狐食師

@PAM7010

第1話始まりを告げるお面

「はぁ、 熱っちー」


俺の名前はえい高校生1年生だ!京都の西の方に住んでいる勉強も平均的、運動も平均的な普通の高校生だ、普通の


俺はいつまで平凡に暮らすんだろう?

「影ー、遅刻するわよー」


「やべぇ遅刻する!早く用意しねぇと」

と思い急いで置いてあるものを全て鞄の中に詰め込んだ

「行ってきまーす」


「行ってらっしゃい、よし、影の部屋掃除しなきゃ あれ?、あそこなにか置いてあったかしら」

そこには 何かを飾っていたと言わんばかりの空間があった


「まぁいいわ、」


影の母さんはそのことをあとにした、その頃影は学校で焦っていた

「やべー、美術の課題のお面持ってくるの忘れた」


「ん?」

「なんだこの狐のお面」

影は家に飾ってあったやつを間違えて持ってきてしまっていた

「やべぇ、どうしよ今日提出なのに.....あっこのお面提出しよ!、まぁ高そうでもないし母さんにもバレないだろ」

その時授業のチャイムが鳴り、先生が入ってきた

先生「はい、突然ですが今日回収するお面はまた次回回収します」


「えーせっかく持ってきたのにー」


「まぁたぁ、とりあえず授業始めるぞー」

俺は突然のことに首を傾げた

キーンコーンカーンコーン


「おっ、もう授業終わっちまった、ずっと寝てたら終わんのはえぇな」


大輝「おい影今日遊びに行こうぜ」


「おう、いいぜ」

俺の友達大輝だいきは身長186センチ体重100キロ近い化け物だそれにその体を活かして柔道をしているもんだから、ほぼ敵なしだ、そんな大輝は俺の自慢の友達だ、その帰り道大輝と喋りながら帰っている時前にチンパンジーのお面を被った人がたっていた.....その時


「あのー」


「はい」


「今初めてあったんですけどあなな達殺しますね」


「え?」


「あなたたちというよりお前だちっちゃい方!」


「え、俺?」


その時、チンパンジーのお面を被った人はこっちに走ってきた!俺は逃げようと思ったが、俺には大輝がいると、心なしか安心していた


「影安心しろ俺がどうにかする」


「さすが!大輝頼りになるぅ」


俺は勝利を確信していた、なぜなら大輝の身長186センチ相手の身長170センチぐらいだったからだ、その時大輝の腕を掴んだ、その掴んだ腕を振り払おうとした時大輝の腕は粉々に粉砕していた

何がおこったか分からなかった一瞬の出来事で何も分からなかった


大輝「うわぁーーーーー」


「だからさっさとそいつをわたせ」


俺はその時何が起こったかわかった大輝の腕が粉々になったのはあいつの握力だと気づいた、俺は今過去最大のピンチな状況だ


「どうする影、どうする影」


自分に暗示をかけ続けた


「おい、逃げろ、」


「でも」


「いいから逃げろ」


「お前は黙れ」


チンパンジーのお面を被った男性は大輝の頭を掴んだ


「やめろーー」


ブシュー

一瞬のことに言葉を失って状況が掴めない時でも冷静に1つだけ確信した.....大輝死んじゃったんだ


「大輝が死んだ、どうしよう、どうしよう」


「さぁお前の番だ」


とこっちに近づいてきた、俺は一目散に逃げた疲れても走り続けた、それと同等にチンパンジーのお面を被った男性も走ってきた


「まてゴラァ」


これでも俺は陸上部だから逃げれると心の中で念じていたら、本当に逃げきれた、俺は逃げることに必死で重要なことを忘れていた


「ここどこだーー!一心不乱に走りすぎて知らないところに来てしまった!、とりあえず帰り道探そ」


「おい、逃げれると思ったか?」


俺は恐る恐る後ろを振り向いた、そこにはあのチンパンジーの仮面の男性がいた

俺は焦って持ってたカバンを投げてしまった


「やばい、やばい、やばい、やばい、もう逃げれない、もう体力がない」


影はふと自分の横に、落ちている物を見たさっき投げてカバンから出てきたお面が横にあった


「おいガキそのお面をどこで手に入れた」


影はその言葉を無視して考えたどうして大輝はやられたんだ

身長170ぐらいの男性が186センチあろうが男の腕と頭を潰せるわけが無い


「考えろ考えろ、何かトリックがあるに違いない」


影は相手の体を舐めまわすように見て、影はふと疑問に思ったなんでお面をしてんだ、しかもチンパンジーって趣味悪、キモ!、


「ん?」


「何か引っかかるぞ、なんだ何がこんなに引っかかるんだ」


「あ!テレビで見たことあるぞチンパンジーの推定握力は300キロだって聞いたことがある」


もしかしてあのお面が体を強化しているのか、そんな非科学的なことがあるわけが無い、もしあのお面が正体なら、俺の狐のお面もワンチャンあるんじゃないか、俺はお面を手に取り自分の顔につけた


