3-7

 聖堂の中で眠りながら、キティは夢を見ていた。砂浜と海と船と、よく知る友人が出てくる夢だった。目が覚めた時、彼女は自分が何をしていたのか、なぜここにいたのかを忘れていた。思いだせるのはどこかで見た、誰かの碧い瞳だけだった。




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

モンストロマン 蛙(かわず) @Akegami0219

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