第8話 報酬、登録、帰還 2

 魔王という単語を聞いて、どんなイメージを持つだろうか?

 悪魔の王?

 それとも、恐ろしい神話の悪役?

 あるいは、虐げられし民を統べる王?

 昨今だと、恐ろしい怪物よりも美少女だったりするのが定番になってきているのかもしれないけれど。

 だが、イフさんが僕に説明する【魔王】という存在は、僕の想像よりもちょっと異なる物らしい。


「【魔王】とは、本来、人類が乗り越えるべき障害。人類の手で作り出してしまった罪の象徴でもあります。個人。軍隊。機械。宗教。音楽。形は定まっていませんが、人類を滅ぼしうる可能性を秘めた存在が、【魔王】です。本来、【魔王】には対となる勇者が存在しており、人類は勇者と共に、試練を乗り越えて、さらなる繁栄を目指さなければいけません。ですが、キーホルダーの方々に赴いてもらう世界は、既に人類が敗北した世界。人類が絶滅し、【魔王】に敗北し、己が罪に押しつぶされてしまった世界。管理者に捨てられてしまった、廃棄世界です」

「ええと、口を挟ませてもらうけれどさ。既に人類が滅んでいるのなら、その、【魔王】とやらを倒しても何も解決しないんじゃない? だって、そんなの、ただの敗戦処理というか、後始末みたいなものだし」

「後始末というのは、実際その通りなのです」


 イフさんは頷いた後、説明を続ける。


「廃棄世界とは文字通り、廃棄される予定の世界です。世界をリセットして、最初からやり直す処理を、失敗してしまったその世界の管理者――いわゆる神という存在は為さなければいけません。ですが、そんな行き詰った世界ではありますが、人類が滅んだ原因である【魔王】を倒すことが出来たのならば、その世界は廃棄の運命から逃れられるのです。移住ではありますが、再び人類をその世界に根差して、新たに世界の歴史を進めることが可能なのです」

「…………あー、つまり、【魔王】が居るから、世界がどうしようもなく終わっている。だから、世界凍結存在?」

「ええ、そのように考えてください。そして、キーホルダーへ、管理者から要請する唯一最大のオーダーが、それです。【魔王】を討伐し、世界にリスタートを」

「無粋な話だけれども、僕たちのような存在を作り上げられる女神様が【魔王】をどうにかするというのは駄目なのかい?」

「はい。それは規則に違反する行為ですので。人間である皆様方、キーホルダーであるからこそ、辛うじて失敗した世界をリスタートするための後始末を行えることを許されているのですよ」

「…………その言い草だと、神様よりも上位の存在が居そうだね?」

「我々、卑小な身の上では考えるだけ損な存在ですよ」

「うへぇ」


 何だろう? この、話の規模は間違いなく神話みたいなのに、内容自体はこう、よくある仕事の下請けのながれというか、なんというか。折角、冒険に出てきたというのに、こういう妙な現実感を出してくるのは止めていただきたい。


「無論、成功の報酬は用意しております」

「報酬?」


 ほう、報酬とな? 何だろうか? 魔王討伐したら、とても凄いアイテムとか貰えるのだろうか? それとも、何処かの土地をぽーんとくれたり? ううん、困ったな、僕は土地の管理あんてわからないから、現地の地上げ屋に脅迫される未来しか見えないぞ。


「――――【魔王】を倒した暁には、管理者より、持てる力の範囲内で、『貴方の望む力』が与えられます」

「望む、力?」

「はい。例を挙げますと、死後三日以内であれば、死者すら元通りに蘇生する癒しの力。一振りで万の軍勢を屠る破壊の力。食事や睡眠を必要としなくなる生命力。力が及ぶ範囲で、他者を自在に操るだけの力。こういう物であるとすれば、問題なく報酬として要求することが可能となります」

「…………大盤振る舞いだけど、そういうことは、つまり?」

「はい。残念な事でありますが、【魔王】討伐を成し遂げるキーホルダーの方は、五年に一人、出てくれば良い方というのが、現状です」


 仮面の越しでも、苦笑している様子が見て取れるイフさん。

 そうか、となるとやはり、僕程度の器では無理そうだな。だって、ジャック曰く、とんでもない化け物や、勇者、英雄の力を借りて戦えるキーホルダーたちが五千人近く存在するというのに、それでも、数年に一度のペースなのだ。

 …………いや、待て。ひょっとして、望む力を得られる、などという特典があるからこそ、足の引っ張り合いというか、人間同士の駆け引きによって【魔王】討伐が進まないのでは?


