2

 見つめているのが苦痛になるほど、空が青い。

 俺は自分が住んでいた田舎の空と東京の空を比べた。俺の地元は東北の田舎で、いつも天気が悪かった。一年中曇りで、たまの晴れの日が嬉しかった。東京に出てくると、青い空でさえ新鮮なものに思える。

 その日は四月の初旬で、遅生まれの俺は一八になったばかりだった。そして、下宿先のアパートにいた。この春から、俺は東京にある大学の文学部に進むことになったのだ。

 親が見つけてきた学生用の寮は、都内の小高い丘の上にあった。都内と言っても都心部から離れていて、とんびが飛んでいたり、タヌキが駆けまわるような場所だ。寮の周辺は、さして地元と変わらない風景をしていた。

 家具が揃った、敷金礼金もいらない三階建ての寮は、今にも倒壊しそうな古い見た目をしていた。木造で、からからに乾いていて、火の気があればすぐに燃え広がりそうだ。敷地はとても広く、ぐるりと中庭を囲むように四角く立てられている。中庭には樹齢一〇〇年を超えていそうな、立派なケヤキの木がある。それに食堂がひとつ、大浴場がひとつ、なぜかビリヤード場がひとつ、あと小さなバスケットコートと、テニスコートがあった。

 寮の入り口には管理人の部屋があり、ふた付の小さな窓から管理人と話すことができる。管理人は白髪頭を短く刈った屈強な老人で、くたびれた作業着の襟元から大きなケロイドの痕が見えた。管理人は学生になめられないようにか、挨拶に来た俺に、いかめしい顔をして言った。

「消灯は二〇時、外泊は禁止」

「はい」

 管理人は俺に鍵を渡すと、すぐに窓を閉める。受け取った鍵は先がわずかにさび付いていて、部屋番号を示すナンバープレートには、剥げかけた塗料で「一〇二」と記されていた。

 俺はおっかない管理人から逃げるようにその場を立ち去り、ぼろぼろの廊下を歩いた。廊下の左手には水飲み場があり、その脇には外車を映したポスターが貼られていた。もう何年も貼られているらしく、その四隅は茶色くなったセロテープがなんとか支えている状態だった。俺は廊下の突き当たりからひとつ前の部屋に着いて、部屋番号を確認すると、扉をノックした。

「おおい」

 声を出したが、先にいるという相部屋の男から返事はない。俺は荷物を早く置いてしまいたかったので、男の返事を待たずに扉を開けた。

 部屋の中は簡素だった。入り口の真正面に窓があり、窓の前には机がひとつだけあって、右脇にがっしりとした鉄製の二段ベッドが置かれている。二段ベッドの下段はシーツが張られておらず、空のままだ。その代わり二段ベッドの上段には布団や毛布がごっそり積まれていた。それから小さな棚と、ふたり分のクローゼット。

 俺は肩にかけていたスポーツバッグを置いて、ひと息ついた。スポーツバッグに荷物をぎっしり詰めこんでいて、その重さが俺の肩の血流を止めていたのだ。部屋の窓からはのんきな昼の陽光がさんさんとふりそそぎ、窓辺に置かれた作業机を影と光のうちに半分にわけていた。

 そして、その書き物机には男が座っていた。おそらく、俺の相部屋相手の男だろう。男は机に向かって、ひたすら書き物をしているようだ。俺が入ってきたことに気づいているのか、いないのか、机に向かって殆どうつ伏せになりながら、がりがりと何事かを書き付けているように見えた。

「俺、この部屋に住むんだけど……」

 そう俺が声をかけると、男はパッと顔をあげて、俺の方を振り向いた。しかし、振り向いただけで何かを言おうとする様子はなかった。

「……」

 男は前髪がとても長かった。目のしたあたりまで伸びて、よく目元が見えない。前髪以外の頭髪も伸び放題で、毛先は狛犬のようにくるくる丸まっている。服は襟元が伸びきったスエットに、色落ちしそうなほど濃い青色をした、ジーンズを穿いていた。足下は裸足だ。むきだしの足は椅子と机に挟まれた暗がりにあっても尚、薄く、白くぼんやりと輝いているように見えた。

「わるい」

 俺との間に落ちた沈黙を破るように、男がそう言った。

「机、いますぐ使うか?」

「いいや」

「そうか。悪いけど、もう少し使わせてくれ」

 それだけ言うと男は机に向き直り、再び書き物を始めた。故郷に手紙でも書いているのだろうか? 石版に文字を刻むように、大きな音を立てて書いている。

 俺は男が書くことをやめるまで見守ろうとしたが、一分経っても三分経っても、その手をとめようとしなかった。伸びひとつしなかった。俺はとうとう痺れをきらし、男に声を掛けた。

