相変わらず何もないしくそのような夏休みパート3

 ともかく暇つぶしのためにカーリング部の手伝いをしているが、相変わらず若林のバカは運動中毒のため部員が入るわけではなく香恋ちゃんは部活を真剣にやろうとすると冷ややかな目線で俺を見てくるしストレスがマッハである。




 幽霊部員や早良さんかわいいよ早良さんするため、週に1回でもいいので暇つぶしに出るやつはいないかと思って声をかけてみるが手伝うやつは誰もいなかった。

 早良さんも当然ながら忙しいし、年一回ぐらいなら問題ないようだが週一回は難しいようだ。早良さん忙しいよ早良さん。


 講習もないが早起きしていると私を産んだ人が怪訝そうな目で見てくる。

 どうでもいいのであまり構わないようにする。

 同じ人から私より後に産まれた女性は相変わらず無視をしている。


 毎日ウェブでフラッシュアニメを見ていて親に怒られ、妹にはゴミムシを見るような目で見られるより走り込みでもやっていたほうがはるかにましだと思う。


 都島先輩をしごきすぎて疲労骨折させたのか、仲間に引き込むためなのか、それほど俺に対してはそこまで厳しいことをやっていない。

 ともかく香恋ちゃんの予習についていけるだけの時間はあるし、それは早良さんを眺めながら早良さんかわいいよと唱えながら図書室でやる。



 そういった日々が続きながら、美卯さんと矢野さんが大学の合宿から帰ってきたので、彼女たちに見てもらうこととなりお役御免となり、暇な日常が続くこととなる。

 ところで、飛行機代はどこから出てきたのだろうか。




 制服登校へと切り替わったとたん、香恋ちゃんの機嫌は良好となった。また、相変わらず早良さんはかわいいよ。



 なんだかわけがわからないまま夏が過ぎていく。


 合宿は断られるし都合のいいような扱いを受けているけれども、これは部活ものではないのだから仕方がない。

 

 ともかく夏はこれで終わるのだろう。

 

 一体これのどこがチクコイとなるのだろうか。






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