第10話 ヒドラとの闘い 2
昨日は更新を忘れていました……本当に申し訳ない……。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
これで……
「【気配遮断】【気配遮断】【気配遮断】【気配遮断】【気配遮断】【気配遮断】【気配遮断】【気配遮断】【気配遮断】【気配遮断】【気配遮断】【気配遮断】【気配遮断】【気配遮断】【気配遮断】【気配遮断】【気配遮断】【気配遮断】」
僕は、どんどんどんどん気配遮断を使って強化し続けた。ヒドラの探索能力を超えるためには、強化し続けないといけないからな。でも、使いすぎると魔力がなくなるからちょっと加減。
……しようとしたんだけど、死にたくないからか少し多めに使っちゃったけど。
でも、それをするには一旦視界から外れる必要があった。だから……さっきのように注目させたのだ。
そして、僕は後ろからヒドラのもとへ静かに歩いて向かう。
「えーっと……ヒドラの弱点は核の真下だったはずだよな。」
そして、僕はヒドラの身体の下から核の真下まで歩いていくと、持っていたナイフを核がある場所に向かって……
突き刺したっ!
「グギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
ヒドラは結構強いから、あんまり痛みも感じないだろうし、それに、慢心してそうだから、いろいろと攻撃も分かりやすくて、さらに僕の対策をされなかった。
良かったー。
対策されたら危なかったからな。
この勝負で僕よりも強いヒドラが何故負けたのかというと……敗因は慢心していたからだりうな。
そして、刺し続けていると、ふと動かなくなった。
「……《ステータスオープン》」
名前…カエデ
性別…男子 年齢…12歳
職業…村人
レベル…67
攻撃…205
防御…131
俊敏…213
器用…185
魔力…67
スキル【農業】【限界突破】
(技【縮地】【気功剣】【気功砲】【バーサーク(狂化)】【肉体強化】【肉体活性】【生活魔法】【気配遮断】【同時複数使用】)
よしっ、ちゃんと倒せているな。それにしても……レベルがもう63くらいだったのに、一気に4くらい上がったよ……。
もうこのレベルの高さなのに、この上がり具合って…さすが『死の森』というべきだな。
「じゃあ……ヒドラとの闘いで時間が結構経っちゃったから、とりあえず野営の準備でもするかな。」
そして、便利すぎるテントを開くと、昨日まとめて作っておいたカレーを食べて、今日は、いつもよりも早めに寝ることにしたのだった。
「んん……。」
そういえば……きのう『死の森』の奥まで来たんだっけか。
「はぁー……ぁ。きのう戦ったヒドラみたいな魔物がここにはうじゃうじゃいそうだから、今日も修行するか。」
そして、僕は欠伸をしながら、ある場所に移動する。それは……時間がゆっくり進む場所。なんていうのかは知らないが、すごい使える。
最初の頃はあんまり目立たなかったから気づかなかったのだけど、テントのなかには時間がゆっくり進む空間があったのだ。
まぁ、これを見つけることができなかったら、一年であんなにもの技を習得できるはずもないんだろうけど。
つまり、そこでは時間が十分の1ほどになっているために、僕は空き時間を抜いても、一年で9年分の修行をしていたという事なのだ。
前にどこかで1年間なのに体感は10年間くらいだって言ったのは、それが理由だ。
「ここは便利だからな。ここに機械人形とかあって、強さも設定できるし。それに……この機械人形のモデル……多分、父さんと母さんだから、一緒に過ごしていると感じることができるし。」
そう、この2つの人形は、母さんと父さんにすごいそっくりだったのだ。多分、僕のために作ってくれたんだろうなって思い、少し涙が……。
そして、僕は目の付近だけにできた雨の水を拭うために、目をこすりながら機械人形を設定すると、修行を始める。
いつも、父さんの3倍くらいの強さで設定している。
前は、1倍の父さんでさえ勝たなかったのだけど、この修行の末にやっと勝つことができた。そして、結構最近に2倍も勝つことができた。
「はっ!」
カキンッ、カキンッ!!
僕は、今もずっとラファエルよりも強くなるために、修行を続けていたのだった。
そして、また2年……まぁ、体感で言えば約19年ほどのときが過ぎ、15歳……つまり、この世界での成人となっていたのだった。
そして……レベルは200を超えていたのだった。
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