S5 【秋月このは】の配信に現れ、無言でスーパーチャットしていく清浦真帆【ENOKI切り抜き】 2月22日

最近このは真帆ハコベの流れが鉄板になってる

3日おきの幸せタイム

最近はコラボ活発でとてもよい

スーパーチャット ワシトウ 50000 ハコベちゃんー!待ってた!

安定の石油王

スーパーチャット 羊毛フェルト 50000 ハコベちゃんの配信だ!

ENOKIの資金源来たな……

やべえよやべえよ……


ハコベ:

はいみなさんこんにちは。秋月このはです。嘘です。調子に乗りました。こないだの配信見ましたか?最近このはちゃんさんの配信面白いですよね。新しい女の子、もふかちゃんが増えました。いいですよね、私はソロなんですけど、みんな多人数配信でわいわいととても楽しそうです。私もたくさん人を呼んでわちゃわちゃプレイとかしたいなーって思うんですけど、私は残念ながらリアルでもバーチャルでもそこそこぼっちプレイでして。あてがないんですよね。いえ、このはちゃんさんとかヒナさんとか真帆さんとかとコラボもさせてもらえますし、ありがたいことなんですけど。真帆さんと言えば、とてもいい人なんですけど、こう、私が困ってるところを見て、じーって見てくるのだけやめてほしいです。こう……、なんかちょっと怖いです。肉食動物に睨まれた草食動物の気分になります……。もふかちゃんの配信でもなんか、無言で2000円ずつ連打するように無言で投げてましたよね。ああいうのってなんかストーカーっぽくないですか?もふかちゃんのあの舌っ足らずで元気な娘っていいな、真似したいな!って思うんですけど……、ああいうのは才能だな、って思いますよね。このはちゃんさんは何処であんなリアリティのあるロリボイスの友達を見つけてくるんでしょうか……。やっぱり可愛い子の周りには可愛い子が集まってくるんですかね?私もそれなりに容姿には自信があるんですけど、やっぱりかわいいですよね……。こういう卑屈なこと考えてるから友達ができないんですかね?でも今更性格とか変えれないですよねえ!?無理ですよ!?あの自然体の可愛さとかってどうやって出すんですかね?真帆さんもあんな清楚で、綺麗なのに、それを惑わせる何かがあるんでしょうね……。私の配信には真帆さんがコラボ以外で来てれたことはないので、やっぱりかわいさを磨かないとダメだな、って思います。真帆さんが来てくれるような配信に出来たってことは名誉小学生の栄光が手に入るんですかね?!小学生……いいですよね。かわいい男の子のへそチラとか見放題じゃないですか!ああでもそういう感情がないからこそ小学生出来てたのかもしれないですね……


スーパーチャット 清浦真帆 3000 見てます

見てた

2000円連打と3000円1回……、どちらがいいのだろうか……

スーパーチャット 清浦真帆 3000

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あっ……

自己顕示欲の塊

ここまで来ると恐怖しか感じない

ハコベちゃん厄介オタク怖すぎる……

清楚キャラ……どこ、ここ……?


――光綿市 光綿支部紅葉――


瀬川「ハコベちゃん……。ずっと配信しててくれ……」

帯刀「あーあ。こうなると瀬川さん帰ってきませんよ。ということで十六夜くんは今日の衣装選んできて!」

十六夜「い、いいんですか?ありがとうございます」

帯刀「最近私のチョイス文句ばっかりで……」

ハコベ「いいなぁ……」

瀬川「はー……!やっぱいいわ。淡々と会話してくれるのがいい。変に騒いだり無言の間とかもなく黙々と喋ってくれるのがラジオみたいでいいわ……アーカイブラジオ代わりにしますよーするする」

瀬川「ほわんとした声なのに思考は利発的で見た目もかわいい……魂が賢いんだろうなぁ……」


▶独り言をブツブツ言いながら瀬川は恍惚に浸っていますね


風鳴「気色わりぃおっさんだな。――気苦労が絶えねぇのばっかは同情するが。おーいソラ、まだそっち暇なら手伝ってくれよ」

稲生「あっ、ちょっ、ちょっと待ってくださ……まだソラにも着替え終わってな……あわわ……」

帯刀「ハコベちゃんいなければ朽ちた木のようだったんですから、そんなこと言っちゃダメですよ。それに……、何偉そうに指示出ししてるんですか。斬りますよ」

風鳴「おっさんが指示くれないから困ってんだろ。わりぃなソラ、無理はしねーでくれ」

帯刀「羽根むしりますよ。3日に1度、2時間位止まる程度で情けないのー。十六夜くん、私に着せたい服、決まった?」

十六夜「はい、今日はこういう感じで……昨日は高校の制服でしたしね!」


▶エレメンタリースクールメイト、小学生向けの品のある制服にベレー帽の組み合わせですね。当然ですが小学生向けしかありません。十六夜がニコニコと制服を渡してきたのを見て、帯刀は目を細め十六夜を見ます


