喪失と再生

「喪失と再生」


人は喪失を恐れる

自分の一部をもぎ取られるような感覚

決して心地よいものではない


けれど落ち着いて

一歩後ろに下がって

周囲を見てみよう


失っているのは

君だけではない

誰もが皆

何かを失っている


なくしたものは戻らない

過去は永遠に過去

悔やんでも

惜しんでも

憎んでも

恨んでも

決して変わることはないのだ


喪失はマイナスではない

再生の入口

無くした欠片は戻らないけれど

新しい欠片と出逢えるはずだ


喪失をプラスに変える

再生の開始

動くべきときは動き

そうでないときは準備をしてじっと待つ


その手が描ける軌跡は何だ?

その手が救える未来は何だ?

いつだって変えられるのは

行き着く明日と

それを創るための今このときの行動


喧騒に惑わされるな

真実を択(えら)び出せ

心を決めたら

君らしく生きよ

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こぼれるつぶやき 大城 魅羅 @Mirrors-LoverS2020

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