彼女の嘘はいつも、優しい。

 主人公のもとに、かつての恋人で今や女優の小夜から手紙が来る。
 自分の死ぬまでを書いてほしい、と。
 嘘が上手な彼女がついた嘘とは、一体―――。


 小夜さんが紡ぎ出す言葉の数々が、胸を打ちます。その言葉達を抱き締めていたくなるほど繊細で切なくて愛しいのです。

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