1回

 いきなりですが、ふつおたから。

 ラジオネーム「真花3世」さんから。初のふつおた宛お便りです有り難う御座います!



 『この前雨の中、暖を取るつもりでラーメン屋さんに入ったら、白米だけ食べてる人が居たんです。でもよく見ると時刻表を片手に、それを読んでは食べる、読んでは食べるを繰り返していたんです。

 時刻表って、おかずになるんでしょうか。

 周囲を見たら、同じことをしてる人がもう二人。

 時刻表って、おかずになるんですね。

 黒銘菓さんは、人がしないようなおかずでご飯を食べることはありますか?』

 との事。


 先ず、時刻表以前に、ラーメン屋で白米だけ食べるのが個人的に解せぬ。

 私としては、折角ラーメン屋に行ったならラーメンorチャーハンを食べたい!

 『遠方から高い旅費を払って来て、経費削減の為に白米を食べていた鉄道ヲタクの方の可能性が有る』?確かに、有り得ますねぇ。

 ですが、本屋に行くと食事代わりに本屋の空気を食べ始める人間にそんな理屈は通用しない。割と趣味に減り込んでいれば


 結論:折角ラーメン屋に行ったなら、チャーハンを食べようよ。お店の人も白米だけは切ないよ?せめて餃子も、餃子だけでも追加して!


 ………おっと、お便りの本題を忘れていましたね。

 んー…他の方がどうしているかは知りませんので『人がしない様な』かどうかは何とも言えませんが、安売りしているおつまみチーズやベビ〇チーズをおかずに白米を食べる事が有ります。

 片手におにぎり、片手にチーズを持って食べますね。

 味ですか?基本的に美味しいですよ。チーズリゾットを融合解除して食べている様な物なので、違和感は有りません。

 因みに、おにぎりを握ってチーズを載せ、しょうゆをたらしてトースターorオーブンへ……と、チーズ焼きおにぎりにすると背徳の味になるので個人的におすすめです。(塩分?知らんな!)


 というか、そもそも私の持論が『炭水化物は甘かろうが塩味だろうが合う』なので、余程の事が無い限り、何をおかずにしてもご飯は食べられます。

 ですので、某『週刊少年跳躍』の作品で出ていた餡子あんこがたっぷり載ったご飯、通称:『宇治銀時丼』にも抵抗は有りません。(ただし、カロリーがヤバそうなのでそこは少し………)

 まぁ、そもそも宇治金時丼は見た所、『融合解除したボタモチorおはぎ』なので、別に抵抗を抱く必要性って無いんですよね。(因みに、ぼたもち&おはぎは大好きです!)


 あ、そう言えば更に脱線をすると、今の若い方はぼたもちとおはぎの違いが解らないという話を聞きました。

 諸説ありますが、『「牡丹の花の時期ならぼたもち」・「萩の時期ならおはぎ」という区別が成され、同一の性質のスイーツである』という説を個人的には採用しています。


 あとは、『おかず』と呼べるかは解りませんが、ご飯を食べながら洋画の再放送を見るのはとても好きですね。

 特に、『沈黙の○○』シリーズを見ながら昼食を食べるのがとても好きです。

 あれはとても美味い。ただ、美味いだけに謎の勧誘電話で邪魔されるといつも以上に機嫌が悪くなって………キレます。




 さぁ、という事で、OPからふつおた一つで脱線を繰り返して千字ほどしゃべくりましたが、改めて番組タイトルのコールを。

『小説文字ラジオ! 何か特長あるキャッチコピーor判別の為のサブタイ入れた方が良いかな?』はっじまっるよー!


 はい、第一回!0回と0.5回が有ったので『記念すべき一回目!』とか、『さぁ始まりました!』的な初々しさが若干抜けた感じになっています。(いや、未だそれでも3回目ですよ?緊張感持とうか?未だ続くか解らんのよ?という囁きが脳内で聞えましたが、黙殺します。)

 ふつおたが来たのが初めてではしゃいでしまいましたが、大丈夫だったでしょうか?事故を起こしていませんでした?

