23:25-XX:XX
闇夜は昨日と同じ、薄曇り。
ただ、北東の空は星がまたたいていた。
昨晩は、流れ星を捉えられなかった光陽だったが、今晩の輝くひと筋を認めて笑ってくれた。
兄が笑うと、私は嬉しい。
楚々とした明声が笑うから。
そのあとは、眠たげな目を擦り、玄関の先へ姿を消した。
私はまた、一人となる。
今夜の空気に暑苦しさはなく、しかし、カラッとしているわけでもない。
踊り場のタイルはひやりとしていて心地が良い。
街の明かりが点々として、赤く明滅するのを眺めるのが好きだ。
部屋の中の息苦しさより、考え事をするにはちょうど良い。
El'Fieary. Th edmecyenne uny nody. Prayye e "修正" orbyt.
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます