jrイン千歳キハ281系トレインルームに泊まってみた 202312

 ◯能書き

 JR北海道ホテルズは鉄道機械を使った部屋を函館に作りました。それが好評だったのかどうか知りませんが、千歳にもキハ281系ルームを作ることで収益性を改善しようとしたのだと思います。

 そのうちどうせ半導体工場ができてそうしてホテル代が高くなると思うので、3万円を切る金額で泊まれたのと、たまたま当日空きがあり、終業後にホテルに突っ込めたので、鑑賞もかねて宿泊することとしました。


 ◯やり方

 やり方もくそもへったくれもありませんが。

 ホテルを予約してエアポートなり普通電車なり特急すずらんなりで千歳駅に降りて、駅前のホテルに行けばいい話です。


 楽しみだったので、ホテルの朝食もつけましたが、まあ素晴らしかったので後述。


 中央バスで福住から千歳までバスで行くと言う手もありましたが、時間がかかりすぎるのと、今回はホテルの部屋を堪能したかったので、速い快速エアポートにしました。



 ◯やったこと

 呼吸するようにエアポートに乗り、千歳駅で降り、JRイン千歳に入りました。

 

 チェックインの際に駅員コスプレができるとか言われましたが、そんな年でもないのでしませんでした。

 (あとでやっとけば良かったと後悔するパターン)

 備品を破壊したり、かっぱらったりする輩がいるかもしれないと思われているのか、チェックインの際に身分証明書(免許証をだした)を出せといわれたのでコピーさせておきました。

 あと備品を破壊するなとか破壊した場合は弁償しろだとか、貸したもの(本、車掌・運転手用バッグなど)は返せとか借りパクしたら即警察だとか、備品を破壊したら弁償だとかかかれた念書にサインをさせられ(というか申し込んでいる時点で念書にサインできなければおかしいのだが。)ホテルの客室に行きました。



 ホテルのドアの横に、キハ281系の先頭車の貫通扉がおかれていました。

 その横を通り入室すると、運転台がおいてありました。

 最初は本物だと思っていませんでした。

(よくよく考えたらレプリカ作るの面倒だろと思います。)


 まずは運転席に座って、チャイムがなるか試してみたらなりませんでした。(後述するが壊れているわけではないです。)

 ともかくディスプレイをつけて走行の様子を鑑賞しました。

 ディスプレイは当初札幌〜東室蘭でこれからその先が追加されるそうです、


 走行しているうちに運転台の電源をいれる必要があるということに気づき、運転台の電源をいれました。

 ブレーカー投入やら、ATSのチャイムキャンセルやらを体験しました。


 電源をいれたらマスコンが動いて、速度計も連動して動くようになりました(実際の列車と同じようになった)


 当然ながらチャイムにも電源が入り、キハ281系のチャイムもならせるようになりました。

 会わせて、アナウンスマイクも入るようになりました。

 どんなチャイムかを自分で試すことができました。アナウンスは一人でやってもむなしいだけですが。



 一通り運転台を鑑賞したら、グリーン座席が2つあったので久々に座ってみました。

 ふかふかでした。


 どうせぶっ壊して捨てるくらいなら駅のベンチなりなんなりに活用すればいいと思いますし、中古販売すれば1個1万円ぐらい(苗穂引き取り)で売れると思います。


 グリーン車用座席は窓に直角に据え付けられていました。(列車の車窓みたいに窓を横目に見られるように据え付けられていました。)JRイン千歳のトレインルームの窓は千歳線に直角で北向き(札幌向き)になっているので、実際の車窓では見ることができなかった、札幌方向の景色を列車に座っているように見ることができました。


(なんか下手な文章だな)



