第13話 ものの価値

 無駄遣いもいろいろあって、使うものもお金や時間や才能やいろいろあると思います。

 正月に福袋を買ったのですが、色々無駄だったなぁと思います。

 

 何年も前ですが、福袋を買って痛い目を見たので、買うことはなかったのですが、たまには正月らしいことでもとなぜか思ったので買ってみました。

 洋服の福袋です。

 

 好きなブランドだし、わりと評判良いらしいし、1万5千円で5万相当入ってるとか期待しちゃうじゃないですか。

 

 結果はまあこんなもんイラネというわけなんですが、オレンジのニットとペラいパーカーとフードの付いた黒いブルゾンとベージュのコートでした。

  

 ニットもなんというかその色を買うことはないだろうので、一枚あったら良いかもですけどね。パーカーも悪くはないけどGUのパーカーのほうがよっぽど良いかなぁと。黒のブルゾンは薄手だったのでまあ春には着れるかもで、一番よかったけどこれだけじゃなぁと。でもなんかちょっと安っぽい感じですね。

 コートは別のコートを買ってたのもあるのですが、生地の安っぽさとシルエットがなんかなぁという感じでした。


 まあね、期待しすぎてたんです。まあ値段なりのものです。3000円くらいのものが4つはいってたと思うしか無いですね。

 運を天に任せるより好きなものを買うほうがよほど良いものが買えたと思います。

 まあでも開けるまでの期待感とかわくわく感は良かったですね。開けた後のがっかり感も含めての買い物だったんじゃないかと思います。そういう価値を買ったんだと思います。


 先日書いた創作系のサイトに書いてあったのですが、創作の才能の目安というものに、なにかを流行らせたことがあるかどうかというものがありました。

 

 そういえば、黒酢はなんか知らんうちに流行らせてましたね。


 面白いものとかをより面白く伝える能力は確かに創作に活かせそうな能力ですよね。

 

 カクヨムでもやっぱりレビューが上手いひとは作品も面白い傾向にあるんじゃないかと思います。

 レビューを書くことはそういう練習にはもってこいかも知れません。

 

 カクヨムのシステムというか、小説投稿サイトの側面に読者は下読みをしているようなもんだなぁと思ったことがあります。

 公募の一次審査みたいなものですね。

 流行るものは当然ある程度小説の形になってないと流行らないでしょう。面白ければ流行るというものじゃなくても、流行っていればある程度整った小説にはなっているはずです。


 まあ、あまり深く考えすぎずに気軽にやりたいものですけどね。どうも余計なことを考えすぎる気がします。

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