 流石に一人喋り……文字だから喋り…では無い?…………兎に角、一人会話劇を書いた事や高度な実質独り言をここまで行った事が無いので勝手が解らず、『何時もの通り自分のしゃべりをしてしまおう!』という最悪の結論に至っていました。

 改善点も是非、送って下さい。

 実はふつおたを読みながら、(時刻表を読んで白米を食べていた。駅の場所は解らないが、単に出張で来ていた…という可能性は先ず無い。白米を食べていた理由を経費削減とする事は良いとして、出張なら時刻表は使うとは考え辛い。今の時世であればネットで十二分に時刻は調べられる。ならば単に時刻表を読むのが好きなのでは?つまり……電車ヲタクの可能性が高い?)

 という、単に周りっくどい、割とどうでもいい事を考えていました。

 ただ、この手の想像はやっていて楽しいので、どうでもいい事をガンガン送って来て下さい。

 調理をミスして大事故を起こしても火傷をするのは作者だけなので気にしない気にしない( ̄∇ ̄;)ワッハッハ。

 という事で、ふつおたのコーナーでした。





 コーナーコール、『チートスキル!『○○』』!

 はい、このコーナーは悪役令嬢モノを知りもしないのに半年以上悪役令嬢モノを書いたり、なろうラジオのコンテストに新作80作品を応募してみたりと、公式が良いにつけ悪いにつけ荒ぶっている私こと黒銘菓が、リスナーの出したワードを聞き、それを魔改造してチートスキルに変えます。

 一体どうしてこうなった?という疑問は受け付けますが、『諦めて下さい!』としか返答は出来ませんので諦めて下さい!

 チートという割に弱点が一応あったり取り回しが悪かったり……それは気にしない!

 (ちなみに、やっていて結構ノリノリなのは内緒です。)

 さて、ではレッツ魔改造!



 ラジオネーム:暇の三 さんから。有り難う御座います。

 お題は『季節』でした。


では、レッツ魔改造!

Now black remodeling…………

Now black remodeling…………

Now black remodeling…………

Now black remodeling…………

Now black remodeling…………

Now black remodeling…………

Now black remodeling…………

Now black remodeling…………

Complete!


