#4 身侭 Ⅵ
赤髪の青年――ローレント・D・ハーグナウアーは、目を細めてコーヒーを啜る。充分冷めてしまっているだろうに、彼は温かそうに息をついた。仕草の端々には、見た目の若さにはそぐわない哀愁が漂う。
「ああ、
「そう言われると、余計不審に感じます」
「少なくともイーリスさんに毒を盛ることはしませんから、安心してください」
彼は安心の意味を分かっているのだろうか。仕方ないのでカップに口をつけると、甘いミルクの香りと、酸味の少ないコーヒーの香りが鼻に抜けた。確かに、ほどよく温かいし普通に美味しい。
私がコーヒーを飲んだのを見て、彼は満足げだ。私から目を逸らさずにカップの中身を飲み干す。その瞳は彼の昔話に出てきたように青紫色に光っていた。大方、ずっと私の心を読んでいるのだろう。彼は意味ありげにウインクをしたのち、装飾的なチョコレートを一つつまむ。
「ルビー……いえ、ピンクチョコレートでしたかね。よろしければこちらもどうぞ」
誰もが知る高級店のものだ。いかにも女性に好かれそうな気遣いで、失礼だけど笑いそうになる。
「ではいただきます」
「どうぞ。数百年ぶりにまた流行り出したので、つい買ってきてしまいました。女性はいつの世も、目を歓ばせるものが好きですね」
私がその女性の中に入っているようには思えない物言いだ。文句を言いたくなるほどじゃないけれど、彼の呟きにはかなりとげがある。
「そういうことは女性に言わない方がいいですよ」
私が言うと、彼は一層艶めかしく目を細めた。本当に、この爺さんは何を考えているのか分からない。
「ご心配なく。イーリスさんの好みに合わせているだけですから」
「はいはい。ハーグナウアーさんは、女子高生の端末も思考ものぞき見しまくりですからね」
「おっしゃる通り。聡い女性は好きです」
「嘘でも否定しましょうよ」
瞳を紫色に光らせて、彼は肩をすくめる。分かってやっているのなら相当にたちが悪い。神も厄介な人物に力を与えたものだ。あの長い昔話が虚構でないとして、彼が人間のままだったら、理屈っぽくて気の利かない男になっていたはず。しかしドラゴンに成ったせいで、こんな計算高い色男が生まれてしまった。
「――とまあ、甘いものを食べて、ほどよく緊張がほぐれたところでしょうか」
「残念ながら、あなたのせいで警戒心が一割ほどそがれてしまいました」
「それは良かった。充分だ」
唇を舐めると、彼はゆっくりと姿勢を正した。油断ならない何かを感じる――気のせいかもしれないけれど。
「イーリスさん。これで僕とアルマスの出会いの話はお終いです。懐かしくて少々話し過ぎました」
なにせ七百年も前のことですから、と彼は艶めかしく微笑む。
「少々という言葉の定義を教えていただきたいくらいには、随分とのろけましたね」
「シェリルは僕の自慢の妻ですから当然です。それと、爺さんの長話を侮ってはいけません。僕などは特に、別の用事がない限り延々と喋り続ける
指輪をいじりながら、彼はソファにふんぞり返った。まったくこの爺さんらしい回答だ。悪びれもせず平然と我を通してくる。
「それで? 感想の一つくらい聞かせていただけませんかね。あなたはアルマスのこと、どう感じましたか?」
足を組んで不敵な笑みを浮かべる彼は、やっぱりどこか意地が悪い。試すような口ぶりは図書館やカフェでの彼と一緒だ。すると大体、私が思ったままを口にしても揺さぶりをかけられる。けれど腹の探り合いなんて、彼相手に下策も下策だ。
「感想ですか。アルマスは、今も昔も良い人だったなと思います。二度も助けてくれるなんて、とんでもないお人好しですね」
――唐突に。
高らかな笑いだ。彼は口元をおさえて顔を逸らした。私の感想の後に笑いだすくらいだから、原因は私にある。本当に嫌な予感がする。しばらく不気味ににやけていた彼は、表情をすっと無に戻して喋りはじめた。
「失礼しました。やはりイーリスさんは僕と同類ですね。勿論根源にあるものは違うのでしょうが……下した判断は昔の僕と同じです」
同類? 私と彼が? そもそも『下した判断』が何を指すものなのかも不明だ。
「一体何をもって同類と仰っているんですか?」
彼は威圧感たっぷりに歩み寄ってくると、私の隣に無理やり座る。甘い香りがえらく厭味ったらしい。何をされるか分かったものではないが、一方私が抵抗できるほど彼は非力ではない。邪悪なドラゴンの腹心として、単身で都市を壊滅させた過去さえ持つ彼だ。ただの人間なんて虫けら以下といえる。
彼はゆっくりと顔を近づけてきて、私の耳元で囁いた。
