実録!見切り発車の脳汁!

 こむら川小説大賞お疲れ様でした!まずは評議員の皆様に厚いお礼を申し上げます、本当にありがとうございました!!

 一作目も二作目も丁寧に、かつ優しく読んでもらえてとても嬉しいです…!改善点などは自分で読んでもよく分からず、同時に自分がかなり能天気なので無理あるなーと思った展開でもまあいいか!で押してしまうので、真摯な講評本当に痛み入りました。まあいいか!→全然よくなかった が知れる 本当にありがたいことです……。

 あと謎の概念さんにも謎の巡礼者さんにも文体によるリーダビリティの話をしていただき、自分は文体?文章?で適当にゴリ押す方式を無意識にやっていたんだなあと参考になりました。

 確かに小説を書くときに気をつけていることと言えば読みやすいかどうかくらいだなって……。

 話の内容とか構成などにももっと注力していきたいと思います。頑張るぞ!


 せっかくなのでこぼれ話(?)や反省点など書いていきたいと思います!

 一作目は多分なんですけどいつもの草くんという感じなので、見切り発車にしては個人的に気に入り、改稿してよさみを上げたいと思った二作目の話を書いていきます。

 こちらです 芥の王 https://kakuyomu.jp/works/16817330661691306066

 正直タイトルとキャッチコピーの回収に半泣きでした。見切り発車って何も考えず掴みだけ書くことよりも、まあいけるやろ!で設定したタイトルと煽り文を回収することの方が罪が重いんだなと思いました。

 こちらなんですが、そもそも今連載中の長編(https://kakuyomu.jp/works/16817330659052962387)に出てくるサブキャラの前日譚めいたものに結果的になったものなんですね…。(長編を読まなくても読めるとは思います)(長編の場合ブラックシープという話に出てきます)

 一話目の時点では主人公のスティーブことボスが勝つんだろうなと私は思ってました。なぜかといえばまだ相手役のガーベイジについて一切が決まっておらず、本当の最初の初稿(タイトルもない)時点では「男」という表記になっていたからです。ちょっとした名残で、一話目のボスが一番かっこいいです。天国にギャンブルはあるか?とか言ったりしてて歴戦のギャンブラーみたいな風格がある…まあなかったんですけど…。

 でもなんか芥の王ってタイトル使いて〜と急に思って、芥をとりあえず英語にしてみたら響きカッコよかったんで、名前になりました。タイトルにもかかるしお得やん!と思ってました。でも明らかに偽名なんで困りました。そのまま勢いで一話目の最後まで書き、いけオラァ!!!で見切り発車しました。

 ここからが恐ろしい話なんですが、私、S &W M629の装弾数を素で間違えてたんですね。

 五発だと思い込んでいたら六発でした。詰みました。いやでも詰むわけにはいかない、なぜなら公開しちゃったから。

 そこで出たのが「せや!!!!相手のガーベイジが勝手に銃を弄り倒して五発にしたことにしよう!!!!」」という案です。これが見切り発車の脳汁、六発→五発の部分をメイントリックに据えて二話目以降をいけオラァ!!!で一気に書きました。

 それで、二話目を書いている時点で、あーこれボスが負けるんだと思って、やっとガーベイジ側の脳内を考えることにしたんですけど、そしたらこいつ長編のサブキャラだったんですね。何を言っているのかわかんないかもしれないんですけど、そうだったんです。こいつはグレイソン・ギャリー。犯罪組織を渡り歩き潰しまくっていた男。

 なのでそのように組みました。これが概念さんをうん?とさせてしまったところで、自分はキャラをわかっているので詳細を省いてしまい、内面描写というかなんかキャラ像が変な出力しかされなかった感じで、読みにくくて申し訳なかったなと思っております…。

 そんなこんなで四話目までやってきて、トリック開示までなんとかきた時には「ミステリっぽいギミックの書けたんじゃない!?やったーーー!!」と脳汁ドバドバダブルピースで、タイトル回収とか偽名がわかりやすすぎる件の話を普通に忘れてました。バカ!

 それでオチがちょっとひどいです。こんなわかりやすいのに偽名なの気づけよボスと思いながら、ガーベイジと私は引き金を引きました。ここ本当に公開後もずっと絶対ダメじゃんと思っていたので講評を見てやっぱダメだった!!よかった!!!とちょっと思いました、よくないけどよかったです…。

 いつになるかは未定ですが絶対に書き直します。なぜなら私はこの話を巧緻は置いておいて異様に気に入り、なんかもっといい子に育て直してやりたいからです。

 そう……ガーベイジ改めグレイソン・ライジングとして……もっといい感じにできると講評をいただき確信しました、改善点を参考にさせていただきながらめっちゃ改稿したいと思います!!!!!


 余談のようになるのですが有袋類さんにガーベイジを気に入ってもらえたのめちゃくちゃ嬉しいです!長編版では短髪の男なんですが芥の王の時は伸びた髪を雑に縛っている感じでもいいな…と思いました。

 一作目の方の余談も入れておくのですが、一人称あたしの少女になっている理由は一番文字数が稼げたからです(私、あたし、僕、ぼくでの計算)(わたしよりあたしの方がめんどくさいJKっぽかったのでそっちにしました)

 植木鉢で人を殴るのは……やめよう!


 ここまで読んでいただきありがとうございました。

 また会いましょう!

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