スキル:季節

 日本人が古来より重んじる季節。

 冷静に考えると、こんな小さな国の領域内で最高・最低気温差が平気で80度有るって怖い。

 そんな事を考えたり考えられたりしたのが災いしたか、割りと洒落にならないモノが出来ました。

 と言うことで、スキル詳細。


 『春夏秋冬の季節を象徴する4つのスキルを使用出来る』というもの。

・春…植物の芽吹きを象徴する生物の活性化スキル。

周囲の植物の成長を促進し、またある程度操る事が出来る。


・夏…灼熱の季節。最近では人間を殺しに来ている災害の季節。

周囲の温度を上昇させる事が出来る。

あくまでも熱エネルギーなので、厳密には火を吹く訳ではない。


・秋…馬肥ゆる季節。冬籠りで動物が支度の為に活発になる季節でもある。

スキルとしては周囲の動物を使役する能力。

一見すると春に似ているが「春」は植物の成長と動きを操作する。対して「秋」は動物の動きのみを操作する。

成長させる事は出来ない代わりに、春よりも複雑な命令や操作が出来る。


・冬…極寒の季節。

日本海側では毎年ドカ雪と呼ばれる位には豪雪。

人工的な環境の影響力としては、

積雪による変形を防ぐために信号機が縦長になる。

家の屋根も縦長になる。

水道管が凍る&水の膨張で破裂する。

以上の洒落にならない寒さを象徴する様に、このスキルは周囲の温度を下げ、さらに凍らせた物をある程度の低温までなら飛び道具として使える。


 以上4つのスキルの統合スキルが『季節』である。

 ただし、以下の制限が有る。

・4つのスキルを同時使用は出来ず、一度に使用できるのは一種類ずつのみ。

 最初にスキル発動をすると強制的に「春」が選択され、春→夏→秋→冬 の順番にスキルが移り変わる(詳細は下記)。

・スキルの任意変更は春→夏の時だけ可能。

スキル「春」の使用中に任意のタイミングで「夏」に切り替える事が出来る。

ただし、それ以降のスキル切り替えは自動で行われ、以降3つのスパンは春の使用期間と=となる。

Ex)春の発動期間が1日の場合、夏秋冬もそれぞれ発動期間は一日。つまり、合計4日間、スキルが発動される。


 そして、一番問題なのは次の制限。

・連続使用時間に比例して火力が上がる。

季節が変わったばかりの時は大した火力にならず、連続使用する事でスキルの効果量と効果範囲の上限が増す。

例えば、『春』の一日目では自身の周囲、半径1m圏内の植物の種子を発芽させる事が出来るのに対し、『春』の365日目では自身の周囲1㎞圏内の植物の種子を瞬時に10mの大木に成長させる事が出来る。

なお、火力比例に伴い、スキルの精度自体は低下する。(規模の拡大に伴い微調整が困難になる。)



 これを聞いて何かを察した人が居ると思います。

 そう、最後のこの制限がこのスキルを危険性の高いものにしています。

 万が一この手のスキルを数百年生きる種族が持っていた場合、『スキル発動(『春』)→100年単位で温存→超強化状態でそこら中に植物の種を撒き散らしてスキル発動→辺り一帯を巨大植物で埋め尽くせる。』という戦略が取れます。

 もしそれが無理でも、スキル保持者が生ける屍状態にさせられ、スキル発動の為の道具にされかねないので、シリアスな作品ならバッドエンド間違いない能力では有ります。

 因みに、他の季節も超強化した場合、

 夏なら都市が高熱で蒸発し、秋ならばモンスターの群れで文明が滅ぼされ、冬なら気温を0Kケルビンと表示しなければならなくなります。

 季節って、そんな空恐ろしいモノでしたっけ?


 一応平和的な使い方としては、連続使用期間を極端に短くして便利スキルとして使う他、火力を上げた場合はそれぞれ、

・春…植物の育たない地帯でスキルを使って植林運動や農業の促進

・夏…火力発電や念力確保の難しい極寒地帯での暖房機器の統括管理

・秋…猛獣犇めく魔境での調査や動物の調査隊員。

・冬…実験施設での0K(絶対零度)再現実験の手伝い、高温地帯での冷却。

 という使い方をして、世界を旅する風来坊として運用する方法も有りますのでご安心を。

 






 さぁ、続いてはラジオネーム:サカキショーゴ さん。いつもありがとうございます。

 こちらの方、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、サカキさん作のキャラが拙作『バーサーカーガール』に友情出演をしています。

 お題は『禍獣楼瞳(かじゅうろうどう)』です。

 初の造語という事で、中々手強いかな?とも思いましたが、意外と何とかなりそう?



 それではレッツ………魔改造!


Now black remodeling…………

Now black remodeling…………

Now black remodeling…………

Now black remodeling…………

Now black remodeling…………

Now black remodeling…………

Now black remodeling…………

Now black remodeling…………

Complete! やれば何とかなりました。



 スキル名:禍獣楼瞳かじゅうろうどう

 名称の音と漢字の意味から、過重労働でビーストチックなスキルと仮定。


 効果は、MP(RPGにおいて魔法を使う場合に支払うコスト。0になっても害は無いが、魔法やその他MP消費による技能などが使えなくなる。)を消費して発動。持続にはMPを使用し、自身の疲労度に比例して身体能力を超強化&一度見たことが有るものの特徴を自身の肉体に投影する。というモノ。

 肉体を酷使する毎に肉体が超強化され、変化の幅(一部分~全身)も増えていく。

 ただし、同時に強化の度合いに比例して判断能力も低下する。

 要は疲弊するほど強くなる代わりにバーサーカー化するという事。

 更に、疲弊度に応じてMP消費が激しくなり、MPが尽きた段階でスキルは強制解除される。


 超強化だけなので脳筋スキルと思われがちであるが、強化の度合が疲労に比例する事、使用時の判断力の低下、MP消費の不安定さ……というネックが有り、

・状況に応じてどの程度自分を疲弊させるか?つまりは強化度合と狂化度合のバランスを考えねばならない。(味方を巻き込まず、確実に相手を降せるだけの火力を確保せねばならない。)