ハコベ「あっ……着替えてきますね」

帯刀「――へぇ……。えっち」

稲生「あ、あの、こっそり渡してくれると助かります……すみません……」

帯刀「そ、れ、に。昨日通達が来たんですよ。そこの偉そうなやつだけなんで制服着ないんだって。ほら、更衣室行きますよ」


▶一般人には見えていない羽根を持って風鳴を引きずっていきます


風鳴「いでででっ!?そこ持つな抜ける抜け……いや抜けねーのか?いっでぇ!」


――1時間後


瀬川「落ち着いた^^ それで、営業の方は大丈夫……!?帯刀くん……」

帯刀「どうしましたかご主人様」


▶帯刀は無理やり制服を着ているのでパツパツで胸の部分のボタンも留めきれていませんね。スカートの裾もほぼ腰くらいの位置です。


瀬川「いやその服は、えっと……ええと。裾とか大丈夫かい?その、目のやりどころが」

帯刀「十六夜くんが選んでくれたんですよ。天ちゃんも可愛い服着れてよかったねー?」

稲生「確かにかわいいけどやっぱり丈が……。――ううん、最早何も言うまい……。言ったところで今日一日はもう脱げないし、ソラも慣れてきちゃったし……」

ハコベ「かわいい服……。えへへ……」

風鳴「色々意外な反応だったな……。なあおっさん、背丈ってのはどのぐらいまでなら変えても他人から見て違和感が出ねーんだ?こんな服だともっと縮んどかねーと駄目か?」


▶10cm程縮んだ風鳴が、少しキツそうに制服を着ていますね


瀬川「少なくともそのスカートが膝くらいに来るように、かな……。妖精は縮めるが、帯刀くんや稲生くんはその、やっぱり目の行き場がない……」

十六夜「妖精さんそんなことできたんですね……かわいいですよ」

風鳴「そうか。かわいいっつわれるのは複雑だな……まぁ妖精らしいっちゃらしくはなるんだろうが。――感覚としてもうちょい……んなもんか」


▶風鳴が更に7cm程縮み、無理をしている程度になった時、来客のベルが鳴りますね


ハコベ「あっいらっしゃいませー。全席禁煙になってまーす」

稲生「おっと、いらっしゃいませー、席は空いてるのでご自由にどうぞー」

元木「っす……嘘だろ……悪夢の続きかよ……」

早乙女 「少年どうしたん――って颯天さん縮んでないってかどしたのその恰好……」

宇佐木「こんにちは〜、何だか可愛い方がいっぱいですね〜」

風鳴「ん?ああ、ちょいと訳ありでな。どうだ、元が悪くはねぇとそんなんでもねぇだろ。馬子にもっつわれたらそこまでだけどな」


▶くるくる回って風鳴は衣装を見せつけます


早乙女「縮んでるとか本当に妖精なんねぇ……いや可愛いけどさー」

浅倉「おじゃまし、って何その服!絶対ダメでしょ!隠さなきゃいけないところがさぁ……なんでみんな平然として着ていられるの……」

帯刀「えへー……。十六夜くんのチョイスだよ。紬ちゃんも着ようねー」

浅倉「ぜっっったいにやだ!」

稲生「おねーさんなら似合うよー、ほらほらー」

浅倉「天さんまで、なんで……。やだよぉ、誰か助けてよぅ」

元木「――まじかよ……。とんでもねぇガキだったんだな……。やっぱ、人間に見えても、人間の感性じゃねーんだな……」

瀬川「もう何も言うまい……。帯刀くんのチョイスじゃないなら……もう……」

風鳴「にしてもやっぱ外から見て縮んだってすぐわかるのもよくねぇな。俺に可愛げがねぇのはご愛嬌ってやつだ。割と動きやすいのはいい」

早乙女「そんなもんなんけ? えーと今日は最後の夜勤だしスタミナつくの欲しいけぇ、日替わりランチのライス大盛りでー」

元木「つってもただの制服だろ……現役JCやってんなら恥ずかしくもねぇだろうが……」

宇佐木「この人、十六夜さんって〜言うんですね〜。むっつりさん、なんですね〜よろしく〜お願いしますね〜」


▶頭を深々と下げてぺこぺこしますね


十六夜「初めまして……かな?いいですよねこれ、かわいくて」

百瀬「はーいこんにちはー…………」

来玖「こっんにっちはー。――すごい格好ですね。」

風鳴「来る時は一気に来るもんだな。ちょいと待ってな、注文は順番で頼まぁ」

帯刀「ご主人様。今から着せてくるので、私と紬ちゃん。ちゃんと褒めてくださいね」


▶浅倉の服を持って、更衣室に引きずっていきます


瀬川「女の子を褒めるのは得意じゃないんだが……」

浅倉「やだ~助けてぇ!百瀬さぁん!」

百瀬「あーわたしにはーたてわきさんをーとめれないー……」

早乙女「紬ちゃんスカートは下にずらして履きーなー」

稲生「おおう……。煽りはしたけどまさか本当に実行に移すとは……ちょっと悪いことしたかな」

風鳴「なあおっさん……いやご主人?かこの格好だと。昨日の綾華も含めてがここに集まる全員か?実はまだスカウトしてる途中、がいて増えたりすんのか?」

瀬川「候補がいればいつでも増えるよ。ただ、現実はどこも人不足でね……。新人ばかりとはいえこんなにいる支部は珍しいくらいなんだ」

風鳴「なるほどな。賑やかなのはいいが、どこもそうってわけじゃあねぇよな」


▶四季がドヤを蹴破るように入ってきて、見るなりニヤァと笑って車椅子のロックを外してくるくる回しますね


四季「やっほー。今日も来たよーしょうねーん……!紅葉のオーナーとはいえ私物化は良くないと思うなー」

瀬川「いやっ……違います……誤解ですおねーさん……」

早乙女「うんうん。私物化はよくない、私物化はよくない」

風鳴「こりゃまたずいぶん若いのが来たな……。畏まってるってことはあれが噂の、ってことか」

四季「あーこれが、ね。ふーん……」

風鳴 「初めましてだな。風鳴颯天、妖精だ。風を使えるから風の精って感じでいいぜ。おっさ……ご主人が世話になってるな」

四季「馬鹿だけど、悪い奴じゃないから。しっかり手駒になってあげてね」

帯刀「あっ四季さーん!見てみて!かわいいでしょこれ!十六夜くんが選んでくれたんだよ!」


▶浅倉を引きずり出すよ。パツパツで少しでも動くと色々見えちゃいそうですね


浅倉 「やめて引っ張らないでください!ほんとに見えちゃうから!うぅ、なんで私まで……」