「キーホルダー一人に付き、一つの廃棄世界を担当していただいているのですが、昨今の状況は芳しくありません」

「え? あの、一人に付き、一つの世界?」

「はい、その通りです」

「世界ってそんなにある物なの? そして、世界ってそんなにぽんぽん滅ぶ物なの?」

「世界は無数に存在します。数という言葉が意味を為さないほど。そして、母数が多いので、滅ぶ世界もまた、探せばいくらでも存在しているのです」

「そ、そっかぁ」


 随分とスケールの大きい話だと思う。

 だが、こうなってくると、先ほどまでの僕の考えが間違っていたのかもしれない。


「ちなみに、その担当する廃棄世界っていうのは、担当しているキーホルダー以外も入ることが可能なの?」

「ええ、可能でございます。元々、【魔王】を打倒するためには、キーホルダー同士の協力が必要不可欠だと考えておりますので。この境界都市には、実際にキーホルダー同士が協力し合うクランや、互いへの協力を円滑にするために、ギルドという組織も存在します」

「なるほど」


 そうなってくると、やはり、こういうことなのかもしれない。

 勇者や英雄、化け物と呼ばれた死者の力を借りて、不死の肉体を持つキーホルダーだったとしても、易々と倒せるほど【魔王】は安くない存在なのだと。

 なるほど、確かに、報酬が大盤振る舞いのわけだ。

 …………これ、絶対に僕じゃあ、無理じゃないかな?


「っと、おおう?」

「おや?」


 そこまで考えたところで、僕の視界がぐわんと、一度揺れる。

 ああ、これは疲労と飢餓状態のダブルパンチだな。幾度も経験したから分かる。この後、大体、三十分ぐらいかけて段々と動けなくなっていくのだ。今回の稼働時間としてはそこまで長く無いつもりだったのだが、どうやら青騎士とのラストバトルが思った以上に心身に負担をかけていたらしい。


「あー、すみません、イフさん。僕、そろそろ死にます」

「お待ちを。いえ、そもそも、何故そんなに軽く? 死ですよ? もっと慌てましょう」

「慌てると余計にカロリーを使うので」

「…………予想以上に死生観が……魂に損傷…………もはや、手遅れ……いえ、まだどうにかなる範疇…………」


 僕の視界が揺れている最中で、何やらイフさんが少々物騒なことを言っている。

 あれ? そんなに? え? そんなに、現状の僕ってヤバいの?


『やべぇぞ。具体的に言うと、常に死相が出ていて、目からハイライトが消えている』


 何それ、死人かゾンビの類じゃん。


『人間、七千回近くも死ぬとそうなるんだなと俺は戦慄している。大丈夫か? マジで。今更、普通の日常生活送れる?』


 どうだろうか? しかし、イフさんの説明の途中で死んでしまうのもあれだ。どうにかして、この状態を回復できないだろうか? でも、癒しの力を受けて傷を回復しても、この飢餓状態になったわけだし、ううむ、詰んだかもしれぬ。


「鈴山皆人様」

「ふぁい」


 ぼんやりと迫りくる死を受け入れていると、イフさんの声が聞こえて、反射的に返事をする。駄目だな、言葉がふわふわしてきやがった。

 どこでリスポーンするかはわからないが、続きの説明は、僕が死に戻ってからにしてもらおうか。


「食事を、取りましょう」

「…………あ」


 そして、そこまで考えたところで、僕はようやくとてもシンプルな解決方法を思い出した。

 そうだ! 食事をすればいいんだ! 何だろう? この新鮮な感覚は! 食事! なんという素敵な行動! おお、猛烈に生きる気力が湧いてきたぜ! そうとも、人間なんだから、お腹が減ったらご飯を食べればいいじゃない!


「………………私の権限で、なんでも好きな物を御馳走させていただきます」

「わぁい!」


 なお、僕が生きる気力を取り戻している傍らで、何故か憐みに満ちた声で、イフさんがご飯を御馳走してくれることに。

 やったね、儲けたぜ!


『おお、もう…………』


 いや、ジャック。君まで憐れまないで良いのだけれども、んもう。



●●●



 焼肉は奢ってもらう物が、一番美味いという風潮がある。

 それに関して僕は、余り実感というのが湧いてなかった。

 何せ、僕は男子高校生である。未だ、扶養家族の域を出ず、バイトなどは短期でやったことがあるものの、両親のようにきちんと会社勤めをしたことが無い。

 故に、常に養われている状態だからこそ、奢られる焼肉の価値を知らなかった。

 けれど、今なら、今ならそれがわかるかもしれない。


「一番、高いメニューを奢ってください!」

『おうこら、馬鹿』


 イフさんに連れてきて貰ったのは、エントランスホールを抜けて、少し廊下を歩いたところにある食堂だった。先ほどのエントランスルームは洋風というか、高級ホテルのような内装だったのだが、この食堂は妙に和風というか、日本風だ。まるで、大学や大きな学園の構内に存在する、学生食堂のようなシンプルかつ、落ち着く内装である。

