第3話原太古代

この時代のこともあまり分かってはいません。

太古代(原太古代 古太古代 中太古代 新太古代)

の時代は生物活動が活発だったそうです。

(と言っても微生物だけど。)


実は、この時代の海の水温は55~85度。

海水浴をしようものなら火傷間違いなしです。

海の水温が下がり始めたのは今から約30億年以上前の中太古代の中期頃。

段々と水温が下がって現在のようになったそうです。

ですが、この海水の水温は海底熱水作用の影響を考えた値であり、海水の表層水温には当てはまらないという反論も多くあるのだとか。

(歴史って本当に謎まみれ…。)

海水表層水温を推測したら(リン塩酸の酸素同位対比を用いる。)当時の海水の水温は30度程度だったという報告もあるそうです。

(案外、普通の水温!!)

でも、最近はこれは間違いなだったらしくシアノバクテリアのゲノム配列に従い、復元した祖先型たんぱく質の熱安定性を調べた結果は当時(約30億年以上前。)の海水の水温は

70度以上だったらしいです。

やっぱり海水浴はできない!!

(歴史ってコロコロ変わるよな…。)

また、この時代の地層を調べてみると、有機物が見つかったらしく生物の活動が活発だったそうです。



ちょこっと無駄話ですが、この時代の太陽は今よりも30%暗かったのだとか。

太陽が暗いと気温が低くなるんじゃない?

って思いますが、この時代の地球の環境はめちゃめちゃ温暖。(大気中に豊富に含まれている二酸化炭素の影響だそうですが…。)

この矛盾は「暗い太陽のパラドックス。」と言われました。



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