スタート時点の学力なんて関係無い。本当に行きたい大学があるのなら、そこに向かって進むのみ。


 どうも、RURIです。ちょっとタイトルが長くなってしまいましたが、絶対に伝えておきたいメッセージだったもので。


 という訳で、今回は行きたい大学があるのであればスタート時点の自分の学力など気にせず努力しなさい、というお話です。


 自分が高校生だった頃、そして予備校でアルバイトする中で高校生と関わっている中で、「○○大学とか興味あるけど、学力が……」という言葉をよく耳にした様に思います。時期によっては自分の学力と大学のレベルとを比べて進路選択をするしかない、なんてこともありますが、人生を左右するかもしれない大事な選択を、そんな選び方で決めたくはないと思いませんか?


 はっきり言います。本当に行きたい大学があるのなら、そこに向かって頑張れば良いのだ、と。もちろん学力を上げるには時間が必要になりますから、3年生の後半になってから受験勉強を始める、というのでは正直難しいと思います(浪人はしない前提で考えています。浪人してでも目指したい、というのなら話は別ですが)。ですが、今高1や高2であれば、今から始めて、本気で目指すというのであれば可能性はある、と私は考えています。


 正直、かなり厳しい道のりになるだろうし、何が起こるか分からない受験においては「絶対」受かる、なんてことは言えません。どれだけ頑張っても、合格を勝ち取れない可能性はゼロには出来ないと思います。しかし、受かる可能性を上げるということは可能だし、受験においては不確定要素を出来る限り減らして合格のために出来ることを全てやる、くらいの覚悟で臨むことで合格を引き寄せることは可能だと思います。


 ここらで少し、自分の話をさせて貰いますね。


 私には、ずっと行きたいと思っていた大学がありました。また、海洋生物の研究がしたくて、その大学は研究も盛んに行われている大学だったこともありあまり悩むことなく志望校が定まりました。ところが、志望校のレベルは自分にとってはかなり高く、もはや雲の上の存在と言って差支えないほどだったのです。

 私が高校1年生、高校に入って初めてのBeness〇模試(スタディーサポートとかいうやつだったかも)での学内順位は真ん中よりも下。私の通っていた高校は県内では所謂「進学校」と呼ばれる学校でしたが、全国偏差値は60前後、東京などの都市部で名前が挙がるような有名な進学校とはとても比べ物にならないレベルです(ただし、私はこの高校だったからこそ受かれたと思っています。が、それはまたの機会に)。当時の私の立ち位置は、「国立大・中堅私立大合格レベル(GTZで言うところのA3、教科によってはB1もあった)」というものでした。しかし私が行きたいと思っていたのは難関大と言われる大学で、通っていた高校からだとそのレベルの大学(医学科含む)に進学するのは基本的に年間数人程度。となれば、最低でも校内で10位くらいには入っていないと正直厳しいだろうというところ。が、私の順位は(詳しくは覚えてないけど)半分より下、だから多分150位以下。スタートラインから考えると、もはやかなり厳しい状況だと言えるものだったと思います。

 が、ここで諦めたくは無くて。今から死に物狂いでやらないと受かれないと思った私は、その夏休み前に「夏休み招待講習」なるものを利用して、東〇衛生予備校に体験に行くことにしました。中学の時に通っていた塾と同じ経営母体の校舎で担任の先生と面識があったこともあり、そのままそこに入塾しました(親に頼み込んで入れて貰い、担任とも相談してとにかく安く抑える為に本当に必要最小限の講座だけにして費用を抑えてもらったりもしました)。あとは毎日通い詰めてひたすら頑張るのみ(どう頑張ったかはまた別の機会に書きますね)。とにかく毎日登校して、使える時間を勉強に回すようにしていました。結果が出始めるまでに少し時間は掛かったけれど高2の終わりくらいからある程度校内で上の方に行けるようになってきて、受験期には校内で1ケタ~10位くらいの順位を取れる様になりました。そして最後の最後までギリギリのラインではありましたが、最終的には行きたい大学に受かることが出来ました。


 正直、始めた当初は自分がこの大学に行けるとは思えなかった。でも、諦めずに頑張っている内に手が届かない目標じゃなくなってきて、最終的には手が届いた。冒頭で挙げたBeness〇の判定レベルも、「難関大合格レベル(GTZで言うところのS3)」まで上げることが出来た。この経験から、私は「本当に行きたい大学があるのであればスタート時点の自分の学力など気にせず、それを叶えるためにやれる全てのことをやりなさい」と言いたいです。始めるタイミングでの学力なんか関係無い、死に物狂いで頑張ってみなさい、と。もちろん各々に事情があるでしょうし、私は環境や出会いにも恵まれたからこそ志望校に行けたのだと思っています。しかし、決して初めから学力があった訳でも勉強に才能があった訳でもありません。平凡な高校生が、 環境や周りの人たちに恵まれた+めげずに頑張った という結果が合格に繋がったのだと思っています。

 だから、もう一度言わせて貰います。今の立ち位置なんて気にするな。本当に行きたい大学があるんなら、そこに向かって努力すべし。自分にやれるだけのことはやった、と言える位のことをしなさい。


という訳で、今回はこの辺で。では、また!

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