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昨日は泣き疲れて寝てしまったこまくんと、一緒に寝た。誰かと一緒に寝るなんて久しぶりにした気がする。

「おはよ〜!」

「ふわぁ……るきおはよう。」

目を擦りながら、挨拶をする。

「ふゆっち眠そう、朝弱い人?」

「めちゃくちゃ弱い…。」

「でも〜??掃除するよ〜!今日からふゆっちもお仕事開始〜!」

「鬼…っ!」

「1人でやる??ご飯作るのも!」

「それだけは勘弁してください!!すいませんでした!!」

るきは爆笑している。

「も〜…。」

「あははっ、うっし!!やりますか〜!!」

ルンルンで掃除するるきを見て、俺も掃除し始めた。

掃除しなくても良さそうなくらい綺麗なのに、丁寧に掃除していく。


今日からは、俺もいっぱいいっぱい働くぞ〜!!

「気合いめちゃくちゃ入ってる…笑」

「え…?声に出てた?」

「出てた。あははっ、楽しくなりそうだわ〜!」

「そ、そう?」

「おう!朝とか1人でしてたからさ〜、こーくんも来たりしてくれてたけど。」

「え、えぇ?!この広さを1人で?!」

「働きもんだろ〜??俺!」

「るき、さすが!!」

「先輩って呼びたまえ!」

「はい!るき先輩!!」

「やっぱ………恥ずかしいから先輩呼びなしで!」

「え〜!!なんでですか〜?!先輩〜!!」

「だぁから!やめて!」

るきはチャラそうな人だからなんとなく照れないと思ってた。照れた顔を見るのが楽しくて、何回も何回も呼んだら………

「うあっ、つめたっ!」

「ふゆっちのせいですよ〜っと!」

お互いに水のかけあいをしてたら

「何してるんデスカ!!」

「あ、、こまくん(こーくん)」

うわぁ、怒られる…と思ったら

「ぼ…っ、僕もさそってヨ!!」

るきと俺は顔を見合わせて吹き出す。

「な、なに笑ってるんデスカ?!」


「いやぁ〜、怒られると思ってたからさぁ?」

「ほんとこまくん可愛いね?」

「可愛くない、デス。」

「あははっ、今は風呂場だし、全然濡らしてもいいとこだから。やる?」

るきがニヤッっとした。

「よぉしっ!おりゃあっ!」

「うわぁ?!」

「こっちにもかかった?!るき先輩!」

「だからそれなっ、冷たっ?!」

こんなに楽しいって思ったの、久しぶりかもしれないな。

「朝からなにしてんの〜?」

あいりが降りてきて、風呂場が騒がしかったから見に来たみたい。

「お兄ちゃん達なにしてるの?」

「にーちゃん達とこーくん面白そうな事してる!僕も僕も!!」

陽向くんと陽奈乃ちゃんまで着いてきた。

「朝ごはんはそれぞれで食べてもらうか!」

「そうだね!私、昨日の夜にある程度作っておいたし!」

「さすが、あいり!」

「にーちゃん達!!僕達が勝つからね!」

「ひなたは、強いからねっ、」

「ミンナの分の、水鉄砲!」

「こまくん、仕事はやっ!」


「よし!!さぁ、いくよ??レディー………」


ゴー!の合図で一斉に掛け合いをした。


「うわぁっ?!ちょっ!るき〜!」

「ちょっ!るきにーちゃん!!」

「俺の勝ちだな…っておわっ?!」

「へへんっ!ひなも居るんだよ?こまくんとチームなの!!」

「ええっ?!僕じゃないの?!チーム戦とかありぃ?!」

「僕は強いノデ、ひなちゃんを守ってあげマス。」

「じゃあ私も守ってよ!!!」

「あいりは強いから居なくてもいいだろ!」

「るきのケチっ!!」

「しらねー!うおっ?!」

「俺も居るんで、のんびり話してる暇ないよ??」

「ふゆっち〜!!やるじゃん!!」


みんな笑顔になっていた、なんでこんなガチでやってんだろ〜?って思ったけど、楽しいからいいよね!


「はぁ〜疲れたぁっ、」

「結局誰が勝ったの??」

「分かんね!」

「にーちゃん達とやるの楽しかったからまたやりたい!」

「私もひっさしぶりに水鉄砲なんか使ったよ〜!」

「楽しかったデスね!」


ぐぅ………っとお腹がなる音がした。

「そういえば、お腹空いたよな?」

「うん!めちゃくちゃ空いてる!」

「陽向くん、元気すぎ…!」

「るき、あいり、フユトくん、頼んでも良いですか?」

「もちろん!任せといてよ!」

「何にしよっかなぁ…」

「はい!俺手伝うね!」


みんなとワイワイすること、すごく楽しかった。

頑張って美味しいご飯つ〜くろっと!!!

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