第50話 ええ! 聖人ジャンヌ・ダルクさまもです。


 聖ジャンヌ・ブレアル学園の文化祭は無事に……終わった。

 ということで、ラノベ部の部室である――



『いや~。私の幼馴染の友花ちゃん! 友花ちゃんってば、今回の文化祭のメインイベント『学園 殿方争奪バトル!!』に飛び入り参加しちゃってさ! なんだかムキになっちゃってたね~。ほんと幼馴染として、あれはちょっと恥ずかしかったよ!』


『……幼馴染の東雲夕美さん? あなたは、今回のメインイベントのクライマックス……でしょうか? その彼――忍海勇太君と新子友花さんとの恋愛ラブアタックなやり取りを、率直に……どう思いましたか?』


『……べつに、な~んにも。……だってさ! もう、始まっているんだからね』

 これって、某アニメ映画のラストシーン?


『……始まっている? 一体、何がでしょうか?』


『そんなの決まってるって!! 新子友花ちゃんと忍海勇太君のラブラ……』



 プチッ……。



 この音、新子友花が部室に設置されてあるモニターの電源を、オフにした音である。


「……もうっ! 折角、ここからいいところなのにさ! 友花ちゃん!! 何でモニターのスイッチをオフにしちゃってんのかな~」

 自分の席に座りながら、グイっと振り向いて残念そうに言い切ったのは……東雲夕美である。

「アホか、夕美! ……あんた何、赤裸々にさ! 実録失楽園……禁断の恋愛慕情やっちゃってんの? 同じラノベ部の部員として、あたし達……否! そう、このあたしを守らんかいな!!」

 一方の新子友花、居ても立っても居られず立っていた。

 身体をワナワナと震わせながら、幼馴染の愚行に対して、必死になって怒りを抑えている様子の新子友花である。

「このラノベ部の新入部員である東雲夕美が、みんなを代表して新聞部のインタビューに答えたんだからさ! ……あと友花ちゃん? 禁断の恋愛なんちゃらって……意味分かんないよ」

 両手をブンブンと振り回しながら、ラノベ部にお役に立てた感を自慢している。

 机に置いてあるモニターのリモコンを手に取る東雲夕美、急ぎ電源ボタンをぽちっと……

「ちょい、待て~い!」

 ……押し掛けたところを、すかさず新子友花がスナッチした。

「禁断の恋愛慕情がさっ! ……どーしてラノベ部の活動内容になっちゃうわけ?」

 人差し指を東雲夕美の両目の間に向けている新子友花の顔は、恥ずかしさいっぱいに頬を赤らめている。


「……ま、まあ友花さん。ここは落ち着いて」

「落ち着けって、なにさ! 愛ってば!! あんただってさ、やりたい放題だったじゃんか!!」

 これが新子友花にとっての“本当”の赤裸々な文化祭のメインイベント?

 幼馴染みに何で解説されなきゃいけないんだ? こんなの怪しい動画サイトの最初のシーンによく出てくる、素人の自己紹介シーンじゃん?


 あたしって! そんなんじゃなーい!!


 ……という気持ちが頭を駆け巡る。

 それを文化祭の実行委員会を兼ねている生徒会長の神殿愛が、まあまあ……という具合にじゃじゃ馬を宥める侍のように? ……まあ、宥めている。

 ところで、新子友花よ――そのような動画をお前は見たことがあるのか?


「……まあまあ。なんだかんだ言って、文化祭もメインイベントも絶好調に盛り上げることができたんですから。実行委員としても、今回の文化祭は大成功と思っていますから。ここはね? 友花さん……」

 どーどーどー。

 怒り猛烈モードの新子友花を、必死に宥めようとしている神殿愛である。

「……そ、そりゃさあ! 愛は生徒会長だから、それはそれで面子は保てているんじゃない? でもさ! あ、あたしは、なんだか自分ばっかりが損しちゃった気分なのだわさ。……ふんっだ!」

 不機嫌モードにバリアチェンジさせる新子友花。

 そのせいなのかは分からないけれど、日本語の語尾がおかしくなってしまった。


「おい、お前って!」

 自分の席で肩肘をつきながら……新子友花をしら~っと見上げて発言してくる忍海勇太である。

「もう、文化祭は終わったんだから。だから、もういいじゃないか?」

「はぁ~? なにそれ……勇太?」

 目を細めて右斜め向かいに座っている忍海勇太を、邪険な表情で見つめた。

「なあ? 人の噂も七十五日って言うだろ。みんな、俺達が教会でやった“演目”は、綺麗な文化祭の思い出として、みんなその内さ……忘れていくって」

 まあ……、忍海勇太もこいつら女子軍団から散々な目にあっていたのけれど――

 これも彼の性格なのだろうか?



「んもー!!」



 やっぱし、出るんだね!


