第2話


親友の裏垢は4時間ほど前にも更新されていた。



「飲みからの帰り~! くっそ楽しかった!!!!」

そういう書き込みだった。


私は彼女が幼馴染と飲みに行くことを知っていたので



(あ~楽しめたみたいでよかったなー) なんて思っていた。



最近の書き込みは基本的に楽しいや面白いといった書き込みが多く



(なんだー裏垢じゃなくて普通のアカウントに書いてもいいことじゃんか(笑))


なんて思いながらどんどん奥まで読んでった




そんな時だった



「あ~~まじこいつうぜ~わ。てかこいつと会うってなると本気で萎える」



そう書き込まれていた。




(嫌いな人でもいるのかな) 


なんて思いながら過去のツイートを見てるとほぼ全部愚痴になっていた。



「なんもできない奴だよなーほんと。」


「一緒にいても楽しくないねー。」


「人生楽しんでない奴といるとこっちまで萎える」


「とりあえずうざったい」


「こいつ可愛いって言われてるからってなんなんだよ。一緒に歩きたくね~っての。まず離れてうっとおしい」

この書き込みには写真が貼り付けられていた。



(お、誰だ!?)  

なんて思いながら写真を開いた。



(え…?)



その書き込みと共に貼られた写真は私だったのだ

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