「なあ、二段ベッドの上下くらい、決めさせてもらえないか?」

 俺が声を掛けると、男は手を止めて振り向いた。

「おれはどっちでもかまわない」

「じゃあ俺は下」

 俺はそう言って、体をかがめながら下段に入った。俺は男が再び書き物を始める前に、声を掛ける。

「名前くらい教えてくれ」

 男は、茂(も)吉(きち)と名乗った。俺も名乗ると、茂吉は、ジュンイチ、と一度だけ復唱した。それから、もう用事は終わったというように再び机に向かい、万年筆を手に取って書き物を再開した。

 ずいぶん厄介なやつと同室になったな、と俺は思う。大学生活一日目だというのに、幸先が悪い。

 その日、日が暮れて、夜になっても茂吉はずっと机に向かっていた。茂吉が机に向かうのをやめて就寝したのは、日付が変わる頃だった。


 翌日から大学の講義が始まった。でもその頃の大学なんて、今みたいにまともなものじゃない。博士になるだの、研究がしたいだの、学ぼうとするやつらにとっては学問をするところなんだろうけど、俺にとっては――酒を飲んで、酒を飲むためにバイトをして、それで酒を飲む場所だった。それからたまに、街に出て女の子をひっかけにいく。そういううらぶれた若者の掃きだめみたいなところだ。

 茂吉も俺とおなじで、真剣に講義に出席している様子はなかった。どうしてそれがわかるのかといえば、アイツは部屋の書き物机から離れることがなかったからだ。俺が見た限りでは、大学が始まってから、一ヶ月は机から離れなかった。サークルの勧誘にも興味を持たず、新入生歓迎会のような催しにもいっさい興味を持たなかった。俺がサークルのチラシを持ち帰ってみても、一顧だにせず、書き物、書き物、書き物だ。朝も夜も、昼もそんな調子だ。

 俺は明らかに異常な茂吉の様子を憂鬱に思った。別室の学生はそれぞれ交流して、一緒に飲みに出かけたり夜な夜な麻雀に興じたりして親睦を深めているようだった。しかし、俺だけがこんな妙な男と同室になってしまったせいで、気味が悪い思いをしている。

 がりがりがりがり、がりがりがりがり、がりがりがりがり……。

 昼も夜も、あるときは朝も続くその音を寝入るときに聞いて、俺は茂吉のことを心の中で「ネズミ男」と呼ぶようになった。机にかじりついて、その表面を前歯で一心不乱に削り取っていく。

 がりがりがりがり、がりがりがりがり、がりがりがりがり……。

 俺はその音から逃れたくて、薄いブランケットで頭をぐるぐる巻いて眠ろうとする。しかしその音は不吉な物として耳に届き続ける。本人に文句を言おうかとも考えたが、言ったところでやめはしないだろう。管理人に文句を言ったところで、茂吉ではなく、面倒を持ち込んだ「俺」が怒られることが予想できる。だから、その頃の俺は茂吉の騒音をじっと耐え、ただただ、自分の不運を呪いながら毎晩眠りに就いていた。


 事態は、五月が終わろうとしているころに変化が起きた。

 ある日、二段ベッドの下段で俺が雑誌を読んでいると、屈んだ茂吉がのぞき込んでいた。俺は内心、ひどく驚きながら、努めて冷静に振る舞い、「なんだよ」と言った。茂吉はしばらくモゴモゴと何か言うと、前髪を大きくかきあげ、白い額を見せながら俺に謝った。

「いつも机をふさいでいて、すまない。机を使いたくなったらいつでも言ってくれ」

「いや……俺はべつに構わないよ。机なんか使いやしないさ」

 俺の言葉は本当だった。レポートはツテで借りた先輩のレポートを丸写しして出していたし、試験前になってもろくに勉強しない。もしも茂吉がこの部屋にいなければ、きっと書き物机は物置になっていただろう。

 俺は机の占有の是非より、この男が俺を気遣ったことに驚いていた。耳が聞こえて、目も見えていたのか。茂吉の世界には紙と鉛筆しか存在しないと思っていた。俺は続けて茂吉に言う。

「それに、俺が机使ったら、今度はお前が使えなくなるだろ」

「構わない。おれは固い板さえあれば良いんだ」

 茂吉はそう言って、床を指さした。

「床で書く。ここの床がじゅうたんじゃなくてよかった」

「そんなことしたら、床が傷ついて、管理人に叱られるぜ。姿勢も目も悪くなる。――なあ、そんなに一生懸命何を勉強してるんだ? 役人にでもなるのか?」

 俺がやっと聞きたかったことを聞くと、茂吉は首を振った。首を振るたびに増えすぎた毛髪が縦横に揺れた。

「勉強じゃない」

「じゃあ、なんだ?」

 茂吉は俺の質問にしばらく迷ったあと、こういった。

「小説を書いている。おれは小説家になりたいんだ」


 同じ日の夜のことだ。大学ノートや短くなった鉛筆を机の上から全てどかし、俺はそこにロックグラスをふたつ置いた。俺は自分が使うロックグラスしか持っていないから、茂吉の分は隣室の学生から借りてきた。ふたつのロックグラスの隣には、黒ラベルが貼られた、ジム・ビームの大瓶がある。上京するとき、俺が兄貴の部屋から盗んできたものだ。