 両手をグーにして、それを肩幅と同じに下して。

 両足も肩幅同じくらい開けて――新子友花が会心の一撃に叫んだ!!

「勇太ってば! あんた、どうしてこんなに呑気なのかな?」

「……俺って、呑気に見えるか?」

「呑気すぎるわいな!」

 またして変な語尾で喋ってしまった新子友花――


「……そうそう!」

 そこへ、神殿愛がパチンと両掌を合わせる。

「なに……神殿さん?」

 隣で東雲夕美が寄り添い尋ねた。

「そういえば、私達ラノベ部の文芸誌『あたらしい文芸』の売れ行きは、どうなったのでしょう?」

 部室の空気がどんよりどよどよしてきたので、神殿愛は何とか話題を変えよう思った。

 これは、生徒会長になったことで身に付けた処世術なのか?

「はいは~い! 私も気になる~」

 その流れに乗った東雲夕美――両手をバンザーイして賛同した。

「……俺も部長として。その……気になっているから……」

 忍海勇太も肩肘をついたままで、ゆったりと挙手をする。

 ラノベ部の本命(本分?)、文芸誌の売れ行きはどうなったの?

 という発言が神殿愛から出ると、それに釣られるように……まあ話題を変えたいがために東雲夕美新入部員と忍海勇太部長が声を揃えた。


「……んも。あんた達ってば」

 新子友花も……多勢に無勢、ここはラノベ部員として話題を合わせることにした。


 只今、青春まっしぐらだね――


「ま、まあまあ。みなさん。……その売り上げのことですけれどね」

 今まで、じーと着席して静かにお茶を飲んでいたのは、ラノベ部顧問の大美和さくら先生である。

「その……、私達……ラノベ部の文芸誌『あたらしい文芸』で、その……」

 なんだか先生は、少し目を泳がせながら口籠っている。

「……そのね。売り上げることができたのは、できたのは……その……、予定の半分だけでした」

 と言って、



 ドスン!!



 大美和さくら先生が自分の机の上に、よっこいしょっと……とある物を勢いよく置く。

 それは、売れ残った『あたらしい文芸』の山であった――


「……で、ですよね。先生?」

 神殿愛は『あたらしい文芸』の山を見つめ一滴の冷や汗を垂らす。

「……まあ、売れないってか?」

 忍海勇太も『あたらしい文芸』の山を見つめ一滴の冷や汗を垂らした。

「……でも、売れた分もあったんだしね!」

 ポジティブ東雲夕美は、上出来だ上出来だと……空元気で喜んだ。

(額には冷や汗が滲み出ている……)


「……この文芸誌、結構コピー代とかねぇ……掛かったんですけれど」

 大美和さくら先生はというと、まあこんなもんでしょ? ……という感じで、お茶をもう一口。


「あ、あたしの赤裸々な初恋話が売れないなんて。そんなぁ……」

 一番被害を被ったのはね、自身の恋愛慕情を赤裸々に書きまくった新子友花だった。

「嫌や……。こんな現実は嫌や……」

 これじゃ~恥辱を晒しだしただけじゃないか? ……と新子友花は思った。

 頭の中が真っ白になった彼女、現実を逃避している。


「……ま、まあ」

 そこへ顧問の大美和さくら先生、すぐに隣で項垂れている新子友花へフォローする。

「だ、だからね、新子友花さん? ……先生も文化祭のメインイベントで、その……あんなにはしゃぎまくってみたのですけれどね……」

 先生もこめかみに一滴の冷や汗が流れてきた。

 それをハンカチで拭きながら――

「……ラノベ部のいいPRになるかなって頑張ったのですけれど。……打倒! 文芸部と古典部! ってね? ……でも、やっぱ老舗の部活には叶いませんでしたね。あははっ……はあ」

 大美和さくら先生は肩を落として俯いちゃった……。


 顧問の悲哀なる姿を晒した後で――

 ラノベ部員全員が、同時に肩を落として俯いてしまった。



『あたらしい文芸』売れなかったんですよ……




       *




「……くしゅん!」

 大きくクシャミをしたのは、大美和さくら先生。

「大美和さくら先生?」

 隣にいる新子友花が尋ねた。

「……ああ、新子友花さん。お構いなく……。今日は少し冷えるのが早いようでして……」

 そう言うと、先生は両手で胸を抱えて鼻を啜る。

「はい……。先生」

 新子友花は、大美和さくら先生の顔をしばらく――


「……すっかり日も暮れましたね」

「……はい先生。秋の夜長の季節になりました」

 大美和さくら先生と新子友花は、学園の正門へと一緒に歩いていた。


 ――さっきまで部室に一緒にいた東雲夕美はというと。

 もうもう!

 駅前のスーパーのカツ丼大盛りが、売り切れ間近じゃん?