見知らぬ男性「ほほーようやく種がわかったか」


「やっぱりお面が正体だったか!」

でも能力がわかんねぇー、やべぇ、つけたのはいいけどどうしよー


見知らぬ男性「ほんじゃあ行くぞー」


「やべぇ終わった」


その時、脳内に直接声が聞こえた


脳内「おい、聞こえてるのか」


「誰だ!」


「お前はバカか、自分の能力も知らずに立ち


向かうなんて脳無しなんだ、このアホが!」



「うるせぇ、ていうかお前誰だよ」


「ふっ!お前みたいな雑魚に言う名前はねぇ」

「はぁ、誰が雑魚だ」


「ごちゃごちゃうるせぇ」


男は拳を振り上げた、しかし俺の目にはハッキリ拳が見えた


「こいつ握力だけでただの雑魚じゃねぇか」

これなら俺にも勝気があるんじゃないか、ニヤ俺はさくをねった最後の力を振り絞って相手を巻いて後ろからどつく作戦だ!我ながらいい作戦だ!


「シッシッシ」


「感謝しろよ」


「ん?」


俺は声の聞こえた方を見たが誰もいなかった


「何笑ってんだ、頭いっちまったか、さっさと殺らせろや」


「よし、作戦実行だ」

俺は全速力で逃げた、逃げてる間に相手の背後に回り込むことが出来た!

「くたバレェ」

バコン!

「よし後頭部に入った!」

男は倒れた、

「よし。やったぞ倒したぞでも、もう1発ぐらい殴っとこうかな、?」

俺は男めがけて振りかぶった瞬間、男は立ち上がり俺の首を掴んだ


「やば!」


「やっと捕まえたぜ時間かかっちまったなー何分かかったと思う?なぁ!、なぁ!」


「そんなの知らねぇよ」


「はぁ、あーそう言う事ねおめぇ死にてぇんだな、ならお望み通り殺してやるぜ、じわじわと」


と俺の首にゆっくり力を入れ始めた


「動力発動!握滅あくめつ

「俺の能力、握滅は時間経てば経つほど俺の握力が強くなり最終的にはお前の体は粉々にならずこの世から消える!........じゃあな」


あ、俺死ぬんだな.....ていうか能力ってなんだよ。まぁいいや今までありがとみんな

今から会いに行くぜ大輝」


「おい、おい!」


「ん?」


「 おめぇが死んだら俺も死ぬんだぞ」


「そんなの知ったこっちゃねぇよ」


「 生きたくないのか?」


「生きてぇよ」

じゃあそのお面をつけろそして自分は2人いると想像しろ」


「どういうことだ」


「やったら分かる」


影はお面をつけた

俺は2人いる俺は2人いる


「速く死....ね......」


その時男の力が少しゆるまった


「おい!てめぇ何しやがった」


「ん?」


「その尾っぽはなんだ!」


俺は疑問に思いながらも自分の尻を見た


「なんだこれおれの尻にしっぽがある!面をつける前はなかったのに......あ、」


これが面の能力か!と影は確信した


「それにおめぇなんで2人いるんだ」


俺の足元に俺がいた


「え、どうゆう事だ」


「それがお前の能力だ影」


その時男は俺を離してもう1人の影に殴りかかった.......がもう1人の影に殴りかかった瞬間そのもう1人の影が煙のように姿を消した、.....と思われた時また俺が違うところから出てきた」

「てめぇの能力はなんだ!」


「おい、影想像しろ影の有利な状況を!」


「俺の有利な状況?」

「俺の有利な状況は、俺がいっぱいいることかな?」

と想像した瞬間数人の影が周りに現れた


「おい、おいどうなってんだ!!」


男は次々に数人の影に殴り続けていた、俺はもう1人の影を使いまた男の背後に回って今回は確実に後頭部に入った


「よくやったぞ!影、さぁトドメをさすんだ」


「え?もうやったよ」


「やった?ふざけるなやったって言うのはな殺すことだ!さぁ、やれ」


「嫌だ俺は人を殺したりなんてしない!」


「そうか、なら俺にも考えがある」


「なんだ考えって?」


その時影の体からその化け物が出てきたその化け物は影が化け物の体を見るより先に脳の中に入った

「考えって言うのはなお前に取り付くと言うことだ」


「え?........」













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