 俺はロックグラスに大ざっぱに割った氷を入れて、ウイスキーをどくどく注いだ。蒸留酒は高価で、学生が気軽に手を出せる物ではない。しかし、俺自身はあまりウイスキーを好まなかったので、大して惜しいとも思えなかった。ウイスキーはつんとした酒の匂いがして、霜が張った氷の表面をなめらかに溶かし、グラスの底に溜まっていく。茂吉は俺に促されるまま、中身を少しだけなめて、顔をしかめた。

「ぜんぜん、うまくないな」

「慣れればうまくなるよ」

「酒なんて、うまれてはじめて飲んだ」

 茂吉はウイスキーをほんの少し口にしただけで、あっという間に酔っ払う。青白い目元が何かを刷毛で塗ったように赤くなった。ついで、かさついて割れた唇を指で押さえ、痛い、と呟く。

「しみるな、すごく」

「消毒されて、ちょうどいいだろ」

 俺も自分のロックグラスを手にして中身をあおる。しかし、それはかっこうだけで大して飲んではいない。俺もあまりウイスキーは好きではなかった。学生が飲むには、苦すぎる。きっと、労働を知らないとうまくない味だろう。

 茂吉はこの部屋に来て以来、ずっと机に向かっていた非礼を詫びた。それから少しずつ言葉が多くなり、酔いが回るのと比例して饒舌にしゃべり出した。

「おれの中にはいくつも話があるんだ。それが、みみや目のあたりにとどまって、いろんな感情をせき止めている。それらを全部抜き出すことができたら、おれの考え事はもっと明瞭になり、頭がよくまわるようになるだろう。風呂の栓を抜いたみたいに溜まっている物が抜け出ていき、代わりに新しくてよいものが入ってくるはずだ」

「しかし、それらは外に出しても出してもなくならないんだ。尽きることなく湧き出てくる。そのせいでおれは、文章を書いているとき、川の下流にいて、上流から流れてくる水をずっと眺めているみたいな気分になる。いつ始まったのかも分からないし、いつ終わるのかもまるで見当が付かない。文章を書いていると、ときどきおれは、川の水を柄杓でくみ上げて干上がらせようとしているような、そういう途方もない間隔に襲われる」

「みんな、おれのことを、きちがいだと思ってる。ジュンイチ、おまえだってそうだろ。同じ部屋になったとき、おまえが困った顔でおれを見てたことをおぼえている。だけどあのとき、おれはそうするしかなかったんだ。嘔吐やしゃっくりと同じで、書くことを止めることができない。ものを書いているときは自分がいないんだ。自分をとおして、べつの人間が筆をとっているような気がしている。おれが書く小説は、おれが書いた物じゃないんだ」

「やれ泣けるだの、やれ感動しただの、そういう表面的な心の動きじゃない。ほんとうの文学っていうのは……」

 酒が入った茂吉は、いつものはっきりしない受け答えはどうしたのか、饒舌に文学について話した。俺は俺で、顔を赤くして、口角に泡を溜めながら話す茂吉のことを肴にして酒を飲んだ。きちがいみたいに原稿用紙に小説を書き付ける姿も、そうやって文学を語る茂吉のことも、見ていて飽きることがない。

 俺が茂吉のロックグラスにそっと酒を注ぐと、茂吉はなにも考えていないようにそれを飲んだ。最初は舐めるようだったのが、次第に口に含むようになり、だんだんと流し込むようになった。

「喉がやけるみたいで苦しい。それに熱い、すごく」

 茂吉が残した言葉に俺は笑う。

「酒焼けすると喉がつぶれて、声が出なくなるぞ」

「別に、いつも大してしゃべらないから」

 それにしても、酒はいいな、と茂吉が言う。

「飲むと傷つく感じがする。喉は痛むし、頭はまわらなくなるし、気分も悪くなる。でもやめられない」

 茂吉は手にしていたロックグラスを持ち上げ、天井の電灯に透かす。ロックグラスの中で揺らめくウイスキーは光を受け、琥珀色にちかちかと輝いた。

「まるでブンガクみたいだ。気に入った、とても」

 俺は茂吉の言葉に曖昧な返事をしながら、自分の分の酒を口に含んだ。強すぎる酒は苦く、焼けるように熱く、ちっともうまいと思えない。しかしこれを茂吉が『ブンガク』というなら、きっとそうなんだろう。