 ……ってのをスマホで情報キャッチして、慌てて駅前へと一足お先にとんずら。

 神殿愛はというと――私、これから生徒会として文化祭の報告会があるから!

 みんな、また明日会いましょう~。

 軽快な足取りで部室を後にして行った。


 そして、忍海勇太は――

 俺、今回の文化祭の件で、色々と1人になって……思うことがあるから。

 だから、今日はもう1人にしてくれないか?

(あんたって、いつも1人で帰宅しているじゃん!)


 まあ、それはいいとして……



 ――祭りの後。


 文化祭の立て看板や飾り付けは、まだそのままに残っている。

 夕日がそれらを照らしている。

 赤々と映える聖ジャンヌ・ブレアル学園の、文化祭の祭りの後の光景だ。


 でも、ラノベ部から見れば文芸誌の大量な売れ残りの処理をどうしようと、明日からの悩みの種が植え付けられた日でもあって……なんだか後の祭りの気分ではあるけれど。


 ああっ……。だから部員達が逃げるように、部室を後にして出て行ったんだな。



「……あの、大美和さくら先生?」

 新子友花は歩きながら、同じく隣に沿って歩いている大美和さくら先生に、何かを尋ねたいみたいだ。

「はい、なんでしょう? 新子友花さん??」

 先生は気さくに返事をしてくれた。


 実は、新子友花には心の中で、ずっと思っていたことがあった――


「大美和さくら先生。その……部室でさっき先生が仰っていましたけど。……その、もう一度聞いておこうと。……先生、教えてくれませんか?」

 とは言ったものの……隣にいる先生には視線を向けずに、前から後ろへと抜けていく地面を見ている。

「はい? 何をでしょうか??」

 そんな彼女を横目で確認している大美和さくら先生、あえてそのことには触れないでいようと思った。

「大美和さくら先生……先生が『学園 殿方争奪バトル!!』のメインイベントで、あんなに無礼講だったのは……」

 少し緊張気味な様子である。

「だったのは……? はい、なんでしょう?」

 優しい口調で大美和さくら先生は聞き返してくれた。

「……その、ぶ……無礼講だったのは、本当に『あたらしい文芸』をPRするための、先生の捨て身な戦略だったんでしょうか?」

 新子友花は歩みを止める――

「……だとしたら。あたし、先生に感謝しなければって!」

「……ふふっ。それは、どういうことでしょうか?」

 彼女に合わせて、大美和さくら先生も歩みを止めた。

 正門は、すぐ目の前である――


「新子友花さん? どうしてそんなに畏まっているのですか? 文化祭は学園のお祭りですよ。そう難しく考えちゃダメですってね!!」


 大美和さくら先生は、新子友花に微笑んだ――


「あたし……」

 顔を上げて先生の微笑みを見る新子友花、だけどまた……顔を伏せる。

「あたし、ラノベ部に入部して……まだ一年未満だし。……そのあたしが、ラノベ部の文芸誌のメインに選ばれて。……だから」

「だから?」

 俯いている新子友花に、顔を近付けて聞き返した大美和さくら先生。

「……だから先生は、あたしのことを心配して。その、一冊でも多く文芸誌を売ろうとして……。だから、あんなに無礼講だったんじゃないかなって? ……そう思うと、あたし……」

「……あたし?」

「あたしは大美和さくら先生に、とても迷惑を掛けてしまったんじゃ……ないかなって」

 俯きながら、頬を赤らめていることが分かる……。

 新子友花の心は、なんだか居ても立っても居られない心境だった。

 ラノベ部の文芸誌のメインを任されて……でも、結局は大量に売れ残ってしまった。

 新子友花は自分の未熟さ……国語力の無さを痛感していた。

 だから――


「あたし、やっぱし……お荷物ですか? ラノベ部にとってお荷物なのですか?」

 勢いよく顔を上げた新子友花――よく見ると両目が薄っすらと濡れているのが分かる。

「ん? どうして? どのように? 何がですか?」

 大美和さくら先生は彼女の真剣なその気持ちに、それでも微笑み続けてくれた――

「あたし、やっぱ……。まだまだラノベ部の部員として。未熟ですよね?」

 新子友花は自分自身の国語力を痛感……悲観していた。

 両目に浮かんだ涙は次第に大粒になってきて、今にも零れ落ちそうだった。



 正門が閉じるまで後、数分――

 

