滅ぼされる夕鉄バス 新札幌~新夕張 20230917

 〇能書き

 2023年9月30日をもって北海道の様々な鉄道代替の路線バスが滅ぼされることとなりました。

 ①天北線代行バス音威子府~浜頓別(デマンド交通に移行)

 ②夕鉄バス札幌~新夕張(厳密にいえば南幌~夕張)(夕鉄代替バス)

 ③標津線厚床支線代行バス(別海~厚床)(空港連絡バスへ移行)

 そのうち①は経費が掛かりすぎるし、他人の一生分275号線を通ったのでやめ、③は行きにくくてかつ都合のいい時間がないので省略することにしました。

 なので経費的にもちょうどよい夕鉄バスを鑑賞することにしました。


 〇行き方

 新札幌バスターミナルから普通に夕張までバスで乗る。というかそれ以外特にない。

 なお、帰りはバスで帰っても同じルートを通るので速くて高いJR北海道特急スーパーとかちで帰りました。


 〇やったこと

 といっても、バスにずっと乗っていただけなので特段面白いことはないんですけどね。ここまで見ていただいた方申し訳ございません。

 


 とりあえず新札幌のバスターミナルに行って夕鉄バス乗り場を探したらよくわからず、爆ダッシュで新夕張行バスに飛び乗る羽目になりました。


 乗ったはいいけれど普通に国道12号線を走っているだけなので特段何もないです。普段は12号線を道立図書館まで歩いているのでより特になんもないです。


 野幌駅まで行ったら野幌の夕鉄バスターミナルに入りました。1回目の運転手交代です。

 だからといって何があるわけでもないですが、この辺りまでは最低限10人ぐらいは乗ってました。

 

 南幌町へ向かうのですが、江別東インターの横付近を通り南幌温泉の前を通り、南幌町の交通の中心である南幌温泉ビューロに向かうのですが何にも面白いことはないです。


 南幌町を抜けると北長沼を抜けるのですが、長沼町では降りれませんとかいうわけのわからないアナウンスが流れます。

 意味不明でした。

 この辺ではもう誰もいませんでした。


 栗山駅で人が乗りましたがどこで降りたかわかりませんが峠を抜けて夕鉄夕張ターミナルに着くころには結局僕一人でした。

 

 夕鉄ターミナルで1人乗り、途中で一人おり、紅葉山(新夕張駅)につくころにはもう人がおりており結局最後まで乗り通したのは僕一人でした。


 清水沢のりすたで降りて鑑賞しようかと思いましたが、めんどくさいし、乗り換えたらまた初乗り運賃がかかるのでやめました。


 新夕張まで結局3時間かかりました。JRだったらすごく速いです。だって帯広まで3時間ぐらいだもん。


 

 結局なんかつまらない結果になってるし。


 新夕張で降りたら新夕張駅から折り返しのバスに乗るらしき人が何人か待っており、その人たちを乗せて新札幌に帰っていきました。


 僕は新夕張の道の駅で自動車に囲まれながら、Aコープぽいスーパーに行って、フードコートで適当な飯を食べて、スーパーとかちで帰りました。

 思うんだけど、道の駅って休憩施設なんで車であふれかえっているのが当たり前なんですけれど、新夕張駅のガラガラっぷりに対比すると非常にみじめになってくるのが最近特に思います。


 なぜかやたらめったらスーパーとかちは混んでました。

 トマムから来る奴らのためのものなのか知りませんが。

 それなので、荷物で座席を占有している奴ばかりの自由席にずけずけと乗り込んで、空いている席に無理やり座って居場所を確保しました。

 まあ貧乏なので、南千歳で降りてエアポートに乗り換えて家にそのまま帰りました。

 珍しく一日散歩切符は使わなかった。というか使っていたら午後6時まで幽閉されるか、バスで帰ったほうが早いと思う。



 かんそう


 そら滅ぶよ。


 誰も乗らなければ滅ぶわけです。

 自家用車に公共交通ユニバーサルサービス料を科したり、ガソリン税を1リットル当たり300円にして自家用車を利用できなくなれば話は別でしょうが。


 というか夕張はこんなに公共交通が滅ぶんなら新夕張に全ての都市機能を移転させるべきでは?

 

 今は清水沢地区に集約化させようとしていますが、たぶん何もできなくなって、自家用車がなければ生活不能になる街になるかもしれません。

 トドックやイオンのネットスーパーがあるにせよ、脱出不可能になるとは思います。

 その代わり今後は地球温暖化によって雪が減って住みやすくなるかもしれません。

(本州みたいな湿った雪が大量に降って生活不能になるかもしれない)


 まあ、石勝線を滅ぼすためにはいろんな街との調整(詳しくは北海道高速鉄道開発で検索!北海道医療大学駅の架線もこの会社関係の話!)をしなければ難しいので、石勝線がなくなることはそもそも石勝線そのものが跡形もなくなくなれば話は別でしょうが、そんなことはたぶんないので、新夕張(紅葉山)を交通結節点とした街づくりをすべきだったのではないですかね。夕張市は。たぶん何も考えていなかったんでしょうけど。

 

 攻めの敗戦を否定している人間が結構見受けられますが、それ以前にあんた夕張線使ってそこに行くのという話です。(行くやつはたぶん良くて1日散歩切符、青春18きっぷを使っている輩だけだと思います。)交流人口を維持するために鉄道を維持するメリットはあると思いますが、JR北海道がなぜか(除雪と、万一出発できなくなったら困る関係?)夜間停泊を末端駅でしないので、異常なレベルの経費がかかるからそれを自治体で負担できるわけがないので、廃線する以外の方向性はなかったと思います。



 言いたいことは全部書いた。

 というか言いたいことだらけだし、読みづらい文章で2200字も文字数稼いですまんかった。


 おしまい

 



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