エピローグ

「おにぃ、いつまで目瞑っているのよ!?」


 そんな怒号とともに頬に鈍い痛みが走った

 驚いて目を開けるとそこには妹がいた


「おにぃ、やっと目を開いた!」


 いつまで?やっと?と疑問に思って俺は少し混乱した


「おにぃ今まで寝てたんだよ?

 今何時だと思ってるのよ?

 呼んでも全く起きなかったんだからね?」


「……ゆ、め?」


 試しに手を動かしてみる

 鎖に繋がれているわけでもなく普通に動く

 てか、妹の距離感も元に戻っているような気がする


「さぁ、“昼”ごはん出来ているから起きてね」


 昼?と思って時計をみると正午を回っていた


「昨日、研修旅行の栞とかいってかなり遅くまでしてて疲れているのはわかってるけど、いくらなんでも寝すぎだよ、おにぃ」


 そう言われて思い出した

 俺は昨日の土曜日、委員長に頼まれた栞の作成を夜遅くまでやって、疲れていたのだった


(でも……本当に全部夢だったのか?)


 俺はどこか引っ掛かりを覚えながらも起き上がった


「冷めない内に早くきてね~」


 妹がそう言って部屋から出ていった

 寝間着から部屋着に着替えて部屋を出ようとしたところ、妙に手が痛んだ

 不思議に思って良く手首を見てみると……

 そこには鎖状痕がくっきりと残っていた



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 とりあえず物語はこれで一段落です!

 ここまで読んで頂いてありがとうございます!

 良ければ感想等のほど宜しくお願いします

 始めはここまで読んでもらえるとは思さなかった


 さて、これからですが、アフターストーリー等書くこともあるかもしれませんが、週に1回の更新になると思います

 これからはもう1つの作品の方を終わらせにいきます

(ほったらかしちゃったからね

 こっちは2日に1回を予定)

 良ければそちらの方も読んで頂ければ幸いです

 後愛読、フォロー、ハートありがとうございました!

 また、次の物語でお会いしましょう

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