 車窓はとりあえず鑑賞したのとどうせやることもないし、この機会なので千歳から札幌に向かう最終普通列車を鑑賞しました。



 結局番のエサに関しては、セブンイレブンになりました。サ◯ィまで歩いたり、が◯とに行く気力はなかったです。


 それをグリーン座席に座って、テーブルを出して食っていました。

 やっていること特急に乗ってるときと変わらん。



 そのあと風呂を鑑賞しました。

 客室にも風呂はありましたが、今回は

 徳に風呂はビジネスホテルの風呂でした。

 客室の風呂は使ってない。

(というかJRインを使うことがたまにあるが(旭川とか内装がきれいで作業しやすいから使うことがある)ツインだと風呂ついているんだ。シングルだとシャワーアだけだけれども。)




 風呂を上がってもグリーン車の座席があるので、一般客でも楽しめるようになっています。

 札幌に泊まれない際は是非ご利用ください。たぶんそのうち作業員だらけになって泊まれなくなるだろうけど。





 あとはどうせやることがなかったので、寝るのとついでに深夜に貨物列車が通るのを期待してカメラを仕込んでおいたら撲のイビキが聞こえるだけの謎ビデオになっていました。


 あとは千歳駅の電気が消える瞬間が録画されていましたが。


 翌日、もう一回風呂に入りました。

 前日風呂に入った際は髭剃りの際にカミソリで肌を切るなどさんざんでしたが、特に変なイベントはおきませんですた。



 そして朝食。

 まあやよい軒で出されて、バイキングとかではなく、スペシャルな定食といった感じでした。

 ちょっとブッフェに期待していましたが、普段やよい軒はよく行くけど・・・・という感じになりました。


 終わったあとも運転台の鑑賞をしながら、合わせて貸してくれた本の鑑賞をしました。

 スーパー北斗がデビューしたときの時刻表には、日高線、留萌線、江差線はおろか深名線まで乗っていました。(上砂川支線は覚えてない)

 こんな時代からキハ281は走っていたんだと思うと感動を覚えました。

(それ以前にいまの大学生(2023年時点)たちはデビュー当時まだ生まれていないことを考えると読者の方々でも想像がつかない世界なのかもしれない。)


 その他の本も読んで、チェックアウト30分ぐらいまで堪能して、フロントに借りた本やものを全部返して、家に帰りました。



 ◯感想および注意


 実物の運転台が使われているため30年物の電子部品(スイッチ・アンプあとは隠れているから知らん)が自然に壊れたとき、

 壊したのは宿泊客だと言われたらどうするのか、というか責任とれねえぞ、俺だったら。


 上の素晴らしい部屋とは一転。まずはこういう感想となりました。

 ともかく、触って体験できるものではありますが、いつ壊れるかわからないというリスクがあるように感じます。

 また、運転台の起動に関しても、ブレーカー投入の順序などが指定されており、(それを誤ったからといって即壊れるわけではないですが。)動かなくなってしまったということがあって、客のせいにされたら正直責任をとれないと思います。

 また修繕用の部品を(恐らくアレな会社なので予備部品をとっていないと思う。それ以前にJR北海道直営じゃないからJR北海道ホテルズがサブの部品をJR北海道から受領、売却を受けるとは思えないが)


 万が一突然壊れた(寿命になった)としても客が壊した扱いにされる(恐らくやらないとは思うが)用な念書を書かされる以上は、リスクを把握しておかなければならないと思います。


 あと特に子供連れは壊したら修理費払えという念書担っている以上は、子供が運転台(その他アンプ、電話なども含む)を壊す可能性があり、その修繕費を親が負担する可能性があることも頭にいれながら、宿泊すべきだと思います。


 次721系トレインルームとか作るんであれば、運転台の廃車予備部品を10セットぐらい確保しておくことをおすすめします。

(いま函館でやってるキハ40も同様)


 朝食が東横INNほどではないが、それよりmな程度というのは・・・それはどうでもいいか。



 リスクを自覚した上で用法用量を守って楽しくお楽しみください。


 以上


 正確な日付書いたらばれるからやめた。


 おしまい。




 

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