・そもそも発動後も疲弊度に応じて効果時間と効果量に変動が起きるので、単純な比例式で効果を予測出来ない。(効果量と消費MPが一定でない。)

・一度発動すると、余程判断力が有る状況で運用し続けない限り、事実上解除不可なので、強制解除まで使うと自動的にMP0+HP(体力)もほぼ0というピンチに陥る。


 という、案外頭脳を使うスキルである。

 ただ、疲労が0でも一度見たものを自身の肉体に反映出来る技能や強化は一定以上の水準を保てるため、ギリギリ運用以外では汎用性が高い。

 しかも、一度見た『もの』なので、生物、非生物、実在、非実在は問わないという強みもある。



 運用方法としては『通常時は肉体強化+鳥等をイメージして背中に羽根を生やして空を飛んだり蝙蝠をイメージしてエコーロケーションを行ったり等の汎用技能として使い、ドラゴンや強敵とのバトル時には疲弊度等を加味しての超強化スキルとして扱う。』

 というのが一番。

 因みに、ギリギリ疲弊状態で発動すると、都市一つ掻き消せるくらいの火力が出ます。




 このコーナー開始時に『単語』と書いた時、造語の可能性を考えていなかったので面喰ったのですが、案外造語の方からチートスキルを攻めるのも面白いので、造語系や固有名詞系もガンガン送って来て下さい。

 ただ、そもそも意味が無い文字の羅列、『終えjひljhgふぁglkylじ;gじゃpplg』や『たいと(画数が多すぎて漢字表記不可)』の様なものは時々しか送らないで下さい(送るなとは言っていない)。流石に表記出来ないとそもそも文字に出来ない!

 なお、黒銘菓は日本語と少しの英語と『華麗なる大円舞曲』程度の音楽用語くらいしか言語を修得していないので、それ以外の言語からお題を出す場合、出来れば意味やネットで調べられるだけの情報を下さい。

 『何となくこんな格好良い響きの単語が有ったけど、思い出せない。』という場合は仕方ありません。取り敢えず単語だけで良いので送って下さい。持っていたりいなかったりする司書スキルの面目躍如、獅子奮迅、馬車馬の如く使って意味を突き止め、魔改造します。


 とまぁ、注文が多いと思われたかもしれませんが、『NO』とは言いません。

 確証も無しに、予想外の可能性を破棄するのは愚かしい的な事を拙作の『某悪役教授』も仰っていたので、


 『取り敢えず送ってもらう→取り敢えずがっぷり四つに組む→イケたら採用、負けたらごめんなさい。』


 方式でお願いします。


という事で、チートスキル!『○○』のコーナーでした。










 さて、という事で第一回。如何でしたか?

 個人的には日々のお喋りは好きなのでノリノリで書いています。

 実を言うと連載作品よりも一話当たりの文字数が多く、『作品投稿はどうした?』と怒られそうで戦々恐々としております。

 連載もしつつ、これも書いていくので、宣伝とお便りの応援をよろしくお願いします。

 あ、そうそう。この前、SNSを徘徊していたら宣伝して下さった方が居ました。見ていますか?宣伝有り難う御座います。

 これからもこの企画を続けるために書いていきますので、是非、お便りをお願いします。

 と、言う事で、今回はここでお開き。次回更新はどうなるのか?それは、未来のリスナーと作者のみぞ知る……………。

 それでは皆様、病気に負けず、お元気で。





 黒銘菓の、『小説文字ラジオ』。この番組は、悪役令嬢プロデュース計画。証拠は残さぬ完全犯罪がモットーの『未来の黒幕系悪役令嬢モリアーティーの異世界完全犯罪白書』でお送りしました。

 コマーシャルコーナーや他コーナー宛てのお便りもお待ちしています。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る