稲生「おおー、やっぱり似合ってる、似合ってるならさっきのもノーカンで良いよね、うん」

元木「はぁ……、流石現役JCだ、普段となんらかわりゃしねぇ完璧な着付けだな……」


▶ゆっくり拍手をしてじっとりと舐めまわすように見ますね


浅倉「見るなぁ!」


▶裾をなんとか引っ張って生足を隠そうとしていますね。くねくねして艶やかしいです


十六夜「初めまして、僕が十六夜です。拾われました」

来玖「どうも、初めまして。百瀬来玖です」

四季「2人共はじめまして。かわいい衣装だね。十六夜くんが選んだんだ?」

十六夜「はい、一度ちょっと着てみたくて……」

四季「グッジョブよ。かわいいは正義、含羞は正義なのよ」

早乙女「あれ? そういえばコウくんはなんでアレ着てないの?」

瀬川「バイトをやめたんだよ。あんまりバイトの人員増やすのも、って思ってね」

来玖「まあ……、そういう感じらしいです」

百瀬「どうもこんにちは……理由あってコウさんの主になりました……」

早乙女 「なーんだ。あの断り切れないけど最後の抵抗みたいなツッコミ入れてたの面白かったのになー」

百瀬 「案外全員似合うかもしれないなぁ。着てみる?――コウさん」

来玖「……まあ、そういうのなら」

早乙女「百瀬さんも似合うけぇ、一緒に着てみいさー」


▶((´∀`))ケラケラと笑っているのを尻目に、宇佐木は四季に声をかけますね


宇佐木「四季さん〜、お久しぶりです〜。」

四季「お久しぶり、って程でもないけどね。英雄様祭りでボコられたじゃない……」

風鳴「俺としては居てくれた方が楽だったんだがな。コーヒーでいいか、お客様?」

四季「いえ、私が全員もらっていくわ。詳しい話で車でしましょうか。少年、これ」


▶灯風に紙切れを渡します


元木「ところで先生……こないだ学校行ったとき、え、なんすかこれ?」


瀬川「なるほど……援軍要請か。断りきれないね……。帯刀くんは戦力的に残さないといけない。理にはかなってるね……」

帯刀「むー!またこれですよ!5年前も3年前も今もまたお留守番……」

瀬川「帯刀くんがいないとこの付近は潰滅だよ。君が必要なんだ」

帯刀「むー!!!」

百瀬「昨日の学校制服といい、可愛いものは可愛いんですよねぇ、着たいという思いはありますよー。――一緒にどうです?」

早乙女「私が着たら大人向けのイケナイ雑誌になって目隠し入るよ?」

四季「そんな事してる場合じゃないのよ。早く乗りなさいな」


▶浅倉と宇佐木を小脇に抱えて外に出ます。スカートがひらひらとして色々見えちゃってますね


宇佐木「帯刀さんも、英雄様ぐらい強いんですか〜?お話聞きた〜〜〜」

浅倉「なんでまた私なのー!」

稲生「真面目な要件ぽいっから今のうちに着替えてきても……。ダメそう、強行パターンだ……」

風鳴「この格好で外に出たくねぇもんだな。しゃーねぇ、行きますか」

元木「うっす。じゃ、瀬川さん、行ってくるっす……。早乙女さんもいつまでも笑ってないで行くっすよ」


▶元木は店から出る時に通りすがりに脛をかかとで蹴って出ていきました


早乙女「え、ランチは? まだ食べてないやーん!」

百瀬「私たちも行きますかね……」

来玖「そうですね。っととと……、そうですね」

十六夜「いけないおいてかれる……!」

瀬川「パンツ見えてるのはいいのだろうか……。いや、おねーさんだし気づいてないな……」

帯刀「これだから瀬川さんはダメなんです……。いつもいつもたらしこんで……デリカシーもなくて……」


――紅葉キャンピングカー:車内――


▶全員乗った瞬間急発進して、路地裏をくねくねと曲がっていき、気づけば空を飛んでいました。


セグメ「使い魔使いが相変わらず荒い姉ちゃんやで……。またイメクラみたいな服着てんな」

四季「仕方ないでしょー。私にも立場があるんだから」

稲生「うーん、キャンピングカーと言えど10人も乗ると流石にちょっと狭く感じるねー……。顔に当たらないように注意しなきゃ」

早乙女「おじさんいるやん! 触らせてー!」


▶後部座席から運転しているセグメを触ろうとする早乙女をはたき落とします


セグメ「事故るからやめえ!脳内偏差値幼稚園してるんやないんやで」

元木「中坊組って理由で同じ列に並べるのは安直つーか納得いかねぇんすけど……」

浅倉「せめて着替えたかった……」

四季「さて、しょうねんにおもてなししてる途中悪いんだけど今から千葉に行くわ」

来玖「またそこそこの距離のある」

宇佐木「じゃあそれまで寝てますねぇ〜〜……すぅー……すぴー……」


▶車で枕に頭を乗せ、あっという間に毛布をかぶって寝ようとするところを、四季に半ギレで剥ぎ取られます


四季「起きなさいな!英雄様祭りと違って、助言を無視しても生きれるわけじゃないの!平和ボケもいい加減にしなさいな」

宇佐木 「むにゃ!?」

元木「遠足じゃねぇんだ、援軍だ……。っすよね……?先生」

十六夜 「でも、僕たちの力で援軍になるんですかね」

四季「そうよ。今日、千葉で天使の梯子が発生したわ」

稲生「うえー、なんか天使って言葉だけですごくヤバそうな感じがする」

風鳴「なんだそりゃ?」


▶短いスカートの裾の風をうまく操って空中に座っていますね


四季「自然現象よ。光芒とも呼ぶんだけど、この現象が起きた時羅刹が大量発生するの」

百瀬「単なる光の自然現象なのに、なぜです……?」

四季「現象の名前が天使の梯子だからよ。発生した瞬間、周りで天使、もしくは光芒だなと認識する確率が上がり、陰陽のバランスが崩れるの」

風鳴「それの対応に駆り出されたってわけか。悪鬼を潰すぐらいしかやったことはねぇんだが、それで何とかなるのか?」

元木 「思いの力ってやつっすかね、夜叉の力の源になってたりもするそういう……」

四季「天使を認識した……、ということは天使を認識する為に前提として暗い影を認識する必要があるの。他の人より性格がいいな、だからこの人は天使だ とか、今の現状は悪いけど、天使の梯子が出たからいいことが起こるかも」