「――他人の持つ悪意や動機に意識が向いていない。この一点です」
「は?」
なんだか、アルマス・ヴァルコイネンに悪意があったみたいな言い方だ。私を助けてくれたアルマスはそんな人間ではなかった。悪意も何もない善良な姿を、私はこの目で見た。
彼は立ち上がる。自分のデスクまで戻って座ると、雪柄が可愛らしいリングノートに触れた。前髪を耳にかけ直してこちらに視線を送る。
「当時のアルマスのねらいは意図的に語りませんでしたから、無理はありません。しかし、アルマスは本当に良い人なのでしょうか」
「良い人じゃないなら何だって言うんですか? ハーグナウアーさんが堕ちないように魔道具を与えて、暴れたら止めて。あなたはそれで未来を得たんでしょう?」
「そうですね、未来が拓けたことは事実です」
言いながらぱらぱらとリングノートをめくり、心底愛おしそうに目を細める。彼の行動はいつだって意味深だ。
「シェリーは――いや失礼、シェリルは本当に聡い女性だった。深い知識と洞察力。後者に関して、シェリルは特に優れていました」
彼は見開きのページを眺めて、何でもなさそうな調子で微笑む。
「この頃のアルマス・ヴァルコイネンは、『
つまり、アルマス・ヴァルコイネンが彼の前に現れたのには理由があると言いたい?
彼の語った昔話の中で、シェリルさんがずっと疑っていた。彼女の考えるように何か目的があった可能性もあるけれど、私の出会ったアルマス・ヴァルコイネンは、無条件に人を助けられる人だった。正直、大げさすぎるようにさえ感じる。
「でも今の段階では、ハーグナウアーさんが堕ちると分かっていたから助けに来たとも捉えられます。違うというのならそれを――」
デスクを彼の指が軽く叩く。つられてそちらを見ると、彼は不気味なくらい綺麗な笑顔だった。青紫色の瞳は爛々と光っている。
「そうですね、そう捉えることもできます。しかし、イーリスさんが思うほど、アルマスは完全な善人ではありません。彼が責め立てられる理由もきちんと存在するのです。それを理解しないまま接すれば、いずれアルマスを傷つけることになる。よく考えてください」
体の芯が凍りそうなほど、彼の目は冷たい。反論なんて出てくるはずもなかった。
「もしかして今、怒っていますか」
「ええ、少々。ただし、イーリスさんへの怒りではありませんよ。昔の自分に対してです」
「……しつこいかもしれませんが、ハーグナウアーさんが使う『少々』の定義を教えていただきたいところですね」
私がはぐらかしたのを見逃して、彼は拗ねた様に溜息を吐く。
「まあ、僕についてはどうだっていいのですよ。肝心なのは、無知な同情は凶器になるということ。振り回すのはいかがなものかと」
「覚えておきます」
「そうしてください」
彼は足を組みかえて、呆れ交じりに鼻を鳴らした。そのまま視線をドアの方へ流す。
「――さて、そろそろ時間です」
瞬間。ハーグナウアーさんの合図とほぼ同時にノックが聞こえて、一人の女性が入ってきた。彼と一緒に大学の研究室にいた、赤髪の女性だ。この屋敷にいて彼のことを爺様と呼ぶくらいだから、彼女は子孫で間違いない。
「シエラ。ここへ入る権限は与えましたが、そう頻繁に来られても困りますよ」
「でも、ロラン爺様がいないと夕飯にありつけないし」
「お金は後で渡しますから、どこかで頼んできてくださいよ」
「やだ。ロラン爺様のご飯がいい」
彫刻のように美しい無表情の女性は、シエラさんというらしい。親族だからか、ハーグナウアーさんに対してかなり強く出る。彼の言った通り、この家の料理番は邪悪なドラゴンの腹心らしかった。
だが問題はそこじゃない。
「うへぇ、寮の門限が」
シエラさんが夕飯を催促しに来たということは、それだけ遅い時間だということだ。時計を見れば、寮の正面口が閉門するまであと十分とない。どう頑張っても母のお叱りを受けることになりそうだ。すると、何が可笑しいのか、彼が対面でくつくつと笑った。
「ではシエラに送らせましょう。僕が行きたいところですが、下手に教会へ顔を出すと戦争になりかねない」
「ジョークですよね」
「半分はそうですね」
相変わらずこの爺さんは物騒なことを言う。彼が教会に現れたら、本当に戦争でも始まりそうだ。
そんな私の思いを知ってか知らずか――どうせ読めているのだろうが、彼は首をかしげてみせる。そして、にこりと笑うと私の手帳を指さした。
「長話に付き合ってくださったことに感謝を。イーリスさんの記録が意味を成す瞬間を、楽しみにしていますよ」