 しかも、メニューじゃなくて食券式だ。

 食堂の奥のカウンターには、白衣と仮面姿というよくわからない格好の調理人が。驚くことに、彼らの中には角が生えていた、獣の耳があったりする人たちがいる。最も、調理中なので、それらはきちんと薄いビニールのような帽子で包まれているのだけれど。


「え? 駄目なの? イフさん」

「いいえ、駄目ではありませんよ。この食堂内の物であれば、好きなだけ、御馳走させていただきます」

「ほら、ジャック。イフさんもこう言っているし」

『馬鹿が! 見ろ、食券の値段の部分を』

「あ、僕たちが使っている数字で書かれてある。わかりやすくて良いなぁ…………えっと、カレーのような物が10…………円じゃないよね? Pt? ポイント?」

「はい。キーホルダーの皆様方には、カードキーを媒体としたキャッシュレス経済に協力していただいております」

「未来的だなぁ」

「ええ、後で詳しくご説明させていただきますね」

「…………ちなみに、1Ptって、僕らの紙幣価値に直したらどんな感じになるの?」

「おおよそ、日本円で500円ほどの価値になります」

「へぇ、そっかぁ。じゃあ、このカレーはつまり、ごせんえ…………5000円!?」


 たっけぇ! なにこれ、たっけぇ! 

 5000円のカレーなんて、食べたことねぇよ、僕。


『分かったか? この食堂、一見するとしょぼいように見えるが、まったく違う。これは、栄養補給というよりは、完全に娯楽のための食事を出すための場所だ』

「…………あー、キーホルダーの肉体は不死だからか」

「はい。この境界都市に出入りする際、アバターはその都度、作り直されますので、空腹を感じて所持ポイントが足りない場合は、現世に『ログアウト』するという解決法を取られる方もいらっしゃいます。故に、我々第一眷属が経営する食堂というのは、栄養よりも美食を追い求められた結果、質が段々と向上していったわけです」


 イフさんの説明を受けて、僕はようやく、ジャックの言いたいことが分かってきた。

 なるほど、つまりはあれだ。こんなクソ高い場所で、クソ高い料理を奢って貰った場合、その後、僕が境界都市で活動していく中で、美味い飯を食べた記憶が足を引くんじゃないかと、心配しているのだろう。

 まったく、大げさな、とは言えない。

 何せ、値段相応の味を出せるのだとすれば、5000円のカレーだけでも相当だ。しかも、このカレーでさえも、並べられたメニューの中では値段は下位。上位などは、100とか、1000とか、とんでもない数字が並んでいるという始末。

 しかも、説明通りだとすれば、境界都市という場所は、数多の世界の文化が集まってもおかしくない場所だ。つまり、この境界都市の食文化のレベルも相当高いのだと予想できる。


『猿にチョコレートをやった場合。どうなると思う? 一かけらの駄菓子が、野生動物の理性を容易く溶かすんだぜ?』


 ジャックの警告は、こうだろう。

 ここで美味い飯を食うと、現実や他の場所で飯を食べ得た時に味気なく感じてしまい、その美食を追求することに没頭してしまうようになるのではないか? と。

 ならば、僕はこう答えるとしようか。


「でも、人間ってすぐに死ぬし。ここで我慢して、現実でぽっくり死にそうな時、後悔したくないよ、ジャック」

『7000回近く死んだ奴の台詞だと、もう何も言えねぇよ』

「そんなわけで、イフさん! この食堂で一番高い奴、お願い! 僕が餓死する前に!」

「かしこまりました」


 かくして、僕は遠慮なく、奢りのご飯を楽しむことにしたのである。


「さてさて、楽しみだなぁ、っと」


 食事を待っている間、折角だから、誰かほかのキーホルダーの人とか、居ないだろうか? と食堂内を見渡す僕。

 だが、おかしい。先ほどまで、数は少なくとも、食堂内でちらちら見えていたはずの人影が居なくなっている。僕とイフさん、ジャックの三人で会話している間に、いつの間にか、音も無く消え去ってしまったのだろうか?


