第2話解放条件

「え?」

「今から何すると思う?影」

「悪いことするだろ」

「あーそうだなー悪いことって言えば悪いかなー」

「なにをするつもりや」

「当たり前だろ、お前の体を乗っ取ってこの世で暴れるんだぜ」

「今この世はどうなってるかも知りたいしな、まぁとりあえず体借りるは、じゃ」

「おい、待て!......」

「はい、成功!、人間の体なんて何千年ぶりだろーな.......さーてと ここはどこだ、おっ山の頂上か町が綺麗だなー」



「はぁ、なんか笑けてきたぜ」


「なんで笑けてくるんだよ」


「なんでかって?俺が今からこの街全部消すからだぜ、じゃあな全員」


「想像しろ俺の分身出てこい!」


みえいももひと

「解放条件!実影百人」

「さぁ行け我が下僕達よ、壊せ!暴れろ!この街を喰らいつくせ!!」


深夜0時この時街のみんなにはっきり聞こえた


全員 絶殺ぜっころ


その声が聞こえてから数分後山の中では

「おい、影狐何してんだこんな所で」

「誰だ俺をその名前で呼ぶのは」

「おーなんか匂いくせぇなと思ったらおめぇ鷹宮..,.?あれ、お前もっと臭くなったか?」

「おい、その名前で呼ぶのはやめろって何回言わせりゃわかるんだか影狐!」

「お互い様だろ鷹!」

「なんで鷹宮って呼ばれたくないんだっけ?、確か自分の親を自分で殺したんだっけ?鷹宮!」

その瞬間目では追いつけない速さで影狐の首に爪をたてた

「それ以上言ったら殺すぞ」

だが鷹が爪をたてたのは影狐の偽物だった

「じゃあな」

そう言って影狐は深い闇の中に消えていったに消えた

「はぁ、俺の能力を使うしかねぇか、いやここは解放条件だな、」

よしきめいがん

「解放条件!夜式明眼」



「クソ、圏外か!足で追うか」


影狐は結構な、速さで逃げたが鷹はそれに追いついて来た


「鷹のやつもう追いついて気やがった」


「はぁ想像しろ俺の前に出てこい壁!からの」

みえいへき

「解放条件実影壁」


「クソ..影狐のやろぉ壁なんか作りやがって、こんな時は」


「あーあ影狐のやろぉ俺みたいなやつから逃げやがった、雑魚だなー、恥ずかしくねぇのかなー?」


ゴコゴゴ!ゴコゴゴ!


「おっ来たな....単細胞が!」

「誰が.......雑魚だ!鷹ー」

バゴォーン

影狐は自分で作り出した壁を突き破って鷹に襲いかかった

「鷹てめぇ!」

「この単細胞が!引っかかりやがって、今だ」

「なに?!」

よしきめいがん

「解放条件 夜式明眼」

その瞬間影狐の視界が真っ暗になった

「なんだ視界が真っ暗だぞ」


「これが俺の能力だ、」


「てめぇ鷹!お前俺が眠ってる間に解放条件なんか身につけやがって」


「俺は身につけたんじゃない!最初から持っていたんだ」


「どうゆう事だ」


「俺の解放条件は強すぎて使ったら敵が勝てないからなー、使わないようにしていたんだ」


「どうゆう能力なんだ、鷹」


「俺の解放条件は視力をよくするだけだ、だがそれはどうやって視力を良くしていると思う」


「知らねぇよ、そんなの!」


「その小さい脳で考えて見ろ」


影狐は考え続けた、その結果たどり着いた答えは!

「 まさかおめぇ、俺の視力を!」


「おっ、ご名答その通りだ」

「俺の解放条件は半径3メートル以内の人の視力を奪うことができる、それが俺の解放条件だ!、だから俺の周りにいたのはお前だけだからお前の視力を全部とったってこと」


「クソが!視力をかえしやがれ」


「そのガキから出ていったら返してやろう影狐」

「そのガキに色々聞きたいことがあるからな、さっ出ていけ」

「無理だな!」

「また、そんな頑固なこと言っちゃって」

「おい鷹おめぇは俺の父ちゃんかって」

「違う」

「ふっそれぐらいわかってるよ鷹」

「俺は母ちゃんだ」

「そっちかよ、その前にどっちでもねぇよ」

「しゃあねぇから出ていくぜ」


そう言い影狐は影から出ていった


「あれ、僕は何を?て言うかあなた誰ですか?」

「俺か?俺は鷹だ!よろしく影君、」


「あ、よろしくお願いします鷹さん」

早速だが影君、君は今後たくさんの敵に狙われる」

「え、なんでですか」

「その理由は.......そのうち分かるさ」

「そうですか、そのうちってどのくらいですか?」

「うーんあと1年後ぐらいかな?」


「え、1年後!!」


「でも答え見つからないかもしれないね影君」


「なんでですか?鷹さん」


「それはその間に君が死ぬかもだからだよ、君は今日から色んな種類の敵と戦うことになる」


「僕は弱いですし、勝てますかね?」


「それは君次第さ、じゃあね影君」


「ちょっと待ってください鷹さん」


「ん?」

「解放条件ってなんすか!」

「あーそれはねー、自分が条件を満たした時に使える必殺技みたいなもんだよ」


「それって僕も使えるんですか?」


「練習したらできるんじゃないか?」

「良かったら僕にけい.....,稽古つけてください」











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