あきらめは安心。そう思っていた。

ヒロインの好きになった相手は、学校の先生。ううん、私このままでいいの。しかし事態は、親友の介入で大きく動き出すのです…。***読者を巻き込んで進行する緊張感、喉が耐えがたく渇くような切迫感。ストーリーの流れにただ翻弄されます。そして結末は一転して、静かに優しく語られます。想い人の笑顔に、ヒロインは何を感じるのでしょうか。ガラスは割れ、踏み出された一歩。他にはない読後感に、しばし言葉を失いました!おすすめです!