第3話

「裏切り」


(え・・待ってどういうこと・・?)



(今までの書き込みはもしかして全て私に対してのこと?)



私は動揺を隠せなかった。


そんなはずない。 親友なのに。



私は信じたくない一心ですべてのツイートを見た。



「こいついらなーい」


そう書かれたツイートには私の写真が貼られ


「こいつ咳がうるさい。喘息かなんか知らんけど鬱陶しい」


この書き込みにも私の写真が貼られてた。



(やっぱり私のことなんだ・・)



ショックのあまり涙すら出なかった。



つらい。

悲しい。

怒り。



いろんな感情が入り混じった。


(こんなの一人じゃ耐えられない)


私はそう思い彼に電話をした


でも彼が電話を取ることはなく

私は親友に対しても何も言わなかった。



(なんで電話とらないんだろう・・・仕事は休みなのに・・)




私の心はボロボロだった。




私は家でただ一人ぼーっと考えるのが嫌で

彼がひとり暮らしをしている家に行くことにした。

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