宇佐木「そんな話、お父さんから聞いた気がしますね〜。――あの時は大変だった〜って、こぼしてました〜」

四季「定期イベントだからね。天使は陽を抽出する為に周りにたくさんの陰を撒き散らすものなの。似たようなもので文化祭とか、パチンコ、競馬とかもそうね」

十六夜「光もあればいいってものじゃないんですね」

四季「陰キャに文化祭がつらかったり、稼ぐ人もいれば負ける人もいる、の一番やばいやつ。それが天使の梯子なの」

元木「はんっ、マッチポンプな奇跡もあったもんだな……」

四季「千葉の範囲全体で観測された天使の梯子は、気づいた人間の細かい負を生成し、纏まって急速に拡大しているわ。夜が来るとどうしようもなくなるから、その前に関東圏の夜叉で駆除作業をするってわけ」

浅倉「小さな悪鬼が多数あるから大きくなる前に叩くってことなんですか」

早乙女「それって夜中までには帰ってこれるってことけ? 助かったわー夜勤が3時からあるけぇ間に合いそうやん」

稲生「英雄……だったっけ?そういう強い人達も来てくれるの?」

四季「そうね。英雄は英雄らしく強敵をボコるわけ。君たちが相手するのはそれ相応の雑魚よ。それに、深夜まで倒しきれないんだったら私含めて全滅よ」

宇佐木「英雄様と一緒に〜戦えるんですね〜、凄く、嬉しいです〜……」

元木「そーいうこった……楽だが楽しい仕事じゃあねぇってことっす……」


四季「セグメント、いつ到着するの?」

セグメ「えーっと……。17時半くらいですかね……。後3時間くらいっす」

四季「ちゃんと説明したので解散!――紫杏ちゃんも寝ていいよ?」


▶四季はイヤホンを取り出し、パソコンで何処かと通信をしはじめました


宇佐木「英雄様か〜うふふ〜……」

元木「んじゃ俺も寝るから、隣で騒ぐなよ現役JC……」

浅倉「英雄さんが出なきゃいけない敵がいるなら、私達がその敵にあたってしまうことも……ってなによ、うるさいなぁ。そっちこそ黙っててよね。あとこっち見たり近づいたりしちゃだめだからね」


▶狭い車内で椅子にすすーっと指で線を引いて、威嚇するように元木を見ていますね


元木「隣に座ってんのにこれ以上近づいたら融合しちまうだろうが……。見るとこも特にねぇくせに……ほんと口だけはよく動く奴だな」

来玖「らしいですよ。僕たちは何してましょうか姉さん」

風鳴「英雄様たちの戦いぶりを見てみたいのはあるが、そんな余裕はねぇだろうな。なあセグメ、具体的に千葉のどの辺りを担当するんだ?俺らは」

早乙女「3時間も何も食べれんのー? ランチ食べそびれたしー途中でコンビニとか売店寄ってよおじさんー」

セグメ「無理じゃい。妖怪の道を通っていくから何処につくかわからん。窓を見てみ、ようわからんことになっとるやろ」


▶気づけば妖怪の道に入ったのか、窓が真っ黒で、外の様子が一切わかりませんね


早乙女「ケチー。――って昼なのに真っ暗やん!?」

風鳴「なるほど、こりゃまた驚いたぜ」

稲生 「ソラのままだと寝にくいし、何か話してたほうが緊張も紛れるかぁ」

宇佐木「英雄様って誰が来るのかな〜、このはさんとか真帆さんかな……。それともあのことりさんとかかな〜ことりさんが来るなら秋夜さんも見れるのかな〜。――どんな風に戦うんだろうな、一目見てみたいなぁ……」


▶浅倉 アングラで判定

 成功

▶ものすごい大きい光芒が出てると、写真ツイがくっそバズってますね。知識層が、これは天使の梯子で~と解説ツイをぶら下げてます


世界の終わりかもしれない…… 12万RT 30万fav


稲生「あー、これのことかー、アニメとかでよく見るやつ」

風鳴「大層な名前が付いてるだけあるな」


▶浅倉のスマホに横やら上から覗き込むよ


浅倉「Twitterじゃそんなもんかー。これを見て負の感情がどうのこうのって、普通に生きてたら考えないよなー」

稲生「文面……なるほど、そういうことねぇ、納得……」

浅倉「いや、このツイート内容がもうだめか。世界の終わりって思いっきり負の方に振り切れてるよね」

元木「おい、そこ解説ツイートあるだろ、全部読め、今回の戦いのヒントになるかもしねぇ……」

浅倉 「むぅ、言われなくてもこれから見るのよ。えーっと……」


▶元木 ナビゲートで判定

 ファンブル[15ダメージ]

▶風鳴 天文学で判定

 成功


これは天使の梯子です。薄明光線ともいい、幸せを呼ぶものとされてます。エンジェルラダーとも言いますね。こんな大きいのは私もはじめてみます

コレット……エクスフィア……うっ

はーすっごーい!こんな写真どうやって撮るんですか!?

エアロゾル粒子がたくさん多く、透過率が高いときに見えます。

光のパイプオルガン……これがそうなんですね

本当に世界の終わりかも😱

今の政府が役に立たないので天使が舞い降りたんですね!!

巻き込みやめてください!

別世界線だと千葉は滅んでいた可能性……?死亡者が出すぎてこちらの世界と接続したのでは?

