カクヨムリワードを上げるには

椎名稿樹

カクヨムリワードを上げるには

 結論から述べますと、人の作品を読むことが大切だと思います。

 つまり、読み合うということです。


 ご存知の通り、カクヨムリワードは広告収入の一部還元という形で、カクヨムユーザーに支払われます。

【広告】というのがポイントです。どんなにいい作品を書いても誰にも読まれなければ広告表示されません。それゆえ、その対価は受け取れません。

 カクヨムロイヤルプログラムでは、『カクヨムが広告で得られた収入をユーザーの活動状況に応じた報酬としてプログラム参加者へ分配』と明記されています(https://kakuyomu.jp/info/entry/kakuyomu_loyalty_program_start)。従って、全体の広告収入、つまりカクヨムの運営側が受け取る広告収入を増やさないといけません。そのためには、作品を書くだけではなく、他の人の作品も読み、全体の広告収入を増やしていかないといけません。


 カクヨムロイヤルプログラムのスタートで、今まで読み専の人が小説を書くようになったり、カクヨムの新規ユーザーが増えたと思います。そこで大切なのが、できるだけ新規参入者の作品も読んであげることが大切だと思います。ランキング上位作品が読まれる傾向があると思いますが、新着小説も読んであげることが重要だと思います。

 もちろん、文章力の向上を狙うのであれば、ランキング上位作品を読む方がいいかもしれません。しかし、カクヨムリワードを上げるには、ランキングに囚われない読み方も重要になると思います。


 この記事の執筆時点では、初回のカクヨムリワードはまだ確定していませんが、おそらく多くの人が予想よりもカクヨムリワードが少なくなることに落胆したかも知れません。それは、18~20アドスコアにつき1リワード程度になると見込まれているからです(https://kakuyomu.jp/info/entry/klp_adscore_note)。これも始まったばかりなので、前述のように全体の広告収入が上がればこの相場もいい方向に行くと思います。


 カクヨムユーザーであれば、読んだ後に『応援ボタン』を押してあげるのも大切だと思います。もちろん☆マークでも同様です。何らかのアクションをしてあげることによって、書き手の意欲にも繋がります。読み手と書き手の双方が増える必要があるのです。

 書き手が減ってしまうと、全体の広告表示も減りますし、読み手も減ってしまいます。それによってさらに広告収入が減ってしまうと言う、負のスパイラルを招いてしまいます。

 ランキング上位者であれば固定のユーザーが多いかも知れませんが、新規参入者は固定のユーザーは少ないです。彼らの意欲を駆り立てる上でも『応援ボタン』などを押してあげるなどのアクションが重要になるのです。

 こう言う行為が積み重なることによって、カクヨムユーザー全体の文章力やより良い作品が多く誕生すると思います。それが最終的には広告収入の増加をもたらし、我々だけでなくカクヨム運営側にもより良いサービスの維持ができるようになると思います。

 

 また拡散も大切です。TwitterなどのSNSを利用している人であれば、自身の作品だけでなく他の人の作品を宣伝(例えばリツイート)することによって、より多くの人の目にカクヨムの作品が知れ渡ります。それが広告収入の増加にも繋がると思いますので、SNSによる拡散も重要になると思います。


 まとめますと、互いの作品を読み合うことにより、それが広告収入の増加につながり、我々カクヨムユーザーにとってより良い作品を書くことへの意欲にも繋がります。



 

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