第4話 あれ、執筆完了!?

飛竜と恋愛かぁ。他のドラゴンたちは、体格からして、、、無きにしも非ず? 私を重いとも思わず飛んでくれて、身を守ってくれるわけか。そうなると、飛竜君は、いつも肩身の狭い思いをする繊細ボーイってわけか。かわいいやつだぜ。

 擬人化? 架空の生き物を人間化するなんて鳥獣戯画でもやってんじゃん。『私の飛竜君』。パンチ弱いな。なんかないかな。『私と飛竜のキャンパスデート』?まんまだな~。私の欲望が溢れ出てる。なしなし。しかし、人間同士というのが、どうも合わないのだ。愛でたい、これはれっきとした20を過ぎた女の欲望である。逆もいるけどね。でも、飛竜君は私のだから。ネクタイでも撒いちゃおうかしら。ところが、逆鱗に触れてしまい、やけどをする羽目に。そんな飛竜君は私を学校の貯水池に放り込んで、申しなさげに引き上げてくれたわ。

 はっ、乾いてる。いや、濡れてるものなんて何もない。また、暴走が。決めた、私ライトノベルで『私の一番飛竜君』で行こう。ファンタジックな恋愛に収まりそうだね。私は一人称で、飛竜君は変身して、いろんなとこ連れてってくれるの、海に山に、時には屋上や、スカイツリーの上なんかも。


 はっ、暴走しすぎて、空想ファンタジ―になってしまった。


結局、妄想の主が書かせたのか、ドラゴンが書かせたのか? 「ドラゴンの小説。」こういう「たまひよ」ってかいたけど『ニワトリが先か、タマゴが先か』になりましたね。愛嬌ってことで、続くかもしれませんが、あったら、読みたいですか?

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

たまひよ 稲兎谷ぴょん @usapyon

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