RTの勢い順7位のツイートです。時速3774RT


▶元木は浅倉のスマホを覗き込もうと立った瞬間にバランスを崩して浅倉の頭に顔から突っ込んで血が出ます


風鳴「お?おいおい、大丈夫かよ。えーとなになに、エアロゾル粒子に透過率。知識人ってのはすげぇもんだな。パイプオルガンってのはどういうやつだ?」

十六夜「四季さん?関東圏って言っても結構遠かったですよね、それでも集められるってどれだけの規模なんですか?」

四季「んー?そうね、200人くらいかしら。英雄は3人呼べたら十分……かなぁ」

稲生 「うっわ……モロに……いたそー……」

元木「そこのツイー、とぉっ、ぶぉっ!?………………」

浅倉「痛い!なんなのよもう!ちゃんとしてよね。あーえっとね、パイプオルガンは教会とかにあるようなおっきい楽器じゃなかったかなぁ」

風鳴「教会か。入ったことはねぇし、機会がありゃ見てみたいもんだな。サンキューツムギ」

元木「――悪かったって……。」

百瀬「あー痛いやつ……大丈夫?これ使う?」

浅倉「まあ私も行ったこと無いし見たこともないんだけどね。他になにか無いかなぁ、どうやって調べればいいんだろ……」

早乙女「関東だけでそんないるんけ?――その中の3人ってそりゃすごいんやんなー」

稲生「んー……何ていうかな、過去にこの現象が起きた時はどんな悪鬼だった、どんな戦いだったかってのは分かります?」

四季「必ず5人は死ぬわ。悪鬼、ってより気づいたら悪鬼の中だったって感じ。来てくれる英雄は今だと星名くんと、幽雅くん。後はみらのちゃんね」

宇佐木「わぁ、そんなに来るんですねぇ〜。私も役に立てるように頑張らないと〜」

稲生「えっ……最低でも5人……?ひええ……」

元木「先生、今物資の補給ってできたりするっすか……?」

四季「いいわよ。ただし、ベルはちゃんともらうからね。妖精ペイで代わりに支払うのは私だし」

百瀬「Fairy Payってまがい物っぽい雰囲気が……」

来玖「妖精の尻尾を掴むような話ですね……」


▶風鳴 世間話で判定

 失敗

▶元木 影の御札 2個購入

▶百瀬 業火の御札 封魔の御札 魔力充填の御札 購入

▶百瀬 魔力充填の御札 来玖 譲渡


四季「妖精は私も詳しくないのよ。なんか気づいたらいる奴らだし」

風鳴「そうか……呼んだか?生憎と尻尾はついてねぇぞ」

稲生「でも気付いたら悪鬼、ってことはみんなで警戒しながらいかないとね……」


▶浅倉 元リンクで判定

 失敗


天使(現政権)を憎んで悪魔憎まず!現代に必要な措置なわけですね!

ぶっちゃけ、これが終わりの始まりってことですよ

私もこれ、見ました。あーこんなの出てるよって曾祖母と一緒に。私が曾祖母に「これ、なんて言うか知ってる?」って聞いたら、戦争の直前にもこんなの見たって。やっぱり神様って見てるんだなぁ~!

私、神様とか信じてないんで。日本人ですよ?普通信じます?

天使とかいるはずないんですよ。バカでもわかる。

この天気だし、傘はいらないな!ヨシ!

こういうのが日本没落の布石ですよね🤔🤔歴史の転換点にはいつも珍しいことが起きる!


百瀬 「今回の悪鬼って四方八方から大量に来るんですよね……?」

セグメ「わからん。配属地によってはわいらが囮で見殺しにされるってのもあるから」

稲生「うええ……やだな……すごくやだ……」

風鳴「多数を活かすための少数、だもんな。理には叶ってるわな」

浅倉「意外とこういう胡散臭いところを見れば……ってそんなかんたんにわからないかー」


▶引用RTをたどっていくと、興味深いツイートを見つけますね


ヒナ推し最団長れぬか@七草隊:

あーヒナたんの更新中止最悪すぎるわ。俺にとっての天使はヒナたんなんだよ!


百瀬「比喩的な天使も影響ありそうだね……。――え、ヒナちゃん?」

早乙女「ヒナって前に学校で暴れてた子の本物?」


▶稲生 ネットサーフィンで判定

 成功


おもしろ5chまとめ:

【悲報】秋月このは、配信中止 1:生理やろなぁ…… 2:まだ来てないに決まってるやろ 3:2レスで地獄にするのやめろ


稲生 「何かもうちょっと情報無いかなー、すいーっと……。うわぁ……見てはいけないものを見てしまった気分……」

浅倉「みんな配信中止?やっぱり招集かかってるのかなー」

稲生「ヒナちゃんもこのはちゃんも配信中止……、なるほどー。……招集かー」

百瀬「四季さん、ここから行くところって視界良好なんですか? 山の中で壕を掘るみたいなことはないですよね……?」

四季「わからないわ。必要な地点の思いを汲み取って動くわけだし」

十六夜 「何もかも着いてみないとわからないんですね……」

四季「そりゃね……戦場なんて10分後には別の生き物よ」

宇佐木「取りあえず〜私たちがやれるだけの事をやるだけですよ〜、そんなに悲観しなくても〜良いと思いますよ〜」

風鳴「そうだな。逆にこれを乗り切ったら良いことを迎えたやつもいるかもしれねーしな」


▶浅倉 ネットサーフィンで判定

 失敗[人間振り直し]


ENOKI広報:

光芒が大きいですね。でも俺は光芒より狐の嫁入りのほうが好きですね。嫁入りするのは誰でしょうね?(秋)


くそっ……っじれってーな やらしい雰囲気にして来ます!!

死ね

ふーん、エッチじゃん

好みの画像だったんで保存した さらばだ…… 

NTRを補強するのはやめろ 

きつい

広報としてやっていいことと悪いことがあるだろ……

割とマジめのガチで死んでくれ


稲生「うーん、さっきのスレと合わせて地獄」

浅倉「ヒナちゃんのマネージャーさんのこういうところ好きじゃないなぁ……」

百瀬「あの方はたぶんあれが平常運転だから……」

風鳴「にしてももう夕方か。夜を迎えずに終わらせてぇもんだな」

十六夜「んーでも、着いたらもう大体夜じゃないですか?大変そうですけど頑張りましょうね……」

宇佐木「けど夜って私好きですよ〜。――周りの小さな音まで聞こえてきて、落ち着きます〜。戦うときも〜……、目で見ようとするより、音で相手がどこに居るか把握した方が簡単だったりしますよ〜」

