あとがき




 

 秋も色濃くなり、そろそろ布団を引っ張り出そうかなという時期になりましたが皆さんいかがお過ごしでしょうか。

 全49話にて「冴えないサラリーマンですが、黒髪の女子高生と同棲して救われてもいいですか?」(旧題:陰キャなサラリーマンですが、黒髪JKと同棲して救われてもいいですか?)をお送りさせていただきました。

 ここまでお読みいただいた皆様には感謝の言葉が絶えません。本当にありがとうございました。無事?というかようやくというか完結と相成ります。

 もしよろしければ、お気に入り登録や評価などしていただけると、大変うれしいです。

 

 さて、完走した感想ですが……たのしかったです!まる!(小学生並みの感想)

 長らく二次創作ばかり書いていたので、オリジナルは脳内妄想だけだったのですが、こうして無事に完結できたことにまずはホッとしています。なろうとカクヨムという場所で投稿するのも初めて(あ、カクヨムはけもフレの二次創作がありますが)で、いろいろ緊張などしました。いつも投稿するときのドキドキ感は清水の舞台から飛び降りる思いです。

 

 

 積もる話はいろいろあります。まずはタイトル変更から。

 陰キャブームに乗っかったけど陰キャプッシュしてなくね?というのと、陰という文字がネガティブなイメージあるよねと言うことで「冴えない」に変更しました。ただ、もうちょっといい枕詞があるのではないかといまだに悩む部分です。

 あとJKから女子高生に変更ですが、単純にJKって死語では?と最近気が付き修正。

 若者言葉は秋空のように移り変わりますから、気が付いたらよくわからない言葉が流行ってて、「え? 何それ知らん。怖っ」ってなります。



 番外編について。

 結局幕間含めると2回しかアップしていない番外編。本当はもう少しお出しできればと思ったのですが、本編の進捗が滞ってしまっていたので、まずは本編きっちり書かなければ……と思ってたら、結局お出しできてるのが少なくなってしまいました。マルさんというオタクキャラを出した時点でコミケの話も書きたかったのですが、結局没に。響花ちゃんを単純にコスプレしたかっただけですしね。



 本編について。

 あだるてぃー、な方面だと割とありがちな設定のオッサンと女子高生の話。でもそういう世界の話だけじゃもったいない題材だよなぁと思ったのがこの作品を書くきっかけでした。あとはそのうえで日常モノっぽく緩い感じでお送りできればなと思ってたのが最初です。

 結局終わってみると、き〇ら系日常モノをお送りするには、あまりにも私の力が不足していたと痛感しています。日常だけの平坦な話だと読者は退屈するでしょうから、山場は作りたい。けれど日常とはかけ離れてしまう。

 結果ちょっと中途半端な作品になってしまったのではないか。日常モノにある癒しをお送りすることはできたのかと、疑問に感じるところはあります。なので、それは次の課題にしていきたいですね。

 今書いている作品のテーマがブレてしまわないようにしていきたいですね。

 

 

 さて、次回作ですが……だいぶ先になると思います。

 ハイファンタジーか、ローファンタジーか……いずれにせよ言えることは、なろうのブームとかきっと関係ない作品になると思います。

 異世界転生も、追放も、ダンジョンもありません。プリーストや戦士などのクラスもでてきません。レベルの概念とかもないです。

 ハイファンはボーイミーツガール。ローファンは現代舞台のバトルものになるかと思います。多分。

 需要にあった作品を出せない時点で生産者として失格ではありますが、まあそこはそれ趣味の世界。

 もしどこかで誰かが探し当てて読んだときに、面白かったと言ってもらえる作品を目指していきたいです。

 

 

 では最後にひとつ。

 ──本当に救われたのは誰だったのか?

 

 それでは、いつかまた、お会いしましょう。   ~令和2年 10月18日~

 

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

冴えないサラリーマンですが、黒髪の女子高生と同棲して救われてもいいですか? 金田々々 @nekoruji

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