「もちろんそうしてみせます」
謎は増えたけれど、それもまたアルマス・ヴァルコイネンの一部。私の目的は変わらない。
邪悪なドラゴンの本当の姿を見つけてみせる。
きざったらしく手を振るハーグナウアーさんに会釈をすると、あの爺さんは「オゥルヴォアール」と意味不明な言葉を発した。よくわからないので、さようならと返しておこう。
「そういえば、イーリスって呼んでいい? あ、シエラ・D・ハーグナウアー。よろしく」
「はい、よろしくお願いします。イーリス・ポルクネン。シエラさんとお呼びしてもいいですか?」
「もちろん」
口角を上げても無表情に見える。そんなシエラさんに連れられて、すっかり暗くなった庭を歩く。ガレージに向かうとそこには五台ものスポーツカーがあった。彼女は黒光りする一台に鍵を向ける。ドアが上に向かって開くあたり、まさに高級車といった様子だ。
「シエラさん、こんな車をお持ちなんですね。凄い」
「違うよ。全部ロラン爺様の車。いつもテキトーに借りて乗ってる」
一々親族の尻に敷かれているのは何故だろうか。ハーグナウアーさんも、世に語られる人物像とはとんでもなく乖離している。
シエラさんは助手席の方で手招きをした。私が乗り込むと、彼女はバンパーを撫でて運転席側に回る。どことなくハーグナウアーさんがするような色っぽさがあって、つい見惚れてしまいそうになる。シエラさんは鍵を放り投げてハンドルに突っ伏した。
「ちなみに、この車は魔改造してあるから無駄に速いんだ。たまにアルマスさんとレースウェイに行ってるよ。強度とか軸の回転数とか空気抵抗とか、そういった部分は術式でいじってないの。爆発だけに魔素を使ってレシプロエンジンを動かすんだって。暴発や結晶化を起こさないように魔素を圧縮するのがどーたらこーたら。馬鹿みたいなことしてるよね」
「何やってんだあの人たち」
「あ、そうだ、安心して。違法な改造してあるのバレないから、公道でも走れるよ」
運転席に座ったシエラさんは、私にウインクしてみせる。だが言っていることが少しずれている上に、ほぼほぼ無表情だ。流石はハーグナウアーさんの系譜と言ったところか。
彼女はラジオを流すとアクセルを踏んだ。電気自動車とは違ってだいぶエンジン音が大きい。けれど心地よさもあって、読み上げられるニュースと程よく混ざる。
「――イーリス。今年の降水量、もう平均の年間降水量を超えたみたい。まだ四月だよね?」
天気予報のコーナーで、キャスター困ったように「あり得ない」と連呼していた。その気持ちもわかる。
「はい、四月ですね。異常気象といったって、程度があるでしょうに……何が原因なんでしょうか」
「天候を調節しているスノードームが壊れそう、とか?」
「それは大変そうですね、いろいろと。雨どころじゃなく、雪や雹も降ってきそうです」
スノードームの魔法術式を再調整しなくてはと泣きべそをかいていた彼を思い出す。この調子だと、邪悪なドラゴンは徹夜続きかもしれない。
シエラさんの運転する車に揺られ、針葉樹とレンガの街並みを進む。まだ街の中心からいくらか遠くて、そのせいか街灯は少ない。空を覆うスノードームの放つ魔力の光と、ヘッドライトの照らす景色が混ざっていく。
そこへ、にわかに新しい光が足された。
「――噂をすれば、雪が降ってきましたね」
「だね。これは積もりそう。冬でもこんなに降るのは珍しいのに。いよいよ本当にスノードームが壊れるんじゃない?」
シエラさんはワイパーの動きを調節する。それでふと思い出したのか、私の手元に視線を送った。
「イーリス、傘持ってる?」
「持ってます。最近はよく雨に降られるので、折り畳み傘はいつも入れていないと」
「持ってるなら良し」
彼女はうんうんと首を縦に振る。そして、「私は傘持つの嫌だから、ロラン爺様に迎えに来てもらう」と付け加えた。ここまでくると、なんだかちょっと可哀想だ。
「車は寮の脇に、バレないように停めた方がいいかな」
「はい、その方がいいかもしれません」
シエラさんは、私に問うまでもなくそうするつもりだったのか、さっそく非常点滅灯をつけて車を路肩に寄せる。彼女がボタンを押すと、助手席側のドアが自動で持ち上がった。外へ踏み出して傘を開くと、雪の重みをしっかりと手に感じる。
「寮まで送っていただきありがとうございます。おかげで門限に間に合いそうです」
「そんなに大したことじゃないよ。そもそも、ロラン爺様が門限ギリギリを狙った可能性が高いから。なんかごめんね」
「いえ、その分たくさんお話を聞くことができましたから」
