母に想いを馳せられる

お母さんによる四人のお子さんと過ごす短い夏休みの日記です。
これぞ日記という日記で、1日を時間ごとに区切って書かれているのでとても読みやすいです。猛暑日に唐揚げのリクエストを受けたときの心境など、とても面白かったです。(自分も料理をするのでとても共感しました。)
ご家族への慈しみがあたたかい文章に表れていて、環境はまるっと違うのにどこか懐かしく、読んでいると自分の母に想いを馳せられました。自分が子どもの頃、母はどういう心境でいたのだろうか。母に愛された記憶があるから、織香さんの日記に惹かれたのかもしれません。