 茂吉はその後も笑いながら何かを喋っていたが、そのうち机に突っ伏して眠り込んでしまった。変な格好で眠ると体を痛めるぞ、と声をかけたが、揺すぶっても叩いても起き上がろうとしないため、俺もロックグラスを片付け、ベッドに入って眠った。思えば茂吉が二段ベッドの上側に行って眠っているのを見たことがない。いつも机につっぷして寝ているか、ベッドに行く前に力尽きて、床で丸まって眠っているのだ。

 同じ日の夜、俺は物音で目をさました。それはベッドのきしみだった。おそらく二段ベッドの上段に茂吉が昇っている音だろう。俺の忠告を聞き入れたのだろうか? やがて上段から聞こえてきた、茂吉の不格好な寝息を聞きながら、俺は再び目を閉じた。



 酒を交わした夜から、茂吉は少しずつ俺と意思疎通を交わすようになった。レポートがどうだ、教授がどうだ、田舎が恋しいだ、そんなことだ。でもそれは以前と比べたら「少しは」増えた程度で、毎晩騒がしい他の寮の部屋に比べれば静かなものだ。茂吉は変わらず、机に向かって小説を書いていたし、俺は俺で、バイトと酒と女に精を出していた。


 ある日、茂吉がぴたっと手を止め、部屋の中が静かになったことがあった。俺はなにごとかとベッドから顔を出して机のほうを覗くと、茂吉はじっと原稿を手に取って見つめ、電灯にかざして検分していた。茂吉は俺の視線に気づき、振り向く。茂吉は普段の張り詰めた顔つきを幾分か和らげ、優しげに笑った。

「できた」

 それはまるで、生まれたての赤ん坊を手にした、父親のような表情だった。

「できたんだ、小説。これはケッサクだぞ」

 茂吉いわく、小説が完成すると、出版社が公募している賞に応募するということだった。これまでも一〇編ほどの小説を賞に応募してきたという。しかし一次選考にさえ通ったことがなく、負け続きなんだ、と自嘲的に笑う。

「おれには才能がないんだろう。もちろん賞がもらえたら嬉しいが、もらえなくても別にかまわない。おれの中にある、なにごとかを外に出すために書いているだけだから」

 そう言いながら、茂吉は書き上げた原稿のふちを、赤子の頬をなぞるように指で触れる。茂吉は大判の封筒に太いマジックで出版社の住所を書き(小学生が書いたような、ひどく乱雑な字だ)、綴じた原稿を封筒の中にするりと滑らせる。その手つきは迷いがなく、今までに幾度も繰り返されてきた、ということが見て取れた。茂吉は封筒に糊をして蓋をし、その合わせ目にずれがないか確認する。そんな発送作業のさなか、茂吉は夢を見るような目つきで俺に語りかけた。

「もちろん、ときどきは夢に見るよ。いつかおれが何らかの賞をもらって、本が出版されることを。そしておれの本が本屋に平置きで並べられて、いろんな人が買っていくんだ。みんながそれを電車の中や、街中のカッフェで開いて読む。子どもや年寄りや、おれと同じ歳の男や、ガイコクジン……とにかくいろんな人が、おれの文章を読む。そしてみんながその内容に好き勝手言っていく。おれはその光景を見ながら、にやにやしながら街中を歩くんだ。もちろん、誰もおれが著者だなんて気がつかない。だれも見窄らしいかっこうをしたおれが作者だなんて思わない。そんな日を」


 俺も茂吉が書いた小説を読ませて貰った。しかし俺にとっては、それらはまともな文章の体をとっておらず、単語は思いつくまま並べられているように見えた。それでも、面白かったと褒めると、茂吉は犬のように喜んだ。

「そうだろう、そうだろう。つぎはもっといい小説が書けると思うんだ」

 そんなことをきらきらした顔で言う。俺はその言葉を聞いて、曖昧に笑うことしかできなかった。


 俺は茂吉を面白いやつだと思って好意的に接していたが、寮の連中はそうはいかなかった。

 気持ち悪いよな、小説ばっかり書いてさ。きっと遊んでばっかの俺たちのこと、バカにしてるんだぜ。文学青年なんて今ドキ流行んないよな。そして、俺自身もときおり、その悪口に乗っかった。

 でも茂吉はそういう言葉はどれも気にしていないようだった。気にしていない、というよりは、耳に入らない、というのが正しいのだろうか。

 今思えば、寮の連中も、俺も、茂吉がうらやましかったんだと思う。

 そんな風に熱中できるものがある人間は、幸せだよ。

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