復活した室蘭から青森に行くフェリーに乗ってみた

 〇能書き


 https://www.tsugarukaikyo.co.jp/topics/page/?id=1677639123YtdMy


 どういうわけか室蘭から青森に行くフェリーが復活したので乗ることにしました。

 まあ、津軽海峡フェリーの青函航路のフェリーを転用したので、4時間ぐらい乗る人向けなので、乗り心地はわかってますが。


 〇フェリーの説明

 室蘭を夜8時に出て朝の3時につくという夜行にしては中途半端なフェリーで、しかももっと大需要地である東京と札幌に近い苫小牧から八戸までの航路があるのに就航した謎の航路だと思います。

 また逆に青森から室蘭に行くフェリーは9時に出航し15時45分着となんだかよくわからないというか夜行させたら待機時間がもったいないのでそうしましたと言わんばかりのダイヤとなっています。

 挙句の果てに僕の計算が間違っていなければ室蘭発日曜と青森発月曜が運休なので週に1日月曜日で室蘭港で放置プレイかまされるという意味不明な状態でもあります。青函航路で整備運休が出たらそれの代走に入るとも書いてあるし。


 まあ、ダイヤを見た感想としては、月曜青森発が運休なんで、土日月の3連休の帰りに乗れないから往復で乗る機会を逃したなといえることだけだと思います。


 〇結論

 接続が悪いので、何の意味もない。

 出航2時間前についても出航30分前ぐらいまでターミナルで待たされる。

 中途半端な時間に寝て中途半端な時間に起こされる。

 青森の到着場所も一番青森駅側なので津軽海峡フェリーターミナルから遠く離れた場所にあるので、青森、新青森の始発を待つためのスポットに行くとしても待たされる。

 八戸フェリーターミナルに行くと死んじゃう病の人とか、信仰上の理由で八戸ターミナルとか苫小牧東西ターミナルが使えない人じゃない限り室蘭青森航路を使うメリットが思い浮かばない。

 

 (僕に都合がよくなるための)改善案は最後で。




 〇やったこと

 ともかく普通電車で行きました。理由は秋のお出かけパスを使いたかったからです。普通の人は高速バスで行ってください。

 普通電車だと15時11分札幌駅発なんで気を付けてください。特急だと北斗20号が最後になります。

 室蘭駅で降りた後、駅のそばで夜の餌を食べようかと思いましたが、飲食店がないのであきらめて駅前のアークスで買いました。

 他人に勧めるならコープさっぽろがいいと思いますが、なんとなく玉入れやの中に入っていたので避けました。




 エサと飲み物を買った後、フェリーターミナルまでヘルシーウォーキングをしました。

 20分ぐらいで暗さは住宅街程度です。

 拉致されたらあきらめてください。

 Jリーグも開催された入江公園競技場の横を通るとフェリーターミナルにつきます。

 まあ、2時間ぐらい前につきましたけどね。

 それ以前に40分前に来いって飛行機も真っ青だと思いますがね。

 まあ来いと言われた40分前に車を乗せだして、その後出航30分前、19時30分ごろに歩きの客を乗せ始めました。


 甲板から載せられました。ボーディングブリッジを使わせてください。オナシャス。


 ちなみにフェリーターミナルにはほとんど何もないです。

 当然飲食店もありません。

 いつどうなるのかわからないのに出店する人なんているわけがないので当然ですが。

  出航時は、外に出ていいといわれたので、出航風景の鑑賞をしました。

 ちょうどの出航時間直前には切り離しの準備をしているので最低でも10分ぐらい前にはいないといかんでしょうね。

 外を見ていて白鳥大橋を通過する瞬間を見た後寒かったので、室内に入りました。



 今回はビューシートをとりました。

 単に一番安いシートではなく個別で乗れる席に乗りたかったという理由ですが。

 夜行なので光を漏らすなという命令で窓の外は見れないビューシートに2000円を課金して乗りました。

 実際狭いし、リクライニングはフルフラットだけれどもネットカフェみたいな席なので、2000円の価値があるかは各自で判断してください。


 シャワーを浴びてエサをビューシートではテーブルがなかったので食べづらかったので適当な席で食いました。

 

 売っているものは、苫小牧八戸フェリーや津軽海峡フェリーと同様冷凍食品とカップ麺なので大差ないです。

 シャワーは八戸行フェリーなら風呂なのにと思いつつも入りました。





 ともかく眠れない。眠れない。というか僕が不眠症なだけなんですけどね。

 で眠ろうとしたら0時過ぎるってね。

 ちょっと寝たら2時半ぐらいになっていたので3時到着なんで下船の準備をしなければならないので準備をしていました。

 到着したらまず車が降ろされます。

 で10分ぐらいまたされて降ろされたのが津軽海峡フェリーターミナルより青函フェリーのターミナルのほうが近い一番東側(青森駅側ともいう)の場所でした。


 3時におろされても何もしようがないし、仕方がないので歩いて津軽海峡フェリーのターミナルに行きました。

 青函フェリーのターミナルにいればいいといったそこの君。利用しないのに青函フェリーのターミナルに行っちゃだめだぞ。


 津軽線の始発を待つために、フェリーターミナルで5時まで時間をつぶして青森駅に行きました。

 https://www.youtube.com/watch?v=fylahToS4JM


 この後のことは別に書くのでおしまい。



 〇まとめ

 ともかく室蘭駅や青森駅(新青森駅・油川駅)から歩いて行けるだけがメリットの航路。

 (苫小牧や八戸のフェリーターミナルから歩く気力はさすがの僕でもないです。)

 すべての接続がどうしようもなくかつ朝3時に放りだされるのでどうしようもないし後寝れない。

(車があったとしてもどうしようもないというか車でトンキンを目指すとしてもこの時間が都合がいいのかは知らん)

 

 〇(僕に都合が)良くするためには

 ・室蘭駅、青森駅で接続を考慮したダイヤにする。

 例えば21:30発4時30着で札幌発最終北斗との接続がとりやすいダイヤになる。

 (それ以前に最終スーパー北斗は新幹線との接続がないのでJRとしても競合しないので利便性はある)

 (22時発5時着でもいいが室蘭ターミナル側の深夜残業を減らすためにこのようにしている)

 

 ・最悪でも3時に放り出すのはやめてくれというか3時では眠れない。

 上に書いたように5時、せめて4時半にしてくれ。頼むから。

 

 その他事項

 ・八戸行・苫小牧着のほうがトラックドライバー、運転手ともに利便性が高いのに室蘭に(再)就航したのはなんでだろう。市長に頼まれたから?



 運賃もお世辞にも八戸航路と比較して安くはないので、結局は難しいのではないかと。

 有珠山行く人が使うのか?

 ともかく徹底して謎な航路であるので、ある意味では今のうちに乗船するのをお勧めします。


 おわり。


 






 


 


 




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