概要
パルクールは誰だってできる。男の娘だってできる。
赤面症に上がり症、女の子のような見た目で「さくらんぼちゃん」とからかわれ続けてきた主人公。
彼は中学二年生の夏、パルクールと出会った。
※小説家になろう様にも『もしも男の娘がパルクールを始めたら。』というタイトルで掲載しています。
彼は中学二年生の夏、パルクールと出会った。
※小説家になろう様にも『もしも男の娘がパルクールを始めたら。』というタイトルで掲載しています。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★ Very Good!!私も少年時代、赤面症でした。
いいことなんてないんですよね、赤面症って。いや、身体的なコンプレックスは全て、自分にとってはイヤなもんです。
でも、そんなコンプレックスが関係ない場所があったり、コンプレックスをバネにして輝く人がいたりもする。そして、輝かしい舞台へ自身を誘ってくれるキッカケとなるのがコンプレックスだとしたら、コンプレックスとは天から賜るギフト以上のものになる事もあるのかも知れません。
この作品は主人公の内面描写と肉体の躍動を一人称で書き切っています。
一人称の文体の良さが全面に出ています。イヤだった思いや、転換期の内面、パルクールというスポーツを自身の肉体が丁寧に味わっている感じがとても良かったです。是…続きを読む