 季節は秋。大分涼しくなってきたし、西日に当たってもそんなに暑くは感じられない。

 周囲を見渡しても生徒の姿はなかった。

 本館の一階、生徒会室だけに明かりが灯っていた。


 その中、新子友花と大美和さくら先生が正門の数メートル手前で立ち止まって、お互いの顔を見合っている。

 2人の後ろに見えているのは、丘の上の聖ジャンヌ・ブレアル教会。

 その教会が西日に当たっていて、一際映えて見えている。


 暁に魅せる光景とは違って、黄昏時に魅せてくれる聖ジャンヌ・ブレアル学園の神秘性である――



「ふふっ! あのねぇ♡ 新子友花さん!!」

 思わず大美和さくら先生が吹き出して微笑んだ。

 先生は新子友花の両肩に、そっと優しく手を添えてから、

「――聖人ジャンヌ・ダルクさまも、未熟に生きていたのですよ。でもね……未熟でも、それでも必死に英仏100年戦争を戦いました。そのことは新子友花さん? 聖人ジャンヌ・ダルクさまへの信心が深いあなたが、一番よ~く知っていることではありませんか?」

「聖人ジャンヌ・ダルクさまも?」

 新子友花が先生に聞き返す。

「ええ! 聖人ジャンヌ・ダルクさまもです」

「……はい。大美和さくら先生」

 ブレザーのポケットからハンカチを手に持つと……新子友花はそれを目尻に当てる。

「……新子友花さん? まだまだ、あなたは未熟でいいのですよ。そして、自分で自分の未熟を認められる新子友花さん……あなたをとても素晴らしいと思います」

「素晴らしい? あたしが……」

「ええ。文化祭のイベントの時に先生は言いましたよね……。思い出は、なかなか忘れられるものじゃないって。……難しいんですよ。自分のやってきたことが実は他の人と比べて、それほど大した出来事じゃないとか。――先生の場合、傷心で田舎に帰省したのですけれど、もう田舎の友達も疎遠で祖父母も他界しちゃっていて……」

「先生……」

「もう居ないと分かっているのですけれど。……それでも会いに行きたかった」

 大美和さくら先生は新子友花の両肩に乗せていた手を、静かに下げる。

「それでも……、どうしてですか?」

 新子友花は素直に尋ねた。


 夕日を背にして立っている大美和さくら先生。

 新子友花から見ればかなり眩しかった。

 そんな、先生のシルエットが映える光景の中、

「大美和さくら先生! ……先生は、本当は自分の思い出をどうしたいのですか?」

「それはね! 新子友花さん。……あなたと同じ気持ちです。同じ思いですよ」


 ふふっ


 大美和さくら先生が、いつも……あたしに見せてくれるように微笑んでくれた――


 未熟でもいいと、新子友花に言い切った大美和さくら先生――

 もしかしたら、先生は自分の『なかなか忘れられるものじゃない』という気持ちを、新子友花の文芸誌のメインの小説に重ね合わせているのかもしれない。

 なんだかそう思えてくる……大美和さくら先生の言葉。


「そ、そうです……よね」


 本当は、先生の言葉の真意が掴めないでいた新子友花だった。

 けれども……自分と同じ気持ちと仰ってもらったことに、ここから先は自宅に帰ってから湯船に浸かって考えてみようと思ったのだった。


「新子友花さん!」

 突然、大美和さくら先生が声のトーンを上げた。

「先生はぶっちゃけね! あなたの青春物語にね……。本当は、本当は先生は嫉妬しちゃったんだなって……ね」

「……し、嫉妬」

「新子友花さん! 人生って不思議で色々で……。そして、愛別離苦――愛は別離の苦ですからね。……こんなこと言ったらカトリック学園の教師として、ちょっと問題ありありかな~? てへっ!!」


 あたしに、とびっきりの笑顔を見せてくれた大美和さくら先生でした――


 とびっきりのをです ♡




 ――あたしは先生が仰った言葉に、不思議な気持ちを抱いてしまった。


 あたしが書いた『あたらしい文芸』のメインの最後くらいに『生きなさい』と書いたけれど。

 ……それは、あたしが思う聖人ジャンヌ・ダルクさまの無念からくる言葉を、あたしは書いたんだけれど。

 なんだか今、それが……目の前に再現されているように感じられて。


 大美和さくら先生の言葉から、あたしはそう感じられて。


 あたしは……。聖人ジャンヌ・ダルクさま……。

 あたしは、守られているんですね。

 あたしも、もっとしっかりと生きないと……そう思いました。






  新子友花――


  お前には心強い仲間がいる。頼ることのできる人生の恩師がいる。


  まあ、我ジャンヌ・ダルクもいつも見守っているけれど……


  青春をまっしぐらに生きる中で、新しく出会う物語に感謝して、


  そのすべてに、これからの人生を歩んで行くための、


  大切な意味が込められていることを、


  我はお前に教えたかった。 今を生きようぞと――





第五章 終わり


青春編終わり。恋愛編に続く――

この物語は、ジャンヌ・ダルクのエピソードを参考にしたフィクションです。

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【青春編】んもー!! 新子友花はいつも元気なんだからさ……、あたしのことをお前って言うなーー!!! 橙ともん @daidaitomon

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