「そ。良かった。じゃあまたね」
シエラさんは車内から手を振る。ドアが閉まると、車は滑るように動き始めた。見送って、それから寮に向かおうと――
「――イーリスちゃん、アルマスのこと調べているのよね。だったら手伝ってあげるわ」
魔力が放つ甘くて爽やかな香りが、強烈に漂う。
振り返ると、眼前には銀髪の女性が立っていた。二十代だろうか。優しい声だ。人間離れした美貌と、深いブルーグリーンを反射する虹彩は、何故かアルマスさんを想起させた。けれど、何か異質なものを感じる。見た目はただ綺麗な女性だ。服装だっておかしくも何ともない。傘も差している。だというのに、得体の知れない違和感が消えない。
すると、その女性は自分の手を掲げて雪を受け止める仕草をした。私の方を見て柔らかい笑みを浮かべる。それで気づいた。
雪がその女性の体を通り過ぎているのだ。雪は傘を透過し、服も通り越して――地面に落ちる。まるで悪夢みたいだ。
「あら、悪夢だなんて悲しいわ。私の第一印象はどうなっちゃっているのかしら」
「第一印象は最悪ですよ」
「そうよね。知っているわ」
女性は肩の上で傘をくるりと回す。雪が飛び散るでもなく、ただ傘が回っただけだ。気温のせいじゃない、また別の寒さが全身を巡る。
「それで、何故私がアルマス・ヴァルコイネンについて調べていることを知っているんですか。何故私がイーリスだと知っているんですか」
「難しい問いね。イーリスちゃんが納得するように嘘をつくのは簡単だけれども、それでは信頼を得られないもの」
女性は、人差し指を立てて可愛らしく首を傾げた。
「じゃあ本当のことを話しましょうか。アルマスの周りで起きたことは、全部知っているからよ」
もしかすると、この女性は本当にすべて知っているのかもしれない。どうしても、そう思いたくなってしまう。
「そのことについては了解しました。では、どうして私を手伝いたいんですか」
ふふ、と艶やかに息を漏らす女性は、真っすぐ私の目を見つめて口を開いた。
「だって、アルマスには真実を知ってほしいもの。でも私は近づけない。だからあなたを手伝うの」
真実? アルマス・ヴァルコイネンが歩んできた真の道のりを広めるのではなくて、アルマスさん自身に真実を知ってほしい?
「そうそう。あの子の知らない『真実』が、実はあの子にとってすごく大事なの」
「その真実とはいったい――」
「駄目よ! 直接は教えられないの。私は目を掻い潜って、あなたにそれとなく仄めかすことしかできない。可能な範囲で、ヒントはたくさんあげるわ。だからイーリスちゃんが辿り着いて。それでアルマスに教えてあげて」
だいぶきな臭くなってきた。この女性の狙いはどこにあるのだろう。
それまでにこにこと微笑んでいた女性だったが、そのとき突拍子もなく声を上げる。
「あ、いけない! 私あなたに名乗っていないわ! イーリスちゃんのことは、アルマスがおどおどしながら助けた時から知っているから、危うく忘れるところでした」
照れたように口許を押さえて、目を伏せる。愛らしいはずなのに、ただただ恐怖だけが襲ってくる。女性はそんな私のことなんて気にせず、ごく自然に自己紹介してみせた。
「私の名はイルマタル。アルマスをドラゴンにしたのは私」
イルマタル。人をドラゴンにできるということは、神の一柱ということになる。けれど、アルマスさんの姉が記した『スズランの手記』では確か――
「あの人をドラゴンにしたのは、イヴと名乗る女神じゃ――」
すると女性は、威厳なく半泣きになって叫んだ。
「もう、仕方ないじゃないの! キエロちゃんの前でイルマタルなんて名乗れないわ!」
つまり、アルマスさんのお姉さんは、このイルマタルという女神らしき存在のことを知っていたということか。しかし、名乗れないほどの関係というのもまた謎だ。私に名前を伝えるのも、意味が分からない。
「最初のヒントだからイーリスちゃんに教えるのよ。私の名前くらいなら教えても支障ないもの。ただし内緒ね。書き記したり、誰かに喋ったりするのは駄目」
女性は真っ白な指を私の唇に当てて、「本当に駄目なんですからね」と念を押す。試しに女性の名前を呼ぼうと息を吸ったけれど、口も動かず、音にならなかった。歯の隙間からただ空気が漏れる。
「アルマスをよろしくね、イーリスちゃん」
くすりと笑って踵を返した女性は、一つ言い残して空気の中にかき消えた。雪が私の傘を叩く音だけが残る。
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