元木「今更っすけど、今走ってる空間ってなんすか?まさかもう悪鬼の中ってことないっすよね……?」

百瀬「今日は長丁場だから、これを使ってね、コウくん」

来玖「はい、ありがたく」

元木「ヂッ!!」

浅倉「……うるさいなぁ、というか露骨すぎ。あんまりそういう態度とってると嫌われちゃうかもよ?」

元木「何の話だよ、虫が目に入っただけだ……なんか有益な情報でも出てきたのかよ」

浅倉「べつにー?こんなこと今までやったことないから何が有益なのかもわからないよ」

風鳴「着いてみねーと何が有益かっては判断はできねぇタイプだな。はしご以外じゃ妖精と狐の話がちょろっとじゃあな」

百瀬「到着してみないと立地も環境もわからないのは、ちょっとね……」

浅倉「さっきのヒナちゃんのマネージャーさんのツイートで、ファンが切れて負の感情が、みたいなのはありそうだよね。けどそれだといつものか」

稲生「いつものでも普通に厄介だからねぇ……。それが複合化されるとかありそうだからやだなぁ……」

早乙女「もう着く頃かなぁ……。ふあぁ……外真っ暗だと眠くなってくるわ……」

四季「そろそろ着くわよ!シートベルト締めて!」


▶一瞬窓の外から光が見えますね


元木「――捕まっといた方がいいかもな……」

来玖「姉さん、気をつけて」

百瀬「ありがとう、……気をつける」


▶すっと抱きかかえて全身を身体で守るように抱きとめます


稲生「うわー……。着いちゃうかぁ……気を引き締めないとねー……」

浅倉「っとと、ちゃんと締めておかなきゃ」


――戦場の電信柱海岸――


▶気づけば電信柱が立ち並んでいる場所に車が止まっていました。悪鬼独特の肌がひりつくような感触があることから、もう悪鬼の中なんだな、と思いますね。夕陽が沈みそうなのに水平線が歪んでいるのが、明らかですね


四季「おつかれ。ここは……」

セグメ「わいは戻るで!なんかあったら呼んでや、それまでなんとか車はキープしとく」


▶セグメは車のエンジンをつけっぱなしで、全員を降ろします


元木「ちっ……緩やかに中ってわけだ、最悪な入場っすね……」

早乙女「あれこれもう着替えておいた方がいい感じ?」

宇佐木「ふわぁ〜……もう着いたんですねぇ〜……」

四季「総員戦闘準備!木更津だわここ。観光できたわ……」

浅倉「やだなぁ……こうやって悪鬼の中にいるってことを実感させられると、昨日とかのことを思い出して身震いしちゃうな」

四季「私、戦えないから後は任せた!どうしても死にそうならスマホで呼んで!ツーチャンくらいで助けてあげるから」


▶セグメと一緒に車を空に飛ばし、追撃の炎を弾き飛ばしはじめます


百瀬「必死に脱出するのはもうやなんだけど…」

十六夜 「帰る心配より先に生き残る心配、ですよ」

元木「張り切ってるなエロガキ……だが、同感だ!」

風鳴「――なるほど、ね。わかりやすくていいじゃねーか」

百瀬「で、倒すべき相手はどこ!?」

来玖「まあ、いないに越したことはないですけどね」

浅倉「同感って言っちゃったら、それ虚勢になっちゃうじゃん。けど、虚勢でもいいからやるしかないよね!」

早乙女「急いで……」

稲生「うわー、いきなりだぁ、やだなぁ……でも頑張らなきゃ、ソラちゃん大変身ー!」


▶ わかりやすい悪魔のような見た目のいろんな奴らが囲むようにいるのに気づきます。そいつらは見る見る見覚えのある姿に変異していきます。人の姿ですね。


十六夜「もう囲まれてるんですね、これは……」

早乙女「……着替えた!」

元木「フンッ!仕事もせずに帰る心配をするなという意味だ。読解力の無さが露呈したな、来るぞツムギ!」

宇佐木「ずっとここで戦い続けるっていうのは〜、無謀すぎませんか〜?」


▶戦闘前行動 元木 橙

▶戦闘前行動 早乙女 プロテクター マジックプロテクト トップベース

▶戦闘前行動 宇佐木 プロテクター マジックプロテクト

▶戦闘前行動 十六夜 急に歌うよ[昼目、竈、竈、塩祓、塩祓] 


 戦闘開始!


▶セグメの車が炎や雷を縫うように躱し、空に逃げていくのと同時にハコベにそっくりな女の子が落ちてきてニコっと笑います。禍々しい斧を持っています。


▶斧ハコベ ぶん回し(自分を起点に5m全体に4d8)[狙い目タイム、です](物理追加ダメージ+10)

▶全員 回避判定

 宇佐木 浅倉 風鳴 十六夜 成功 13ダメージ[百瀬:蚊雷]

▶スナイプハコベ 通常攻撃

▶十六夜 回避判定

 成功

▶アビス真帆 毒体液(全体に毒2d7の付与)

▶斧が黒い炎を纏い、全体を薙ぎ払いますね。瘴気があるのか、見た目よりかなり範囲が広く感じます。遠くの方で悪魔の羽みたいなものをしたハコベが寝転がり、ライフルを構えているのが見えます。気づいた頃には十六夜の太ももを掠めるように弾丸が飛んでいきました

▶更に目の前にいる白いワンピースの真帆が縦に割れ、毒液のようなものを撒き散らしながら溶けていきますね。気づけば真帆とバブルスライムを行ったり来たりしており、毒霧が周りを浸していきます


浅倉「いきなり囲まれるってそりゃないでしょ!」

風鳴「派手な挨拶してくれるじゃねーか。密集してるんだ、ヤバい奴はすぐ伝えろ!」

十六夜「あぶなっ!わわ、あっちからも……!?」

稲生「うわうわうわ、やばいやばいやばい、こりゃ悠長に攻撃してる場合じゃなさそう……!」

百瀬「痛っ………攻撃してるところはかっこいいのになぁ」

元木「一体どういう思いを集めればこうなるんだろうな。本人がドロドロだって言いたいのか?」

百瀬「今更だけどさ、好きな子たちの姿をしたやつに攻撃される趣味はないんだよ……攻撃する趣味も本当はないけど!」


▶気づけば魔法使いっぽい感じのわかりやすい格好をしたヒナが自分より大きい氷を上空に生成し、叩きつけてきますね。3秒後に押し潰されるのを覚悟して、目を閉じます


▶マジックヒナ ブリザラ(全体に氷4d8)