「申し訳ありません、皆人様。これより御馳走させていただく品というのが、強奪を目論む者が現れる可能性があるほど高価な料理でして、急遽、我々のみ、複製空間にて待機という判断をさせていただきました。食事が終えるまで、他者との交流はご辛抱を」

「え? そんなレベルの出来事なの?」

「この食堂では特別な指定が無い限り、普通にお食事を出させていただいているのですが、何分、一定以上のポイントの料理というのは、大抵、食堂で食べずに各自の部屋へデリバリーされるので。ええ、今回は特例となります」

「おおう、なんか大事になったなぁ」


 そんなわけで、二人と一枚しか居ない疑似食堂空間で待つこと、十分。


「はい、お待たせしました。『白のプティングスープ』となります」


 僕の眼前のテーブルには、予想よりも大分、外れた代物が置かれていた。

 うん。この食堂で一番高い奴ということだから、こう、ね? 高い肉系とか、もしくは、物凄い凝った料理を出されるかと思っていたのだけれど、ええ、出されたのは、さほど大きくない白磁のスープ皿。そこに乗せられたのは、真っ白なプティング。なんか、ミルクプリンっぽいのだが、プティングということだから、中に何か具材が入っているのだろうか? そんな一見すると、デザートみたいなものが、海鮮系のいい匂いのする琥珀色のスープに浸っているといのが、この料理だった。

 ………………美味しいの? これ。


「どうぞ、まずはご賞味を」

「は、はぁ……」


 イフさんに薦められたので、僕は訝しみながらも金属製のスプーンを手に取る。

 正直、なんというか、落胆している部分もあったと思う。何せ、あれだけの前振りで出てきたのが、こんなちんけなプティングが一つ。そりゃあ、スープからは猛烈にいい匂いがしますよ? 正直、涎が止まりませんよ?

 でも、これが7000回の死を超えた後に口にする、ご褒美に値する料理という感覚は得られなかった。目の前にでーんと、漫画みたいな肉の山が出てきて、『ドラゴンの肉ですよ』などと言われる方が、僕は嬉しかったと思うのだ。


「――――――っ!!!?」


 そんな、見当違いにもほどがある懸念を抱いていたのは、僕が一口、真っ白なプティングを口に入れる、その瞬間までだった。

 それを口に入れた瞬間から、僕の意見は一瞬すら待たずに翻る。


「なん…………え? は?」


 舌触り滑らかなそれは、間違いなくプティングのそれ。だが、違う。滑らかさが、今まで味わってきたそれとは違う。味も、甘味、塩味、苦み、酸味、辛味、それらの境界線を越えて、何か違う新たなる味覚が開かれるような感覚を得ていた。

 僕が今まで、美味いと思っていた感覚、それを遥かに凌駕する未知の体験。

 強いて言うのであれば、コンソメスープの味に近い。様々な食材の旨味が凝縮された複雑な味。されど、これは複雑でありながらも、シンプル。無限の味の変化を感じさせながらも、最終的にはたった一つの結論に辿り着く。

 即ち、これは純粋なる生命そのものを味わうための料理であると。


「こん、こんな。こんなの……」


 僕が今まで、食事と思っていたことは、一体、何だったのだろうか?

 これこそ、まさしく、食事の究極系。

 生命をいただく、という行為の本質。

 ああ、真っ白で滑らかなプティングを食べ進めていくうちに、僕の細胞一つ一つが、新たな活力を得ていくような気分だ。


「ん、んんんっ、こんな、変化球、も」


 一見すると、プティングの中には具は無い。

 だが、白いそれを琥珀色のスープに入れて崩すと、変化が訪れる。白濁が混じったスープの匂いの中に、力強い、何かの生命の本流を感じた。僕は、舌先が求めるがまま、スプーンで混ざったスープを口に入れる…………すると、驚くことに、先ほどまでの繊細な味わいとまるで違う、どかんと、豪快な、野卑溢れる肉にあぶりついたような感覚も得られる。血の臭みと、舌先が焦げ付くような熱い生命の残滓。それでいて、何故か、その野卑極まる味も、体が渇望していたかのように受け入れるのだが不思議だ。


「う、めぇ…………」

『おい! バイタルが不安定だぞ! 死ぬな! あまりの美味さで死ぬな!』


 プティングの中に、具は無い。

 だが、具の代わりとして、数多の生命の記憶が混沌としている。それを、琥珀色のスープに溶かすと、生命の歴史そのものを味わっているような気さえしてくるのだ。

 これが、これこそが人類の幸福……行きつく生命の終着点……。


「ごち、そ、う、さま……」

『うぉおおおおい! 死ぬなぁ!! 心臓止まったぞ、マジで!! おい、担当者! さっさとこいつの心臓を蘇生しろ!』

「かしこまりました」


 こうして、僕の冒険初日は、美味すぎる食事を食べての仮死状態で終わったのだった。

 ちなみに、これは後から知ったことなのだが、僕が食べた『白のプティングスープ』の正式名称は、『世界創世の混沌の白をふんだんに使った、生命のスープ』というらしく、お値段は驚くことに時価である。

 相場的には、あの皿一枚分で小国の国家予算レベルのお値段なんだって。

 …………奢りの飯はとても美味しいが、それでも奢られ過ぎると罪悪感を通り越して、死にたくなってくるので、注意しよう。

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