第3話

「この我、地天のアルフレアに一般人どもの攻撃など効かん!魔王様より賜りし御力により聖なる光等というものがない限り我は無敵だ!」


「クソッ!何故だ!なぜ私の力が効かない!?」

ボロボロになりながらアルフレアは叫ぶ。村の建物は壊れ、空は煙で覆われ、森は燃えている。


勇者は確かに感じる自身の想いのままに剣を振るった。


「僕は勇者として!みんなを!助ける!」




防ぐ意味すら見いだせぬほどの力を前にアルフレアは叫ぶ。

「、、、は。、、、、、、ははははHAHAHAHAHAHAHAHAHA!!!!

これが、コレが!勇者か!なんという強さ!なんという理不尽!!先程までただの素人だったというのに!いや、純粋にチカラが上がったのか!我の500年を超える研鑽も磨き続けた技術も何もかも通用しないのか!?くそぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」

















「そして、勇者は悪い悪い四天王を倒しましたとさ






ありふれたお話だね。」




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