第41話 百億年後
地球が滅亡して、百億年が過ぎた。
ある日、ある次元のある宇宙のある太陽系のある星にて。
地球人と似ているが、見た目も体の仕組みもちょっと違う種が森に棲んでいた。
彼らは二足歩行へ進化したばかり。
その一人、狩猟部族の少年が動物を追って森の奥深くに迷い込んだ。
初めて訪れる湖畔だ。少年は喉の乾きを癒そうと水辺へ近づく。
別部族の少女が水浴びをしているとも知らずに。
この後、ワニに似た水性動物に少女が襲われたり、猛獣退治をした少年と少女がキスを交わしたり、少女が少年に頭突きをするんだけど。
それはまた別の話。
☆
「メイジくん、どうだった?」
「百億年ぶりの口づけ、最高。でもさ、それより、頭突きの方が効いたかも」
「じゃ、もう一回」
こつん!
おしまい
サイオ・エナジー 世界を救うとか興味ないし。 八嶋ルコバ @rukoba
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