか

調べまくったよね。


赤ちゃんに、話しかけるなど

もう やるだけやったけど 直らないのよ。

話しかけて欲しくないんかな?ってくらい

キツめの、蹴りがぁぁぁぁー


す、すみません、勘弁してください。

なんか出そうっス!ただでさえ自分

トイレ近いのにぃぃー!!って。

この、舎弟感。


そんで、逆子体操 しても直らないと

病院で素直にお伝えしたら


もう、やるんじゃねーって言われたよね。

産まれるぞと。というか帝王切開やぞと。


とにかく、紹介状書くから

週明け直ぐ行きなさいと言われまして。

まぁ、状況飲み込めないけど

予定日まであと、1か月だからかなぁと。


で、ゴリラ氏と入籍もしましたね。

なんか、渋々というか。

…ただ、ホッとしたのかな?


入籍した、次の日の朝方

水風船叩きつけたような音で

目覚めまして。パッシャーンていう。


いや、何?みたいな。

そしたらなんか、あったかくて。

布団の中が、濡れてる。


え、ヤバ…ついに漏らしたんかと。

蹴りに耐え切れず、内側からの圧で

やっちまったわって。


取り敢えず、第2波の蹴りに備えて

穴らしき部分に 封鎖お願いしゃーすって

合図を送るよね。締めてますよ、ぎゅうっと。


しかし、なんということでしょう!!

匠の技によって、きちんと締め上げられた

にも、関わらず。本人の意思は全無視で

お水分様が出て参ります。


流石にもう、ピンとキタよね。


あ、破水だわって。(ピンの鈍さが過ぎる)

紹介状貰って、入籍も済ませた

翌日に破水。心の準備はゼロ。


兎にも角にも…落ち着いててててててーー!!

てぇへんだぁぁぁーーー!!!


時刻は、午前6時過ぎ

ちょうど出勤準備中の母が

制服のズボンを履く前で

ズボンに、片足突っ込んでた。


破水した。


それを伝えた時

…お母さん、蝋人形かな?

ってくらい時が、止まってた。



じゃあ、またね!!


次こそ、ご対面です。たぶん。





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