第3話 オッパイが踊っている

「ちょッ、ちょっとォ~ 😲💦

 何をやってるんですか」

 慌てて僕は彼女の手を制した。



「はァ~、何って、風呂に入るんだろ」

「え、お風呂❓」



「決まってんじゃん」


「いやいや、決まってませんよ。そんな事」


「はァ…、なんだよ。まさか風呂にも入らず制服を着たまま、いきなり合体ジョイントするタイプなのか。ポチは❓」



「いえいえ、どんなタイプですかァ~…

 いきなり合体ジョイントなんてしませんけど」

 ッて言うか。

 童貞なので、合体ジョイント自体したことがない。



「着エロか。このままパンツだけ、ちょっとズラしてバックからバッコンかァ~…❓ 

 キャキャァッ😆🎶✨」

 笑いながら腰を前後に振るジェスチャーをした。




「いえいえ、バッコンじゃなくッてェ……

 第一、風呂なんて沸いてませんよ。

 学校から帰ってきたばかりですし」



「はァ~、なんだ。気が利かねえな。

 じゃ、アイスコーヒーか何か持って来いよ」

 ソファにドッカリと座りテレビをつけた。



「え、ハイ」

 取り急ぎキッチンでアイスコーヒーと菓子スイーツの用意をした。



 アイスコーヒーを作っていると。

『キャッキャァ~ッ😆🎶✨』

 リビングの方で突然、キララが爆笑し始めた。




「えェ❓ 何を見てるんだ」

 ヤケにたのしそうだ。



 急いで菓子スイーツとコーヒーを持ってリビングへ戻ると驚いた。


「なァ~…😲💦💦💦」

 大画面のテレビモニターにはAVが映っていた。

 


「え、ええェ~……😲💦💦」

 とても地上波では映してはいけない画像だ。


 たわわなオッパイがブルンブルンと踊っている。



「わ、わァ~…ちょっと何を映してるんですかァ~…」

 慌ててリモコンでブルーレイを停止した。



「なんだよ。暇だから、テレビを見てただけだろォ🎶✨

 ン、いただきマンゴォ~😆🎶✨」

 ケラケラ笑いながら菓子スイーツに手を伸ばした。



「ひ、他人ひとのブルーレイを勝手に見ないで下さいよ❗」

 まったく笑いごとではない。












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