エピローグ

 怪人王との長きに渡る壮絶な戦いに勝利を収めた後。私はロボットを完全に破壊し、気絶したお兄ちゃんバカを運んで家に帰った。


 そうして、全ての真実を隠蔽しながら今もまだ私は怪人たちの残党と戦い続けている。


「頑張れ! レッドブルマー!!」


 マッサージ機型の怪人に股の間を責められながら私は悶え苦しんだ。


「んぁ……♡」


 以前、使用された媚薬の副作用で敏感体質となってしまい、耐えきることができずに声を出す。


 それでも私は兄が起こした醜態を隠すために戦い続けるだろう。


 この先も幾度となく恥ずかしい思いをしようとも……。


「やったー。レッドブルマーが勝ったぞ!」


 街の人達はブルマー戦士の活躍に喜びながら日常を繰り返していく。


 明日も明後日も、何度、窮地におちいろうとも彼女が……レッドブルマーが居る限り府愛知ふえち市は……。



 平和です。

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戦え!ブルマー戦士キルカちゃん! 上代 @RuellyKamihiro

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