参考書や問題集は気に入ったものを選ぶべし!

 今回は参考書や問題集の選び方について書いてみようと思います。と言っても、まとめてしまえば「自分が気に入ったものを使え」の一言で済んでしまうのですが。


 参考書や問題集を選んだ理由として、「友達が良いと言ってたから」とか「先生に薦められたから」というのをよく聞く様な気がします。が、これを決め手とした参考書・問題集選びは止めた方が良いと思います。

 理由は簡単、「他人にとって良いモノ」が「自分にとって良いモノ」とは限らないからで

す。勉強法には個人によって合う合わないがどうしてもあるので、他人には合うものでも自分には合わないなんてことは珍しくないはず。逆もまた然りでしょうが。


 じゃあ、どうやって選ぶべきか。私個人としてのこの問いに対する答えは「自分が気に入ったものを選べ」です。自分で吟味して、これならずっと使えそうだと思えるものを選びましょう。決め手は何でも良いんです。デザインが好きだからとか、解説が丁寧だからとか、写真が多いからだとか。


 この気に入ったものを使う、というのは受験においては何より重視すべきことだと思います。受験勉強は頭にも身体にも相当な負担を掛けることになります。自分に合わないものを使っていれば、そこにもストレスを感じることになるでしょう。しかしこのストレス、受験において足枷になる事はあっても良い方向に働く事はまずありません。精神的に敏感になる時期に、書いていることが分かりにくいとか、図が見辛いだとか感じる様では恐らくイライラが溜まるだけ。ただでさえ頭をフルに使うこの時期に、要らないストレスを感じているヒマなんか無いはずです。


 そしてもう一つ、自分で選ぶことの大きなメリットがあります。それは、もし合わなかったとしても、自分以外に責任をなすりつけることが出来ないという点です。逃げ道が無くなる、と言っても良いかもしれません。使ってみて合わないな、となる事はある程度仕方ないとは思います。が、もしそれが自分で吟味した参考書や問題集ではなかったとして、諦めはつきますか?

 最悪なのは、「だってアイツがああ言ったから」と他人のせいにすること。アイツを信じたのに、と人のせいにして逃げることが出来る訳です。いや、本来考えられない言い訳だと思いますが。


 先生や友達に薦められたから、というのはきっかけとしては良いと思います。が、最後は自分で吟味して選ぶべきだと思います。


※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※


 個人的には、解答・解説がしっかりしてて丁寧に書いてあるやつが好みです。「これくらいなら書かなくても分かるでしょ」って感じで説明を端折ってあったり、式変形をすっ飛ばして書いているやつは苦手。頭の出来が宜しくはないので、ついていけなくなるんですよね。それに、自分の中で理論立てて、納得出来るまで考えないと気が済まないタイプの人間なので、その確認が出来ないのは嫌なんです。模試も同じで、解説がしっかりしてないやつはテキトーにやっていました(主に学校でやらされたBenes○e模試とか)。

 個人的に好きだったのは東○とか河○、Z○とかかな、参考書にせよ模試にせよ。


では、まあ、今回はこれくらいで。

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