 14ダメージ[浅倉:薄い本][百瀬:蚊雷][元木:薄い本][来玖:携行食[広域]回復薬G]

▶来玖の手首がポロッと外れ、癒しの風が吹きますね


来玖 「まあ、この位なら捌けますかね」

早乙女 「コウくんすごいやん! 私の出番ない感じ?」


▶来玖 魔力充填の御札 石拾い

 [毒:11ダメージ]

▶[立弓][宮人[塩祓、塩祓]]元木 セージ 影の御札[精霊の加護]エレメントトラップ[キスメ]

 失敗 56+11ダメージ[斧ハコベ:白金冬][毒:18ダメージ]


▶斧ハコベは元木が放った闇を全て自分の体に集め、闇に耐えきれず風船のように破裂して息絶えます


十六夜 「宝物の箱 ママが捨てた するとパパは黙って 窓を全部閉めた」

来玖「えっとこんな感じで……。~♪」

風鳴「へぇ、どういうカラクリだそれ?大したもんじゃねーか」

元木「群れる雑魚共が!影に呑まれろ!」

来玖「まあ、姉さんのためになるなら多少はサポートしますよ。思うところはあってもね」

元木「散れ!消えろ!そこで死ね!トラップ!」


▶十六夜 サルビア ブルーキャンドル[裂帛・柳浪・セラピア]牛乳瓶G 妖怪知識で判定 にゃーん[裂帛・柳浪・セラピア]

 失敗 10回復 21回復[毒:8ダメージ]


十六夜「少しでも全体の回復を……戦線を支えて……」

早乙女「フレー! フレー! 十六夜くん!」


[増援(敵の行動2人ごとに味方を1人召喚する)]


▶[スピードスペル(登場時攻撃を行う)]バニーヒナ 双竜打ち(敵一人に2回攻撃を行う)[狙い目タイム、です]

▶百瀬 回避判定

 成功 失敗 21ダメージ[百瀬:蚊雷]

▶電柱の合間からバニースーツのヒナが出てきますね。鞭を持ってパピヨンマスクをしています。そのまま鞭で叩きつけると地面が砕けます


▶[立弓]浅倉 特攻魔法 ダーク[精霊の加護][エレメントトラップ:キスメ][精霊の加護]

 成功 51+10ダメージ 64+12ダメージ 74+14ダメージ[毒:元木8ダメージ][毒:浅倉3ダメージ]


元木「ハッハッハッハッハ!!消えろ消えろ!ドシャ!ドーシャ!」


▶喉に包丁が刺さった真帆が、そのまま包丁が脊椎の開きのように捌かれ絶命します。


▶タイムカード 元木 セージ ヒール[神籟] 百瀬

 18回復


元木「仕事だ!ルヒ!」

百瀬 「ありがとう、元木さん……」


▶無駄に大きい爪を持ったこのはがそのまま飛び込んできます。引き裂かれるとどうしようもないですね


▶パッションこのは マリアブレイク(敵対象の移動を自分の死亡まで完全不可とする。物理6d6)

▶元木 宇佐木 回避判定

 不可 26ダメージ[元木:オンリーイベントカタログ][宇佐木:オンリーイベントカタログ]

▶[立弓]百瀬 特攻魔法×4 麻黄湯 毒消し エーテル 気力充填の御札 業火の御札 封魔の御札 盾殴り[格ゲーコンボ:闃然 鏗鏘]夜桜[フォトン]通常攻撃[格ゲーコンボ・夜桜]来玖[風鳴:追撃]

 失敗 成功 成功 成功 成功 56ダメージ 3ダメージ 3ダメージ 44ダメージ 33ダメージ 13ダメージ 49ダメージ[アビス真帆:醜悪の毒血液(死亡時同じマスの対象全てに火傷)][スナイパーハコベ:暴発(死亡時、通常攻撃)風鳴][風鳴:回避珠]


▶盾で突撃してそのまま御札を展開し、業火の中を突っ切って自分を起点に爆発を起こすよ。紫や青の血のようなものが雨のように降り注ぎます


百瀬 「御札の使いどきぃ! 業火で燃やせー成仏させろー悪鬼を消し去れー!!」

風鳴「燃やすってんなら手伝うぜ。風よ、巻き上げなぁ!……っぶねぇ!?」

ソラ「ぎゃー!あっつい!しっぽが!焦げた!」

百瀬「ありがとーいやあ壮観!」

浅倉「す、すごい……圧倒的じゃない。私も、私もあれだけできれば……」

元木「流石だな!ハッハッハッハッハ!!!」


▶ソラ サモン鳥[輪廻彩声]

 [毒:11ダメージ]

▶風鳴 毒消し ワセリン 哨戒で判定 妨害結界

 ファンブル[一番近くの味方に通常攻撃:サモンA]9ダメージ


ソラ「今こそ強くなった不死鳥さんを呼び出す時!現れいでよ不死鳥さん……たち!敵を燃やして、みんなを守って!」

風鳴「俺も先に向かってるぜ、そのついでに観察と風の結界を……ヤベェ!?ソラ避けろ!」

ソラ「わ゛ー!?妖精のおにーさん!なにするのー!?」

風鳴「すまねぇ!……手元が狂った……なんともないか!?」


[増援]

▶[スピードスペル]腕このは ヤンデレの束縛(自分と同じ位置に壁HP30)発生、ときメモ爆弾(隣のマスに踏んだ時、10d8の地形効果の設置)マイ・スイート・ハネムーン(目視遮蔽の壁) 抱きつき(対象を選んで自分と同じマスに移動させる。物理6d5)

▶浅倉 回避判定

 不可 14ダメージ[浅倉:オンリーイベントカタログ]

