じゅにあの夜泣きの話。

さて、息子の話です。現在1歳9か月のやんちゃボーイです。出生体重は3000g後半と、生まれた時から今まで、成長曲線上すれすれを走っております。


新生児期はもちろん大変ではありましたが、可愛さでほぼカバー、他私の夜勤経験や実母のヘルプ、主人のごはんに助けられて乗り越えられました。

これは本当に子どもによると思うのですが、1歳直前に断乳(ミルクや授乳をやめ、ご飯で栄養をとるようになる)してからは、夜泣きほぼなかったです。ほぼ、というのも、5時や6時の微妙に早い時間に起きて泣いて、とか、23時とかまだ親がどちらも寝ていない時間に起きて泣いて、とかはありました。割と最近、一度だけ「これが夜泣きかー!」となったことがあったのですが、その1回こっきりです。


夜泣きってそもそも何なんでしょう。


夜泣きの原因は未だに分かっていないそうです。昼間の生活リズムが、親とのスキンシップが足りないだとか、いろいろ好き勝手言われていますが、どれも根拠はないそう。

こちらどなたか夜勤経験者はいらっしゃいますでしょうか(何回か聞いた気がする)。夜ってどうもメンタルがやられやすくなるのは私だけではないと思います。昼間に、便失禁だ徘徊だ外に入居者様が出てるぞなんてなっても、慌てはしますが普通に対応できるのに、夜中になるとどうもメンタルにくる。泣きながら徘徊者探しちゃう。そんなことありませんでしたか。

赤ちゃんも同じなだけじゃないかなと私は思っています。

大人は、

「あ~、夜やからメンタルやられるわ~」

で寝れますけど、赤ちゃんは精神はもちろん睡眠サイクルも未熟。

「なんか知らんけど起きてもたなんか知らんけど怖いいいい!!」

ってなったら、そりゃ泣きますよね。大人も泣くわそら。


だから夜泣きって、こんなもんだと受け入れて乗り越えるしか本当に手がない。

抱っこしてないと寝ない、布団に寝かせると泣く、とかもありましたけど、あれも本当、何か対応見つかれば良いけど、見つからなかったら抱っこのまま朝を迎えるとか普通にありますしね……。

主人は自分のことは全部自分でしてくれましたし、夕飯は作ってくれました。たまに昼間実母もきてくれましたし、土日は主人が見てくれて、明るいうちに仮眠をとる時間はありました。当時は体力精神力の回復に必死すぎてそのありがたみが分かっていなかったのですが、落ち着いた今、主人や実家には感謝しかありません。


なんでいきなり夜泣きだ夜間対応だの話書いたかって、今朝、明け方頃にじゅにあがふにふに泣き始めて、目を閉じたままもぞもぞと動いて私の腕に触れると、そのまま腕を抱き込んで再入眠したんですよ。可愛すぎませんかね……と思ったのと同時に、当時お腹に手を乗せていれば落ち着くことが多かったのを思い出したのです。

乗り越えさえすれば、こんな風にいとおしく思えるのかぁ……と思った次第です。

乗り越える手立ては人それぞれ、夜泣き等の夜間対応がいつまで続くかも人それぞれ。あれこれ試して、でもだめだった、ってときは本当に絶望しかありませんでしたが、今は、そんなこともあったなぁと落ち着いて振り返ることができます。

今子育て中の方、これからの方。きっと大変なのは間違いないと思いますけど、人に頼り、情報に頼り、乗り越えていきましょう。絶対いつか終わります。

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