▶電柱の隙間から、腕がでろでろに伸びているこのはが出てきますね。浅倉の首を腕で掴んで無理やり引き寄せ、首のあたりを轢ませる音が当人の耳に聞こえます。


浅倉「くっこのぉ!離してよっ!」

元木「――つくづく似合う女だな。やれやれ」

浅倉「ぐぇ……この……」

百瀬「卑怯な……」

ソラ「あっ……おねーさんがっ……!ううっ……ひとまずあの2人を掴んでる敵を倒さなきゃ……!」

風鳴「こっちのドジに合わせてやってくれやがる……。ここからじゃ届かねぇ、どうする……」

百瀬「全部燃やせばいいとは思うんですが……!――まずはとにかく、紬さんを助けないと……」

ソラ「でももしこっちにも敵が出てきたらヤバイ……。とりあえずこっちの不死鳥さんは待機してて」


▶[立弓][宮人[朝倉、朝倉]]不死鳥 待機

 放棄 37ダメージ 35ダメージ


十六夜 「手前の邪魔な奴は壊せます!浅倉さんのことは誰か……」

ソラ「おお……!そうだ……前線の人たちがきっとおねーさんを助けてくれる!ソラたちは退路を確保するんだ……索敵お願い、不死鳥さん」


[増援]

▶[スピードスペル]足のないハコベ 憑坐の波動(現在値以上に回復できなくする) 

▶杖を付きながら不気味に笑うハコベが、黒い霧を噴出させます


▶[立弓]早乙女 ホーリーライト[精霊の加護]

 失敗 放棄 失敗 10+2ダメージ


十六夜「――誰かじゃない、まだ出来るから……!」

早乙女「下がってーっと……こっれでもくらえー!」


▶消毒液パックが爪にあたり、そのままパッションこのはの爪が溶けるように消えていきますね。なんとか振り払おうとしますが、その雫が体に辺り酸に溶けるように消えていきました


元木「ようやく解放されたな!さらばだ!」


▶[ヤマメ]宇佐木 通常攻撃

 成功 58ダメージ

▶破魔矢が腕を引きちぎり、そのままこのはは飛ばされるように塵になりました


元木「引け!クグモド!」

宇佐木「その人は仲間なので~離してください~」

浅倉「げほっげほっ」

浅倉「ありがとうございます……。ああもう、何でこんなに首締められてばっかりなんだ……」

元木「好機!こっちだ!来い!」

浅倉「潮時?もう十分なら撤退しなきゃ……あっちか」

ソラ「やった!残りの一体は……かなり遠い!今のうちにみんな一気に逃げよう!索敵は不死鳥さんたちに任せて!」

百瀬「もうあとは走るだけだよね」

早乙女「ひーどんどん湧いてくるけぇー!――もう嫌やーん!」

風鳴 「どいつもこいつも頼もしいもんだな。よし急ぎな!」


▶逃げているとキャンピングカーが空中スレスレで飛んできます


セグメ「こっちや!英雄が到着したおかげで逃げ切れる!撤収や!」

宇佐木「英雄様ですか~一目見たかったですけど~、皆さんボロボロですし~しょうがないですね~」

百瀬「おお……」

十六夜「助かった……!もうむり」

ソラ「しかもグッドタイミング!のりこめー!」

百瀬「本物は見てみたかったですね……」


――紅葉キャンピングカー――


四季「やー。久しぶりに旦那様にあったのよー!戦場に来て1つはいいことがあるものね」

稲生「うあ゛ー、あっぶなかったぁ……みんな大丈夫ー……?」

百瀬「なんとか全員揃って戻ってこれたのはよかったですよ……」

来玖「何事も、命あっての物種ですしね。上々だと思いましょう」

浅倉「いつもよりはマシ、ですけど……」

風鳴「戦場で会いたくない、って感想にはならねーんだな。全員生存できたし上々だな」

元木 「――アレのどこらへんが天使様だったんっすかね……?ベルセルク的な意味で……?」

宇佐木「敵さん、可愛かったので〜天使だったんじゃ、ないんでしょうか〜」

元木「――可愛かったぁ……?性癖歪んでんじゃねぇのか……?」

十六夜「それよりまだ結構な数が残ってたと思うんですけど……あとは全部英雄さんが?」

四季「そうよ。片手間に殲滅してくれると思うわ。旦那様もいるし、余裕よ余裕」

元木「でしょーね、あの程度俺らでも楽な方っすからね……」

稲生「あれが全員本物だったらまさに天国だったのになぁ……見た目がエグいやつは除いて」

風鳴「殲滅だもんな、どうやってくのか見たい気持ちはあったな……。――いつかそんな余裕ができればいいんだが」

百瀬「強くなりたい、って思います」

来玖「守れるだけの力はほしいですよね」

浅倉 「――今の自分のことを思うと、英雄なんてなれないかもしれないって思っちゃいます。けど、死にたくはない……。まだ、死にたくない」

宇佐木「そうですよね〜、私も英雄様みたいな強い夜叉になりたいです〜」

早乙女「英雄様って結局……えーと、星名くんさんと、幽雅くんさんと、みらのちゃんさんとみんな来てくれたんけ。一人くらい会ってみたかったなー」

セグメ「ワイが見たのは千和……幽雅はんやな。いつ見てもあの赤黒い波動砲はかっちょええ」

十六夜「それ人が撃ちだせるものなんですか……?ロボット?」

早乙女「おじさん見れたんけ? ずるいー!」

セグメ「車壊れるかどうかで必死やったからちらっとだけどな。桜吹雪が見えたしみらのはんもおるんやろな」

早乙女「花吹雪纏って戦うとか格好いいなぁ……。私もなんかそういうの出来んけぇなぁ?」

稲生「うへー、息上がって熱も籠もる……でも脱ぐわけにはいかないし我慢しなきゃ……」


▶ただでさえ短い小学生服をピラピラさせて、涼んでいますね。パツパツなので服が汗に張り付いています


風鳴 「――上ばっか見ても首が痛くなるだけだな。俺らなりにどう強くなれるのか、おっさんたちに教えてもらおうや」

四季「今後も援軍要請はちょくちょく来ると思うわ。その時のために、死なないために努力した結果英雄になる。世の中、そんなものなのかもしれないね」

元木「――俺たち夜叉は……。死ぬか、英雄になって死ぬかしかねぇーんだわ……」

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